理科ハウスで起こるさまざまなできごと。
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2025年3月25日(火) (NO.1141)
理科ハウスで同窓会
今日は、夏のサイエンスフェスティバルに出展してくれた横浜サイエンスフロンティア高校のメンバーが集まりました。
これまで部活を引っ張ってきた高3が卒業するからです。
さらに、その前の先輩(大学1年)も加わって、同窓会状態に。
みんなで久しぶりに集まるのに、理科ハウスを会場に使ってくれるのは嬉しいですね。
おしゃべりも楽しいけれど、せっかくなので、
生解説動画「ラミエルの世界」の体験
プラネタリウム「宇宙の未解決問題」
チーム対抗!ミネラルウォーターテイスティング大会
アリストテレスの質問
などをやりまくりました。
盛り上がる、盛り上がる!
卒業した新大学生が「これまでは勉強だったけど、大学生になったら学ぶぞー!」と目を輝かせていたのが印象的でした。
その通り!
みんなで集まりたくなったら、また理科ハウスを使ってください。
理科ハウス 山浦 安曇
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2025年3月20日(木・祝) (NO.1140)
特別づくし!かわいじゅんこさんのプラネタリウム
今日は「宙の学校」の日本でただひとりプラネタリウムプランナーのかわいじゅんこさんによる星の生解説が聞ける特別デイでした。
特別なのは解説だけではなく投影機も特別です。
コンパクトなのに、100万個の星を映してくれる「メガスタークラス」!
理科ハウスのちっちゃいドームも迫力満天!
思わず「きれい!」とため息がこぼれます。
集まってくださったのは12家族、学校の先生もおられました。
そこで1回増やして、計4回の入れ替え制となりました。
春分の日だったので、理科ハウスでは恒例の、玄関前で影曲線の観察を行いました。
影曲線は春分の日と秋分の日だけは直線になる特別の日なのです!
調べると本当にそうなってるからびっくりです。
かわいさんはドームの中でこのことについてもちゃんと解説してくれました。
毎年、特別デイを作ってくださって本当にありがとうございます。
また、来年もよろしくお願いします。
理科ハウス 森 裕美子
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2025年3月8日(土) (NO.1139)
春から高校生
卒業式も間近な中学3年生6人が「原子のなかみ」を見にやってきました。
前々から見たい!と言っていたので、とても楽しみにしていたかもしれません。
この「原子のなかみ」は、日本のノーベル物理学賞受賞者5人の業績と活躍を解説したものです。
教科書には書いていない内容ばかり。
ところが、朝永振一郎、湯川秀樹、小柴昌俊のことはすでに知っている人もいました。
すばらしい中学生ですね。
話を始めると、次第に前のめりになりみんなの目がキラキラし始めました。
それを見て私も楽しくなってきました。
とにかく「知りたい」という気持ちがあふれんばかりなのです。
いいですよねー。
逆にエネルギーをもらった時間でした。
春からは高校生、自分のやりたい勉強がもっと思いっきりできるでしょう。
「原子のなかみ」は続編があるのでまたみんなで見に来てね!
理科ハウス 森 裕美子
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2025年3月1日(土) (NO.1138)
ドームの中で広がる宇宙
今日はプラネタリウムドーム内でのできごとを紹介します。
理科ハウスではドームに入る前に問診票を記入してもらっています。
満月、三日月、金星、木星、彗星など、見たことある星にチェックを入れます。
たくさんチェックを入れた人は、星に詳しい人に違いありません!
