トップページ理科ハウスの想い利用案内スケジュール日記調査研究石原純ショップ問い合わせ

こちらでは過去の日記を公開しています。

最新の日記はこちら

2018/2017/2016/2015/2014/2013/2012/2011/2010/2009/2008/2007

------------------------------------------------------------------------

2011年12月22日 (木) (NO.325)

今年最後のレクチャー

今日から理科ハウスはお休みです。

明日とあさっては逗子図書館で実験教室を行ないます。

23日はわゴムを使ったおもちゃづくり。

24日はレーウェンフックの顕微鏡(ひとつのレンズで見る顕微鏡)を作ります。

今年もたくさんの方が理科ハウスで楽しんでくださいました。

ありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えください。

理科ハウス 森裕美子

------------------------------------------------------------------------

2011年12月15日 (木) (NO.324)

クリスマス×クリスマス

理科ハウスのエントランスに飾ってあるリース、すてきでしょ。

Tさんがつくってくださった生木のリースです。

ドアを開けるたびに、森の香りが漂ってきてとってもさわやか。

リースがあると、クリスマス気分が盛り上がってウキウキしますね。

Tさん、ありがとうございました!

他に、音や光でクリスマスを楽しむコーナーもつくりました。

また、18日(日)、20日(火)、21日(水)の4時からは「クリスマスレクチャー・ろうそくの実験」をやります。

どなたも参加できますので、ぜひ遊びにきてください。

今年の開館日は、18日(日)、20日(火)、21日(水)の3日です。

理科ハウス 山浦安曇

  

               外からも見えます!

------------------------------------------------------------------------

2011年12月12日 (月) (NO.323)

月食 見ました!

10日夜の月食を見ましたか?

実は私たちは第11回全国科学教育ボランティア研究大会に出席するために千葉市にいました。

9時45分、月の左端が欠け始めました。

そして少しずつ地球の影が月の上に重なっていくのがよく見えました。

その後も、運よく皆既月食の赤い月を見ることができました。

この現象を見たら月が地球より小さいということもよくわかります。

今回見のがしてしまった人は次回ぜひ挑戦してみてください。

次の皆既月食のチャンスは2014年10月8日です。

赤い月は見ることができませんが、部分月食を見るチャンスは来年の6月4日です。

理科ハウス 森裕美子

  

                  欠けはじめた月    千葉市にて観察

------------------------------------------------------------------------

2011年12月4日 (日) (NO.322)

クリスマスのプレゼントは?

クリスマスまであと3週間。

サンタさんに何をお願いしようか悩む季節になりました。

そこで、No.319で紹介した「水のあぶりだし」で、サンタさんへひみつの手紙を書くコーナーをつくりました。


まずはみょうばん水で練習してから、本番の手紙をかきます。

ずっと前から決めていたらしく、すぐに書きはじめる子。なかなか欲しいものが見つからなくて、長いこと考えている子。書いた字はすぐに消えてしまいますから、もうだれにも読まれることはありません。


それを折り紙の靴下に入れて持ってかえってもらいます。

「サンタさんは水につけることを知っているかなあ」

「手紙はどこに置いておいたらいいの?」

夢ふくれまくりの子どもたち。

12月21日までやっていますので、ぜひ遊びにきてください。

理科ハウス 山浦安曇

  

   「辞書なんてどう?」とおうちのひとから声がかかりますが、まったく無視する子どもたち

  

     「DS」、「Wii」、「マリオカート」、「犬」・・・。お友達のほしいものをみるのも楽しい!

------------------------------------------------------------------------

2011年12月3日 (日) (NO.321)

教職課程授業@理科ハウス

横浜市立大学の教職教養科目の授業が理科ハウスで行われました。

テーマは、「博物館・科学館を利用した理科・科学教育」。

理科の先生をめざす学生さんが、理科ハウスの展示を通して、これからの理科教育について考える授業です。


ハウスのあちこちにしこまれた「しかけ」をたっぷり体験していただいた後で、

グループごとに「こんな展示あったらいいな」アイディアを考えてもらいました。

頭をつっこむだけで見ることができるぷちプラネタリウム

サザエさん家系図をつかった血液型遺伝のしくみ

虫の鳴き声クイズ  などなど

ユニークなアイディアが次から次へと飛びだしました。

ぜひ採用してみたいです!


展示は生きもの。

イメージ通りに使ってもらえないときもあれば、

予想外にウケて、どんどん進化していく展示もあります(私どもはこういう展示を「化けもの」と呼んでいます)。

ただの置物にならないように、展示と人をつなぐのが私どもの役目。

理科の先生をめざす学生さんたちに、「魅力的な授業づくり」のヒントになればと思います。

理科ハウスはこのような実践授業も受け入れています。

ぜひご活用ください。

理科ハウス 森裕美子 山浦安曇

------------------------------------------------------------------------

2011年11月27日 (日) (NO.320)

はじめての素粒子カフェ

「素粒子を研究しています」と自己紹介すると、

「素粒子はむずかしいですよね」と言われてしまい、話が続かないというかっぱはかせ。

理科ハウスのサイエンスカフェへの申込みがあっという間に満席になったことにびっくりしていました。


素粒子の話、ついていけるかなと思っていたら、

はじめに画面に映し出されたのは、なんと「クッキー」。

クッキーはなんでできている?材料はなに? というやさしい問いかけにホッ!

みんな余裕顔でカフェスタートです。


それでも話は次第に未知の領域へ。

かっぱはかせが、水の分子H2Oの説明をしようとしたら、

子どもの方から先に「Cは炭素、Oは酸素」との声が出て、拍子抜けしてしまう場面も。

クォーク族のアップやダウンという素粒子の話に入ってくると大人も子どもたちもついていくのが大変です。

それでも次々と質問を出す子どもたち。

「ミューニュートリノとタウニュートリノはどこがちがうんですか?」

「他とくっつかないから、それ以上分解できないってこと?」などなど。

後半は放射線の崩壊の話が加わって話は大人の関心事へ。

けれどもかっぱはかせがなぜ素粒子の研究をしているのか、ってことはよくわかりました。

物が何でできているのか知りたいっていうのは人間の根源的な疑問なんだろうね。やっぱり。

理科ハウス 森裕美子

  

    子どもたちからばんばん質問が。おとなの方は後ろの方に座っていただきました。


  

      おやつは、素粒子クッキー。クオーク族とレプトン族の組み合わせで。

------------------------------------------------------------------------

2011年11月27日 (日) (NO.319)

水であぶりだし

「あぶりだし」って知ってる?

「しらなーい!」

そう、今の子どもたちはあぶりだしを知らないのです。

今日は科学実験大好きなイシヅカさんが小学生に「あぶりだし」を教えてくれました。


あぶりだしといっても、火はつかわずに水につけるだけなのでとっても安全。

まず、ミョウバン水で紙に字を書きます。字が見えなくなるまで乾かし、水にそっとつけると・・・

消えた文字がふわっと浮かび上がります。

その瞬間、子どもたちの口から「あっ!」という声が。

「私にもやらせて~」子どもたちはあぶりだしのマジックにすっかり魅せられてしまいました。

「なんて書こうかな?」

「心!」

こんなときオーソドックスな言葉しか出てこないのが、なんだかおかしいですね。

イシヅカさんは、ミョウバン水の他に除光液のあぶりだしも教えてくれました。

「魔法の手紙みたいだね」

「クリスマスのプレゼントも、この手紙でお願いしたら」

あぶりだしが新しい遊びに発展しそうです。

イシヅカさん、ありがとうございました。また楽しい実験を教えてください。

理科ハウス 山浦安曇

  

       はじめてあぶりだしを見るこどもたち。「おもしろーい!やらせて!」

------------------------------------------------------------------------

2011年11月20日 (日) (NO.318)

サイエンスアゴラ2011に出展!

お台場でのサイエンス・アゴラは出展者、参加者ともに非常に多く、大盛況となりました。

私たちの展示を見てくださった人は2日間でなんと300人を越えました。

理科ハウスのホームページ(№314)を読んで来てくれていた人も何人かいました。


理科ハウスが紹介した科学館とオリジナル商品は、


北海道総合博物館(北海道)の デスモスチルス耳かき

おたる水族館(北海道)の アザラシお箸

鴨川シーワールド(千葉)の ぬいぐるみ鍋つかみ

日本科学未来館(東京)の ミドリムシクッキーと実験キット

国立科学博物館(東京)の ペーパーモデルとかはくトランプ

科学技術館(東京)の 立体写真キット

目黒寄生虫館(東京)の サナダ虫Tシャツと寄生虫キーホルダー

理科ハウス(神奈川)の 周期表Tシャツと周期表クリアファイル

奇石博物館(静岡)の 地球の歴史トイレットペーパー

生命の海科学館(愛知)の 段ボールキットとクリアファイル、シールなど

名古屋港水族館(愛知)の ペンギンの羽根ストラップ

JT生命誌研究館(大阪)の 生命誌トランプなど

大阪市自然史博物館(大阪)の 虫へんTシャツ、鳥へんTシャツ

大阪市立科学館(大阪)の ミニブックシリーズ

明石市立天文科学館(兵庫)の 学習用星図と土星のコーヒーカップ

岩国市立ミクロ生物館(山口)の げんせいせいぶつストラップ

以上の16館31品でした。

知っているのがありましたか?

行ったことのない科学館があったら旅行に行ったらぜひ立ち寄ってみてください。

これ以外の科学館でも、こんなおもしろいグッズを売っていたよ!という情報がありましたら

ぜひ教えてくださいね。

理科ハウス 森裕美子

  

1点1点に、製作にたずさわった方のおすすめポイントや苦労した点についての解説板をつけました。

これがけっこうウケました。

  

     右の壁にはってあるメモは、立ち寄ってくださった方からいただいた感想です。

       ご協力いただいた科学館には、後日レポートをお送りする予定です。

------------------------------------------------------------------------

2011年11月6日 (日) (NO.317)

石原純の『偉い科学者』をアップしました

東京大学駒場教養学部で「第8回理科読シンポジウム」がおこなわれました。

お話をされたうちのお一人は西尾成子さん(日記№309参照)でした。

テーマは『日本初の理論物理学者・石原純は、すぐれた科学読み物執筆者だった』。

石原純の生涯と、どういう思想を持っていたのかについて話されました。

私は理科ハウスが所蔵している子どものために書かれた著書を持参し、みなさんに見ていただきました。

「どうやったら読めますか」「本は今でも手に入れられますか」などのご質問が多くでました。

できるだけたくさんの方に読んでいただけるように、理科ハウスのホームページでも少しずつ紹介していこうと思います。

まずは、科学史を知ることが大事だという石原純が書いた『偉い科学者』の中から「ニュートン」をご紹介したいと思います。

こちらから読むことができます。

ぜひ読んでみてください。

理科ハウス 森裕美子

------------------------------------------------------------------------

2011年11月3日 (木) (NO.316)

きょうのすっぽんたけ

11時ごろ、理科ハウスに出勤しました。

いつものように外のドアをあけると、なんともいえないにおいがしました。

ん? ん? え? も、もしや!

急いで近寄ってみると、おおー すっぽんたけがでてるっ!

傘のところはダークグリーン。

根元のところにはゼリー状のぬるっとしたものが。

ものすごく不快ではありませんが独特のニオイがします。

今日の来館者に、においを自分の言葉で表現してもらいました(画像参照)。

これらの言葉から、どんな香りを想像しますか?

かぎたい人は、理科ハウスへ。

右のきのこはまだお眠り中。引き続き観察を続けます。

理科ハウス 山浦安曇

  

  

         「1週間ぐらいたったときのおでんのにおい」というのもありました。

------------------------------------------------------------------------

2011年11月1日 (火) (NO.315)

きょうのすっぽんたけ

8日たちました。

まだ割れていません。

かなりしわしわになってきました。

もしかしたら、枯れてしまったのかな。

もちろん、毎日霧吹きをして乾燥しないようにしているのですが。心配です。

きのこに詳しい、おそばやさん(寿徳庵さん)が、山の中で見たときのビデオを持ってきてくれました。

ものすごいにおがしたとのこと。

「においをなにかにたとえてください」と言ったら、「○○のにおい」とおっしゃいました。

すっぽんたけの成長がますます楽しみになってきました。

引き続き観察を続けます。

理科ハウス 山浦安曇

  

--------------------------------------------------------------------------

2011年10月31日 (月) (NO.314)

サイエンスアゴラ2011に出展します!