ドームに入ったらその方の星見の体験談を聞くのが楽しみです。
そして、人数が少ないとドームの中で寝転んだりできます。
横になって見る星空は気持ちがいいですね。
話が弾みすぎて30分を超えてしまうこともしばしばです。
あるとき、中学生一人だけのときがありました。
時間の話になって「550年光年離れているべテルギウスから地球を見たら、戦国時代が見えるかも」なんて不思議な話になってしまいました。
「ベテルギウスでの時計と私たちの時計を合わせるのは難しいよ」ということになり、
話はだんだん相対性理論の話へ。
こんな風に話はあっちこっちに行ってしまいますが、
でも興味を持ってくれたので、よかったかなと思っています。
質問にはできるだけ答えるようにしています。
未体験の方はぜひ一度ドームの中に入ってみてください。
理科ハウス 森 裕美子
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2025年2月17日(月) (NO.1137)
ホウノキの研究
2024年10月5日、東京大学と住友林業が共同開発した世界初の木造人工衛星「LignoSat」が打ち上げられました。
この人工衛星に使われた木が「ホウノキ」です。
人工衛星に使われる程の強度を持つホウノキとはどんな木なのか。
ちょうど近くの公園にホウノキが1本生えており、地面に枝が落ちていたので拾ってきました。
それを他の樹木と比較できるようにしたのが下の展示。
手で触ったり断面を観察すると、ホウノキの強さがわかります。
ホウノキってすごい!
ある日のこと、理科ハウスの常連Sさんが「私はわかる」とホオノキをすっと選びました(たいていの方は迷う)。
聞けば岐阜のご出身とのこと。ホウノキの葉を使った朴葉味噌が有名でよく調理するのだとか。
そこで出たのが、朴葉味噌はどうして香りがいいのか?ホウノキの葉には特別の香り成分があるのか?という疑問です。
早速、葉を燃やして香りをかぐ実験をやってみました。
確かに香りはあるが、これは枯れ葉が燃える匂いではないか?
うーむ。
そこでSさんの発案で、本場の「朴葉味噌」を体験してみることになりました。
まず、朴葉をしっかり濡らす。そこに味噌、ネギ、椎茸などをのせ、ふつふついうまで七輪で焼いていきます。
たちまち芳しい香りがたちのぼり、道行く人の鼻孔をくすぐります。
この香りは、味噌が焦げる匂いではないか?
しかしこの時点でもはや匂いの根元はどうでもよくなり、
白いご飯にのせて食べることに意識が集中してしまったのでありました。
宇宙関連ニュース→ホウノキの展示→ホウノキの香りの研究→朴葉味噌パーティ
やりたい、知りたいが続いていきます!
Sさん、素敵な体験をありがとうございました。
理科ハウス 山浦安曇
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2025年2月7日(金) (NO.1136)
星ナビに掲載!
「星ナビ」という月刊の天文雑誌をご存知でしょうか。
このたび、理科ハウスが「星ナビ」3月号に掲載されました。
「由女(ゆめ)の星のめすまま」という紹介コーナーです。
イラストレーターの由女さんが理科ハウスに直接来て取材してくださいました。
通常は1ページのコーナーなのですが、紹介したいことがたくさんありすぎて2ページ展開になったとのこと!
嬉しいですね。星ナビさん、ありがとうございます!
取材をしてくださsった由女(ゆめ)さん。
1日では遊び足りなかったので、2月中にまた来館してくれるそうですよ。
リアル由女さんに会えるかも!?
理科ハウス 森 裕美子
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2025年2月1日(日) (NO.1135)
理科ハウス名物 プラネタリウム2025
はじまりました!
期間限定のプラネタリウムドームでの星の解説です。
今年のドーム組立も手伝ってくださる方がいて、ほんとに助かりました。
年々体が思うように動かんようになってきたから不安でいっぱいでしたが、無事にできあがりました!
できあがってみるとやはりいいですね。別世界って感じです。
組み立てが大変なのになぜプラネタリウムをやるのか、それには理由があります。
それは、プラネタリウムでしか伝えられないことがあるから。
もちろんドームの外でも、星や宇宙の話はできますが、
ドームの中では、自分たちのいる場所を空間の中に浮かばせてイメージすることができるのです。
スケールの大きい話がイメージしやすくなるのも暗闇だから。
理科ハウスではプラネタリウムのために、とっておきのストーリーを用意しています。
2週替わりで、お話の内容を深めていきます。ぜひ全部クリアーしてください。
そして、今年も新しいピンポンクイズを考えているので、ぜひ試しに来てくださいね。
3月20日(木・祝)にはゲスト解説で、かわいじゅんこさんが来てくれます!どうぞお楽しみに。
理科ハウス 森 裕美子
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2025年1月19日(日) (NO.1134)
T高校地学生物部
大学入試共通テスト2日目の日、神奈川県立T校の地学生物部のみなさんが顧問の先生といっしょに来てくれました。
昨年、高校の先生方の見学会を行なった際、先生がぜひ生徒を連れてきたいとおっしゃって、理科ハウスツアーが実現しました。
県内といっても理科ハウスまで1時間半はかかる高校です。
遠いところ本当によく来てくださいました!