明日から11月ですね。

食欲の秋、読書の秋を堪能されているでしょうか。

理科ハウスはこの秋、大忙しの日々になりそうです。

4日~6日は出張講座、

19日~20日はお台場(東京都立産業技術研究センターの1階)で行なわれるサイエンス・アゴラ2011 http://www.scienceagora.org/ に出展します。

展示の内容は「理科ハウスが選ぶ全国科学館商品の展示」です。

170点のオリジナル商品の中から「買いたくなる」30点を選んで展示と販売をします。

サイエンス・アゴラ2011では他にもたくさんの展示やポスター展、講演会、シンポジウム、実験ショーなどが行なわれます。

会場をウロウロしていると科学界の有名人にあちこちで出会ったりしますよ。

ぜひ遊びにきてください。

理科ハウス 森裕美子

--------------------------------------------------------------------------

2011年10月26日 (水) (NO.313)

きょうのすっぽんたけ

3日たちました。

まだ割れていません。

でもよく見ると、ちょっとしわが寄っています。

近くによって、くんくんかいでみましたが、

においはしませんでした。

持ってきてくれたSさんによると、すでに1か月はたっているそうです。

ですから、いつ割れてもいい時期にきていると言ってもいいでしょう。

引き続き観察を続けます。

理科ハウス 山浦安曇

  

--------------------------------------------------------------------------

2011年10月23日 (日) (NO.312)

くさいきのこ

見てください、この肉まんのようなきのこを!

「すっぽんたけ」というそうです。

今日、野鳥の会のSさんが持ってきてくれました。

おそるおそる触ってみると、まるでテニスボールのよう。

熟してくると肉まんの頭が割れて、にょきにょきとかさが伸びてくるそうです。

しかもそのときに、なんともいえない「くさいにおい」がするというではありませんか!

もしかしたら、はじめて嗅ぐにおいかもしれません。

すっぽんたけが割れるところが見たい! とてもくさいというにおいをかぎたい!

今日からすっぽんたけの観察をはじめます。

すっぽんたけを見たい人はどうぞ理科ハウスへ。

成長の様子は、日記でも紹介していきます。

理科ハウス 山浦安曇

  

--------------------------------------------------------------------------

2011年10月20日 (木) (NO.310)

ハロウィーン ホネホネまつり!

ハロウィーンといえば、がいこつ!ですね。

というわけで、倉庫に眠っていたいろいろなあたまの骨を出して並べてみました。

もちろんぜーんぶホンモノです。

まずは、手でなでなでしてみてください。

つるつるしているのや、ざらざらしているのや、触ってみるとびっくりするほど感触がちがいます。

さて、みなさんはなんの骨かわかりますか?

歯の形、あごの形・・・骨にはその生きもののヒミツがぎゅっと隠されています。

ぜひじかに触りにきてください。

見わけポイントをお教えします!

理科ハウス 山浦安曇

  

               首のほねパズルやこうらパズルもあります!

--------------------------------------------------------------------------

2011年10月13日 (木) (NO.309)

『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝 石原純』が出版されました

昨日は横浜市栄区役所で科学読物についての講演をしてきました。

聞いてくださったのは読み聞かせのボランティアをしておられる方たちです。

たくさんの方が聞きに来てくださって、栄区は読み聞かせの盛んな町だということを知りました。

そのときにも話したのですが、理科ハウスも元をたどれば一冊の本との出会いが始まりでした。

それは祖父・石原純が書いた『子供の実験室』です。

この祖父についての評伝が先週、岩波書店から出版されました。

『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝 石原純』西尾成子著/岩波書店です。

理科ハウスの図書室にありますので興味のある方はぜひ読みに来てください。(販売もしています)

理科ハウス 森裕美子

  

--------------------------------------------------------------------------

2011年10月10日 (月) (NO.308)

写真を入れ替えました

8日の土曜日は、三浦半島地区教育研究集会で出張講座をしてきました。

先生の前で提案するのはドキドキでしたが、楽しんでいただけたようでほっとしています。

出張講座は、いつも実験や科学遊びの内容を変えて「理科ハウス流」に紹介しています。

ワークショップ、実験ショー、レクチャーなどさまざまな形でネタをご提供していますので、遠慮なくお問い合わせください。

さて、9日の日曜日はトンボの写真を見に来る人で大変にぎわいました。

写真家の辻さんも会場に来られて、トンボ談義に花が咲きました。

中には埼玉県からいらした方も!

トンボって人をひきつける魅力があるんですね。

明日からは写真の一部を入れ替えて展示します。

貴重なベッコウトンボやミヤジマトンボの産卵シーン、赤トンボなのに赤くないマダラナニワトンボやムツアカネ。色鮮やかなアオサナエやダビドサナエなど。

辻さん渾身のショットをご覧ください。

理科ハウス 山浦安曇

  

     入り口で巨大とんぼがおでむかえ  

--------------------------------------------------------------------------

2011年9月28日 (水) (NO.307)

トンボづくし

2Fで行っているトンボ写真展に合わせて、今月のワークショップはバランストンボです。

一見不安定に見える細ながーい紙のトンボですが、1点でみごとにバランスをとります。なんとも不思議!

いつでもできますので、ぜひ作ってみてください。


さらに、「トンボ検定」も実施中。

3級から1級まで用意しています。

トンボ好きの人はぜひチャレンジすべし!

展示期間中に、1級合格者は出るかな!?

理科ハウス 山浦安曇

  

             好きな色をぬって、自分だけのトンボのできあがり

--------------------------------------------------------------------------

2011年9月26日 (月) (NO.306)

「トンボのめがねは青かった」写真展

みなさま、お待たせいたしました!

9月27日(火)より、理科ハウス新装開店です。

2Fにおいて、辻功(つじいさお)さんによる「トンボのめがねは青かった」写真展がスタートします。

トンボの生態に魅せられ、20年にわたってトンボの写真を撮り続けてきた辻さん。

「捕る」のではなく、「撮る」ことにこだわった辻氏の視線は、トンボの目にまっすぐに向かいます。

飛ぶ宝石とも言われるトンボの美しい生態写真を見に来てください。

理科ハウス 山浦安曇

  

--------------------------------------------------------------------------

2011年9月18日 (日) (NO.306)

RIGHT&LEFT展 終了!

2か月にわたって開催してきたRIGHT&LEFT展。

この不思議な世界を楽しもうと、たくさんの方がご来館くださいました。

ここに厚く御礼申し上げます。

世の中を右と左という切り口でとらえなおすと、また違った世界が見えてきます。

右と左は、未知の世界につながるマジックワード。

日常の生活の中でも、ふと理科ハウスで体験したことを思い出してみてください。

さて、これから展示会場をかたづけます。

正面でみなさんを迎えてくれた「あくしゅまん」ともおさらば。

みなさんとの思い出がつまった展示の数々。

毎度のことながら、企画展の片づけはさみしいです…。

1週間で入れ替えますので、しばらく理科ハウスはお休みです。

理科ハウス 山浦安曇

   

         また会う日まで! バイバーイ 

------------------------------------------------------

---------------

2011年9月11日 (日) (NO.305)

霧箱を使って放射線の飛跡をみよう!

このテーマは昨年からの村田さん(ケニス株式会社)がぜひ理科ハウスでやりたいと言ってくれて実現したものでした。

計画から数ヵ月後の3月11日、東日本大震災が起りました。

放射線という言葉を見たり聞いたりしない日はないくらい、私たちにとって関心のあるものになりました。

それなのに私たちは放射線についてどのくらい知っているでしょうか。


村田さんのレクチャーはドライアイスを細かくくだくところから始まりました。

使ったものは、透明のケース、黒の画用紙、消毒用のアルコール、すきまテープ。

簡単に手に入るものばかりです。

部屋を暗くして放射線の飛んだ跡を見ました。

細くてまっすぐな線はα線、フワッと飛ぶのがβ線です。

ドライアイスが手に入ったときにやってみるといいですね。

また、村田さんは100万円もするという大きな霧箱も持ってきてくれました。

自然放射線が飛んでいるのがよくわかります。


詳しい作り方を知りたい方はぜひ理科ハウスに来てください。

  *ケニス株式会社:教育用理科学機器の開発・販売

理科ハウス 森裕美子

  

  

  

  

--------------------------------------------------------------------------

2011年9月5日 (月) (NO.304)

池子子ども会のお手伝いに行きました

あなたの夏の一番の思い出は何ですか?

理科ハウスの夏休みを振り返ってみたいと思います。


「RIGHT&LEFT展」は大人気!

毎年恒例、夏の企画展を楽しみに待っている方たちがたくさん来てくれました。

理科ハウスは初体験の家族もたくさん来てくれました。

お母さんと子ども達でやってきて数日後、

「おもしろかったので、今日はお父さんを連れてきました!」

というリピーター家族がとても多かったのにはびっくり!

何度も来てくれてありがとう。

理科ハウスでバッタリ友達同士がはちあわせすることもありました。

小さな科学館ならではの光景がとてもうれしかったです。


そして夏の終わり、池子小学校の校庭で大きなシャボン玉作りもしましたよ!

いい天気に恵まれてよかったあ!

来年の夏はどんな思い出を作ろうかな。

理科ハウス 森裕美子

   

               しゃぼんだまをつくる子、それを追いかける子

   

                 でかっ! 子どもが入れそう!

--------------------------------------------------------------------------

2011年8月28日 (日) (NO.303)

科学者のはなし

夏休み最後の日曜日。明日から学校が始まるところも多いようですね。

今日は、自由研究の仕上げをしにやってくる人もいました。


「分子の右左」の話を、研究テーマにしたいという中学生も!

関心を持ってくれたのは、うれしいですね!

実は、「RIGHT&LEFT展」では、左右の研究に関する科学者の話をところどころでお話しています。

DNAらせん発見のワトソン&クリック。

分子の左右の発見と研究で有名な パスツール、野依良治。

電磁気学の エルステッド、アンペール、ファラデー などなど

このなかでまだ聞いていない科学者はいますか?

むずかしい科学の知識も、人間がどうして明らかにしたいと思ったのか、どうやって発見したのかをたどっていくと、

頭の中でこんがらがっていたひもがするするとほどけていくことがあります。

「RIGHT&LEFT展」は、9月18日まで。ぜひ二度三度足をお運びください。

理科ハウス 山浦安曇

--------------------------------------------------------------------------

2011年8月28日 (日) (NO.302)

電気と磁力のあやしい関係

「RIGHT&LEFT展」で、ぜひ体験していただきたいのが「電気と磁力左右関係」コーナーです。

電磁気学と言えば、右ねじの法則やフレミングの左手の法則など、記憶されている方も多いかと思います。

その原理は、1820年、エルステッド(デンマーク)の発見に始まりました。


企画展では、エルステッドの発見を紙芝居でお話をしながら、実験ショーを行っています。

昔の人が、電気と磁力をどうとらえていたか、科学者はどんな実験をして関係をあばいていったのか、

わかりやすくお話しています。

みなさんに科学者の気持ちになって、実験結果を「予想」してもらう場面もありますよ。

この発見がきっかけになって、モーターが生まれ、現在の電化へとつながっていくのです。

発電に関心が高まっている今こそ、その歴史をぜひ見ていただきたいですね。

対象は、小5以上おとな。希望者が3人以上集まったときに行っています。

エルステッドの実験を確実に再現できる装置「S-cable」(東レ理科教育賞受賞作品)を使用。

S-cable(大電流パスカル電線)は、杉原和男先生(京都橘大学)よりご提供いただきました。

理科ハウス 山浦安曇

  

        

--------------------------------------------------------------------------

2011年8月21日 (日) (NO.301)

右と左、どっちかな?

お盆休みは、帰省ついでに立ち寄ってくださる方でにぎわいました。

おじいちゃん、おばあちゃんをはじめ大人の方が夢中になってしまう場面も。

今日は、ネタばれにならない程度にちょっぴり内容をご紹介します。

げげっ。どうやったら見分けられるの?

よーく観察してください。

かつおぶしにはたくさんのヒントが隠れているんですよ。

こちらは、握手してくれる手を探すコーナー。

すっと手をさしだすと、あれ?左手だ。けっこうむずかしい!?

こちらはダンゴムシ迷路。

スタートにダンゴムシを置くと、迷路を右→左(または左→右)と順に角を曲がって進むのです。

なんどやっても不思議!

これらは展示のほんの一部。

物理、化学、生物、地学・・・自然界にひそむ右と左の世界をぞんぶんにお楽しみください。

各コーナーには、答えはいっさい書いてありません。

みなさんにじっくり体験していただきたいからです。どーしても知りたくなったら、遠慮なくスタッフに声をかけてくださいね。

RIGHT&LEFT展は、9月18日まで。後半は混みあいますので、お早めにお越しください。

みなさんに作っていただいた左右クイズコーナー。

どんどん増えていきます! どれも自由研究のネタになりそう。

理科ハウス 山浦安曇

    

--------------------------------------------------------------------------

2011年8月10日 (水) (NO.300)

理科ハウスTシャツがテレビに!