高校科学部が来館したときは、たいてい生解説シリーズのどれかを体験していただいています。
今回は「原子のなかみ」を見てもらいました。
みんな計算問題に真剣に取り組んでいます!
「教科書に書いていない」というフレーズ通り、聞いたことがないことばかりでびっくりしたでしょう。
でも、「科学は奥深いもの」ということを高校生には知ってもらいたいです。
この「原子のなかみ」には続きの「原子のなかみⅡ」がありますので、
興味がありましたらぜひ続きを見てください。
理科ハウスには、科学展示があちこちに置いてあります。
その中でもみなさんが一番気に入ってくれたのは、「音で世界旅行」でした!
理科ハウスのてっぱんネタです!
顧問のY先生、T校のみなさん、ご来館ありがとうございました。
理科ハウス 山浦 安曇
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2025年1月12日(日) (NO.1133)
カラフルタワー
まだまだお正月気分が抜けない理科ハウス。
何か心が明るくなる実験をしたいなーと「カラフルタワー」を作ってみることにしました。
カラフルタワーとは、濃度を変えた水溶液に色をつけて、重ねて入れていくというもの。
これまでに何回もやってきましたが、けっこう難しい。
なめてると、色が混ざってきれいにできないのです。
11日にカラフルタワーを作ったMくん。
そこそこいい感じにできたのに、自分では気に入らなかった様子。
翌日にリベンジしに来ました。
このチャレンジ精神が素晴らしいね。
そしてできあがった作品がこちら。
おお、なんと美しい!
これまでのタワーの中で一番くっきり重ねられたと断言できます。
「もっと分離させるにはどうしたらいいか」という研究姿勢があったからこそ。
年始めからいいものを拝むことができましした。
Mくん、ありがとう。
理科ハウス 山浦 安曇
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2025年1月12日(日) (NO.1132)
中学自然科学部 初遊び
今日は地元の中学自然科学部のメンバーが遊びにきました。
理科ハウスでは以前から自然科学部の活動のサポートをしています。
今年はどんなことをしたいのか聞いたところ、
これまで室内で化学実験することが多かった。「自然科学部」というからには「自然」を知る活動をしたい、とのこと。
それならば、池子の森自然公園で行なっているモニタリング1000里地調査をやってみないかということになりました。
池子の森自然公園では、逗子市緑政課の管理のもと、さまざまな環境調査が行なわれています。
そのひとつに環境省が行なっている「モニタリング1000里地調査」というのがあります。
手始めに、「中・大型哺乳類赤外線カメラ調査」の画像解析の練習をしてみました。
森の中に設置したセンサーカメラの画像を1枚1枚見ていきます。
「こんなのいるんだ!すごい!」とみんなびっくり!
学校のすぐ近くで人知れず生きている動物の存在を実験することができました。
彼らにはこれからも調査に関わってもらいたいと思っています。
理科ハウス 山浦 安曇
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2025年1月11日(土) (NO.1131)
おみくじで初笑い
今年も毎年恒例の「アセトンみくじ」でみなさんをお迎えしました。
アセトン(マニキュアの除光液)で文字を書いて、水に浸すと文字が浮かび上がります。
大吉から大凶まで、選ぶ手も慎重になります。
どんなメッセージが書かれているか、それは秘密。
科学館でこんなこと言うのもなんなのですが、
「当たってる!」「本当に起きた}と評判なのですよ。
凶を引いちゃった人にも、吉を引いて安心した人にも、笑えるメッセージが書かれています。
年始めの運試し&初笑いにきませんか?
理科ハウス 山浦 安曇
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2025年1月5日(金) (NO.1130)
明けましておめでとうございます
理科ハウス 森 裕美子・山浦 安曇
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