みなさん、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。

理科ハウスでは大事件が起りました!

理科ハウスオリジナル周期表シャツの注文が次々入ってくるのです。

注文してくれた方のコメントに、

「テレビでTシャツを見ました」と書いてあり、びっくり!

えーっ? テレビ? 何の番組?

ツイッターで聞いてみたら、

テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」に出演していた小学校6年生の男の子が、

理科ハウスのTシャツを着てくれていたのです。

しかも画面にそのシャツが大写しになったそうです。

それを見てくれた方たちが調べて注文してくださっているのですね。

買ってくださったみなさん、ありがとうございます!

すぐにお届けいたします!

そして、テレビに出演していた君に感謝です。

いつかきっと理科ハウスに遊びに来てくださいね。

待ってるよ!

理科ハウス 森裕美子

  

--------------------------------------------------------------------------

2011年8月9日 (火) (NO.299)

打ち水で涼しく

夏は出張イベントが多いため、なかなか日記をかけずにおりました。

7月29日には井ノ口公民館(足柄上郡中井町)、8月3日には、田浦コミュニティセンター(横須賀市)で夏の実験講座を行いました。

また、8月4日から7日まで科学教育研究協議会に出店するため、宇都宮に行ってきました。

たくさんの新ネタを仕入れてきましたので、追々紹介したいと思います。


さて、夏の企画展「RIGHT&LEFT」は例年を上回る来館者数で、うれしい悲鳴をあげています。

「うわっ!」と驚くディスプレイ。

見れば見るほど不思議な体験コーナー。

なぞときの楽しさにはまってしまうクイズ。

みなさん頭に汗をかきながら楽しんでいらっしゃいます。

各コーナーに答えは書いてありません。

まずはじっくり体験していただいたところで、スタッフがご案内をしています。

わからないところなどありましたら遠慮なく声をかけてください。


そんなこんなでヒートアップしたみなさんの頭を冷やすべく、館の前に「打ち水」を用意しました。

打ち水は暑さをやわらげるための先人たちの知恵。

ご自由に蒸発熱を感じてください!

理科ハウス 山浦安曇

--------------------------------------------------------------------------

2011年7月31日 (日) (NO.298)

虫を観る、虫を描く

「いつも通っている道にあたらしいビルができていると、あれ?ココには前何があったんだっけ?と思うことがよくあります。私たちは、普段見ているようでも、実はよく観ていないことが多いのです」

こんなエピソードから川島さんの昆虫画教室は始りました。


描く対象は、この時期よく目にする「セミの抜け殻」です。

まずは抜け殻をルーペでじっくり観察。


羽が二枚重なっている!

複眼の下に毛が生えている!

白いひもみたいなものが出ている!

毛の生え方に向きがある!

次から次へと発見がありました。


その観察眼を通して、今度はイメージではなく、目的意識をもって描いていきます。

溝と縫合線のちがい。

脚の曲がり方。

脚はどこからどこまでなのか?

これらは、比較形態学、発生学を踏まえて描き分けなければならないとのこと。


取り組むこと2時間。仕上がった作品は、どれも図鑑のよう!

「どなたの絵もすばらしい仕上がりになっており驚きでした。一定のトレーニングさえ踏めば、通常の昆虫学学徒のレベルまでは十分に至れる素地とお見受けしました」

と川島さん。

描くということは、観察すること。 これからは自然を観る目が深く、鋭くなるでしょう。


キャンセル待ちをしてくださった方、ご参加いただけず大変申し訳ございませんでした。

また企画したいと思います。

理科ハウス 山浦安曇

  


  

        昆虫画家の仕事場を再現。顕微鏡でのぞきながら描いていきます。

  

                     おとなも真剣です!

  

       光のあたっているところ、影のあるところなどは点で表現していきます。


--------------------------------------------------------------------------

2011年7月28日 (木) (NO.297)

究極のパズル

図書室の片隅に「こうらパズル」というのがあるのに気付いていましたか?

このパズルはカメの甲羅(骨)を元通りに組み立てるという究極のパズルです。

いままで完成させた人は誰もいなかったのですが・・・

なんと、今日来ていた4人のグループがこれをみごとに完成させてくれました!

骨のはまり具合のすばらしさに本当にはまってしまいましたね。

未体験の方はぜひ試しにいらしてください。

理科ハウス 森裕美子

  

--------------------------------------------------------------------------

2011年7月27日 (水) (NO.296)

満員御礼!鎌倉学園科学部サイエンスフェスティバル

二日間のサイエンスフェスティバルは大盛況でした。

鎌倉学園科学部の皆さん、ありがとうございました!

顧問の市江先生、お疲れさまでした!

実験材料の調達や準備がさぞ大変だったことと思います。

原子力発電のしくみや放射線をテーマに実験付きの解説もしてくださいましたね。

毎年恒例のこの催しも3回目になりました。

みんな楽しみにしています。

来年もぜひよろしくお願いいたします。

理科ハウス 森裕美子

    

--------------------------------------------------------------------------

2011年7月26日 (火) (NO.295)

大盛況!鎌倉学園科学部サイエンスフェスティバル

今日は、玄関に靴があふれるほど、大勢の方にお越しいただきました。

鎌倉学園科学部のみなさんによるサイエンスフェスティバル、大盛況でした。

体験コーナーは、ブーブー笛、手描きホログラム、リードごま、ホバークラフト(実際に乗れます!)。

小学生には、ブーブー笛やホバークラフトが人気、中高生には手描きホログラムやリードごまに注目が集まっていました。

「原子力に関する実験と発表」では、霧箱を使った放射線の通った後をみる実験もあり、多くの方にお集まりいただきました。

明日も13時からサイエンスフェスティバルを行います。

放射線の実験は、15時から30分程度。小学生高学年・中高生~おとな対象です。

どうぞお出かけください。

  

理科ハウス 山浦安曇

--------------------------------------------------------------------------

2011年7月25日 (月) (NO.294)

ほんとうの「自由」研究


自由研究の季節がやってきました。

毎年なにをやったらいいのか、悩んでいる人はいませんか。

理科ハウスにも、夏休み後半になるとネタ探しにやってくる人がけっこういます。

自由研究の本を参考にするのもいいのですが、

書いてある「やり方」にとらわれすぎて、気がついたらちっとも自由な研究になってなかった!

ということはありませんか。

それに、すでに結果が書いてあるからつまらない、ということもありますね。

道具がないから、旅行に出かけないから

と理由をつける人もいますが、それこそ不自由な枠にとらわれすぎていると思います。


そこで、理科ハウスではほんとうに自由で、わくわくする研究テーマの見つけ方のコツをお教えしたいと思います。

2Fの「RIGHT&LEFT展」の中には、よーく見ると自由研究のネタがごろごろころがっています。

どの本にも書いてなくて、簡単にできて、しかもまだだれも手をつけていない研究テーマが!

ま、理科ハウスの展示はぜんぶが自由研究だといってもいいかもしれません。

今年こそ、「自由」と言う名の「不自由研究」から脱してください。

1Fには自由研究の本のコーナーも設けました。

どうぞご利用ください。

理科ハウス 山浦安曇

--------------------------------------------------------------------------

2011年7月22日 (金) (NO.293)

理科室のお掃除に行ってきました

夏休みに入りましたね。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。


昨日、有志9人で久木小学校の理科室のお掃除に行ってきました。

学校の理科室や理科準備室には授業で使う道具がいっぱいあります。

長く使っているうちに壊れたり、数が足りなくなったりしているものが少なくありません。

先生方が実験をしたいとき、道具をすぐに使えるようにしておくことはとても大切な仕事です。

高等学校では理科助手という職員さんがいて道具を整えたりするのですが、

小学校や中学校では基本的に助手の人はいないのが普通です。

たいていの学校では理科室の管理を担当されている先生が時間を作ってこつこつと片付けておられるのです。

こんな現状を見かねて理科ハウスでは理科室サポートの会というボランティアのグループを作っています。

学校から支援のお願いがあったとき、理科室のかたづけのお手伝いをしています。

「これは何に使う道具なのかなあ?」

「わあ、この人体模型すごいね」

など、普段見ることのできないおもしろい理科の道具に触れることもできます。

疲れたけれど、少しきれいになった理科室を見ると気持ちよかったです。

忙しい中、参加してくださったボランティアのみなさん、ありがとうございました!

理科ハウス 森裕美子

  

  

--------------------------------------------------------------------------

2011年7月19日 (火) (NO.292)

自分の中の右と左

こんにちは。山浦です。

昨日は私事都合により、一日お休みさせていただきました。

十分にご案内できなかったところもあるかもしれません。

どうか二度三度、足をお運びいただければ幸いです。


さて、「RIGHT&LEFT展」、

すでに何回も体験しにやってくる人がいます。

それはなぜか。

おそらく、訪れるたびに、今まで知らなかった自分、気づかなかった不思議に出会えるからでしょう。

視点を変えることで見えてくる新しい世界。

RIGHT&LEFT展は、自分自身をさぐる旅でもあるのです!

え?どんなものがあるのかって?

それは来てのお楽しみ~♪

理科ハウス 山浦安曇

--------------------------------------------------------------------------

2011年7月12日 (火) (NO.291)

右と左の世界へ

お待たせいたしました!

いよいよ今日から、理科ハウス名物夏の企画展「RIGHT&LEFT━右と左を科学する」が始まります。

私たちの身の回りには右のものと左のものであふれています。

たとえば、足元に落ちている鳥の羽一枚。

それは右の翼のものか左の翼のものでしょうか。

右の手袋に左手がはいらないように、右と左のカタチは同じではありません。

鳥の羽から惑星の回転まで、ありとあらゆる左右のふしぎを集めました。

そこにはきっとあなたの知らない世界があるでしょう。

すべて体験展示ですから、一度で回りきらないかもしれません。

1回目は100円。2回目からは無料。

何度でも来て、不思議を楽しんでください。

お待ちしています。

理科ハウス 山浦安曇

--------------------------------------------------------------------------

2011年7月10日 (日) (NO.290)

理科ハウス発電所

3月の大震災後、多くの方がエネルギー問題に関心を持ったのではないでしょうか。

理科ハウスでもエネルギーについての展示ができないかなあと考えていました。

そんなとき、とてもうれしい話が舞い込んできました。

横須賀にある太陽光発電の会社、サンエーさんが理科ハウスに太陽光発電をつけてくださるというのです。

その費用はいっさいいらないとのことでした。

しかも子どもたちに太陽光発電のしくみを教えてくださることになりました。

なんてうれしい話でしょう!

そして、理科ハウスには展示入れ替えのこの休館中に太陽光発電パネルがとりつけられました。

14日から発電が始まります。

「理科ハウス発電所」の誕生です。

自分の家にもつけてみたいなと考えておられる方はぜひ見学に来てください。

株式会社サンエーさんのホームページはこちら→ http://sanei-e.com/

理科ハウス 森裕美子

--------------------------------------------------------------------------

2011年6月26日 (日) (NO.289)

辻先生の白熱教室

「陸上でいちばん大きい哺乳類はなんでしょう? では、小さい哺乳類は?」

辻先生の問いかけで、レクチャーははじまりました。

ゾウとネズミ。ただ単に大きい、小さいというのではなく、体長・体重・食事量・寿命の4つの数字で比較していきます。

大きくてゆっくり動き、長生きするゾウ。

小さくてすばやく動き、短く生きるネズミ。

単位をそろえて計算した後で、辻先生が問いかけます。

「もし生まれ変わるとしたら、どっちがいい?」

「食料が少なくなっても、生きることができるネズミがいい」

「ネズミなら、食物連鎖に貢献できそう」

「ゾウは人に大切にされそうだ」

「天敵がいないからゾウ!」

へえ!みんないろんなこと考えているんだなあ。

「ネズミのように短い命でいい。何回も生まれ変わって新しい人生をおくれるから」

「ゾウのように長く生きていればいいことがあるよ」という意見が出たのは、大人から。

しかし、心拍数を時間の単位として考えると、こんなに違いのあるゾウもネズミも同じ長さだけ生きて死ぬことになります。

ここでもういちど辻先生は問いました。

「もし生まれ変わるとしたら、どっちがいい?」

算数と理科と哲学がミックスされたレクチャー。

参加者の心の中に、新しい見方・考え方が芽生えた時間でした。

このレクチャーは『ゾウの時間 ネズミの時間』(本川達雄著)を基に、辻先生が作ったオリジナル授業です。

辻先生、ありがとうございました。

理科ハウス 山浦安曇

    

              「ぞうとねずみ、どっちがいい?」 「ねずみがいい!」


    

--------------------------------------------------------------------------

2011年6月11日 (土) (NO.288)

今、福島は

今日は県外(兵庫・大阪・新潟・福島・東京)からの訪問者で理科ハウスの中は熱気に包まれました。

実は私が「なるほどの森」というミニコミ誌を書いていた頃の旧知の仲間がかけつけてくださったのです。

福島県から来てくださった渡部昌邦さんにお願いして、現地の様子を語っていただくことにしました。

理科ハウスは急きょ、プロジェクターとパソコンをつないで特別のお話会となりました。

渡部さんは福島第一原子力発電所のすぐ近く、避難区域である浪江町のご出身、理科の先生です。

今は郡山市に住んでおられます。

津波後の写真を映しながら、地震当時の様子を話してくださいました。

5月下旬に車で150kmを走行し放射線量を測った記録もみせてもらいました。

そして、ホットスポット(放射線量の値が高い地域)の土を持ってきていただいていたので、理科ハウスにあるサーベイメータで測ることにしました。

いままで見たこともないような針の振れ方に本当にびっくりしました。

渡部さんが最後に「もう家には戻れないだろう」とおっしゃっていたのが忘れられません。

多くの人が人生を強制的に方向転換せねばならないこの未曾有の出来事を私たちはしっかりと見つめていかなければいけないと思いました。


追伸 理科ハウスのサーべメータをご利用になりたい方はお問い合わせください。

理科ハウス 森裕美子

   

        渡部さんを囲んでお話会。現地の方の言葉は説得力があります!

   

                      渡部さんのまとめ

   

                   ホットスポットの土を測る。針がふりきれました。

--------------------------------------------------------------------------

2011年6月10日 (金) (NO.287)

ボランティア募集中!


理科ハウスでは「理科室をサポートする会」という活動を行なっています。

小学校の理科室を使いやすく、きれいにするための活動です。

7月22日(金)午前、久木小学校の理科室と理科準備室のお掃除に行きます。

普段、見ることのできない実験器具や標本を見ることができますよ。

10人くらいの方を募集します。

ご都合のよい方は理科ハウスまでご一報ください。

よろしくお願いいたします。

理科ハウス 森裕美子

--------------------------------------------------------------------------

2011年6月3日 (金) (NO.286)

被災地のみなさんに思いをこめて


3月23日(№273)の日記でお知らせした募金箱を集計しました。

みなさんが入れてくださった金額は合計で6791円でした。

これを日本赤十字社の東日本大震災義援金の口座に振り込みました。

募金してくださったみなさんありがとうございました。

募金箱を作ってくれたYちゃん、ありがとう!

理科ハウス 森裕美子

--------------------------------------------------------------------------

2011年5月16日 (月) (NO.285)

今日は3歳の誕生日


今日は、理科ハウスの3歳の誕生日!

理科ハウスは、2008年5月16日生まれ、丸3年になりました。

ここまで続けてこれたのも、みなさんのおかげ。

感謝の気持ちでいっぱいです。

開館当時、2年生だった子は5年生に、4年生だった子は中1になりました。

そして、よく試験の答え合わせをしにきていた中学生は、高校生になりました。

みなさんが大きくなっても、理科ハウスは市民が科学を楽しむ場所として成長していきます。

これからも世界一小さい科学館をよろしくね!

理科ハウス 森裕美子 山浦安曇

  

いつも理科ハウスを利用してくださっているMさんからお祝いのお花が届きました。ものすごく嬉しい!

--------------------------------------------------------------------------

2011年5月15日 (日) (NO.284)

逗子コミュニティーパークに参加しました


気持ちのいいお天気の中、逗子の亀ヶ岡神社で「逗子コミュニティーパーク」が開かれました。

私たちもお店と実験ショーで参加しました。

神社の境内は、おいしそうな香りでいっぱい。

中央に作られたステージからはステキな音楽。

理科ハウスにいるときとは全く違った2日間を過ごしました。

お店の前をいろいろな人たちが通り過ぎて行きます。

「理科ハウスってどこにあるんですか?」

「池子十字路の交差点からすぐですよ」

「こんど行ってもいいですか?」

「もちろん!」

まだ理科ハウスを知らなかった方に知ってもらえるとてもいい機会となりました。

コミュニティーパークは人と人をつなげる出会いの場。

実行委員の望月さんや石井さんたちの心意気がすばらしいですね。

みなさんありがとうございました!

理科ハウス 森裕美子

--------------------------------------------------------------------------

2011年5月8日 (日) (NO.283)

もし逗子で大地震が起きたら


3月11日、逗子駅近くの逗子小学校には、近隣の方々や帰宅困難者など多くの方が避難されました。

混乱もなく、無事に過ごすことができたのも、地域の方々によ日ごろの防災訓練のおかげといっていいでしょう。

しかし、当日現場の整理にあたられた防災チームの吉田さんによれば、戸惑う場面も少なくなかったということです。

当日ご活躍された吉田さんに、避難所の様子や、今後の防災のあり方について、お話をしていただきました。

吉田さんが用意してくださったのは、もし南関東地震が起きたら、津波は市内のどこまで押し寄せてくるのか、というシミュレーション画像です。

「えっ!こんなところまで!」

ショックを受けている方もいらっしゃいましたが、

今だからこそ、

心構えして、向き合っておかねばならないのではないでしょうか。

これを機会にご家族で、「もしも」のときの行動について話し合っていただきたいと思います。


今回の震災では、ろうそくや電池など防災用品が品薄になりました。

身近なもので代用できることでも、いざとなると意外に思いつかないものです。

そこで、廃油からろうそくを作る方法、単3電池を単1電池にする方法を、ご紹介しました。

簡単なことですが、平時に一度でも体験しておくことが大切ですね。

たくさんの資料を用意してくださった吉田さんありがとうございました。

理科ハウス 山浦安曇

  

    

     「自分の家はだいじょうぶなの?」 みなさん、真剣です。

  

   三浦半島の地形に詳しい倉持卓司先生も解説。わかりやすい説明をありがとうございました。

  

     カラフルなろうそくができました!これでちょっとは安心。

--------------------------------------------------------------------------

2011年5月7日 (土) (NO.282)

理系漫画家はやのんさんがやってきた!


今日のゲストは『コカ』という呼び方で親しまれている月刊誌『子供の科学』に

9年間連載を描き続けている理系漫画家、はやのんさん。

他にも応用物理学会のポスターや挿絵のお仕事など、たくさん連載を持っておられる売れっ子さんです。


『コカ』の愛読者Sちゃんの「はやのんさんに会いたい!」という発言がきっかけで、

今回のサイエンスカフェが実現しました。

はやのんさんも前から理科ハウスのことを知っていて「来たいなあー」って思ってくれてたんだって。

だから、今回はみんなの夢がかなったというわけです。


はやのんさんは今日のために、漫画も用意してくださいました。

題して『研究者になるには?』(読みたい人はコチラ→http://p.booklog.jp/book/25665/)。

いつも漫画を描くために研究者のところに行って取材しているはやのんさんが、

研究者ってどんなふうに仕事をしているのかをわかりやすく説明してくれました。

そして、なんとこのお話に出てくる研究者 中村敏和先生(総合研究大学院大学、分子科学研究所 准教授)も

この日、生出演してくださったのです!

ホンモノの口から語られる、研究者の心得とは?

勉強より大事なことって?

うーん、なるほど~。説得力がありますね。

それから、

はやのんさんは、漫画をどうやって描いているのか?

はやのんさんってどんな人?

などなどいっぱい聞いちゃいました!

お話のあとは理科ハウスがサイン会場になりました!

はやのんさん、中村先生、また来てくださいね!

理科ハウス 森裕美子

   

   

   おやつは、はやのんさんクッキーです。ベイビーズブレス特製

--------------------------------------------------------------------------

2011年5月5日 (木) (NO.281)

おそうじロボット「こルンバくん」をつくろう


理科ハウスの室内にはあいきょうのあるロボットや、さわって遊べるおもちゃがあちこちにおいてあります。

それらを作ってくれているのは「ジャンクホビー工房」の有馬正人さん。

『大人の科学』などで、作品を紹介しているおもちゃづくりの名人です。

有馬さんのおもちゃの中でも一番人気なのが、今回みんなで作った「こルンバくん」。

「これ、ほしいなあ」

「作ってみたい!」というみんなの声をかなえることにしました。


ドライバーを使ってねじを取り付けたり、

電気の回路をまちがえないようにつないだりしなければなりません。

細かい作業に子どもたちから

「これ、むずかしいー」

「失敗しちゃった!」などのつぶやきが・・・。

でも、なんとか全員が無事完成しました。

やり遂げたという満足気な子どもたちの顔は私たち大人に元気をくれます。


今回希望者が多数だったため、また次回を企画したいと思います。

ご期待ください。

みんなのために材料の調達から下準備をしてくださった有馬さん、本当にありがとうございました!

理科ハウス 森裕美子

   


    

                      真剣な表情で取り組んでいます!

    

                 早速、スイッチオン! 動いたー!

    

 こルンバくんの生みの親、有馬さん。ひきちぎってしまった導線をはんだづけしてくださいました。

--------------------------------------------------------------------------

2011年5月1日 (日) (NO.280)

地震はなぜ起こる?


東日本大震災から2カ月。

今一番みなさんが関心をもっておられるのは、やはり地震や津波のメカニズムではないでしょうか。

「放射線とはいったいどんなものか」といった質問もよく受けます。

そこで、理科ハウスではそういった基本的なしくみを正しく理解するための装置を急きょ作りました。

 プレート移動装置

 地震発生装置

 液状化体験

 放射線がわかるパネルシアター

 放射線を研究した科学者パネル

 核図表

 サーベイメーターによる放射線測定

などです。

テレビや新聞で何回も報道されているけれどよくわからない、もっとよく知りたい、という方、ぜひ理科ハウスにいらしてください。


今日は、突然、国立教育政策研究所の五島政一先生が理科ハウスに登場!

手作りの地震波発生装置をお持ちになり、じきじきに中学生に教えてくださいました。

その場にいた子、ラッキーでしたね!

理科ハウス 山浦安曇

  

              長つくえをひっくりかえして作りました


  

               地震波はこうして起こる! by 五島先生(左端の手)

--------------------------------------------------------------------------

2011年4月20日 (水) (NO.279)

理系漫画家はやのんさんがやってくる!


5月7日(土)、理系漫画家はやのんさんをお迎えして、

サイエンスカフェを行います。

はやのんさんは、子供の科学(誠文堂新光社) 漫画『GOGO! ミルボ』や、

日刊工業新聞(日刊工業新聞社) 『キラリ研究開発』などでおなじみの人気漫画家。

科学者になるには?というお話を、マンガを交えて楽しく紹介していただきます。

そして、なんとなんと、はやのんさんのマンガによく出てくる研究者、

中村敏和さん(総合研究大学院大学 分子科学研究所)も参加してくださることになりました!

ホンモノの科学者に直接質問できるチャーンス!

豪華なメンバーに、私たちも今からわくわくしています。

すでに申し込みをした人は、「どんな質問をしようかな」と考えておいてくださいね。


理科ハウス 森裕美子 山浦安曇

       

--------------------------------------------------------------------------

2011年4月19日 (火) (NO.278)

理科ハウス特派員


今日、理科ハウスに小包が届きました。

送り主は、3月末に逗子から和歌山に引っ越したFさんファミリー。

理科ハウスがオープンしたときからずっと利用してくださっていました。

息子さんのSくんは生き物が大好きで、海で拾った貝や庭で見つけた幼虫を持ってきては、

理科ハウスで図鑑で調べたりしていました。

ご家族で自然を楽しむ姿がほほえましく、

理科ハウスをそのような場として使ってくださっていることを、心からうれしく思っていました。

Sくんが1年生になり、さあこれからと思っていた春に、転勤で引っ越されたFさん一家。

Sくんの成長を楽しみにしていた私たちにとってはすこしさびしい出来ごとでした。


そんなFさんから届いた小包の中には、きれいな貝やスカシパンがたくさん!

お手紙には、「理科ハウス和歌山特派員から報告です」と書かれていました。

なんてうれしいおたよりでしょう。

離れてはいるけれど、こんな形で科学を楽しむ気持ちを共有できるなんて!

和歌山のきれいな貝、ただいま理科ハウスに展示しています。

理科ハウス 森裕美子 山浦安曇

--------------------------------------------------------------------------

2011年4月15日 (金) (NO.277)

もし逗子に大地震が起こったら


東日本大震災から一ヶ月以上が経ちました。

まだ余震はあるし、福島の原子力発電所の今後も目を離せません。

先日数人の友達で集まることがありました。

話しているうちに地震の話になり、あの日自分の身の回りに起ったことを報告しあいました。

たくさんの人の体験談を聞くのはとても参考になります。

逗子小学校にも1000人を越える人たちが避難していたそうです。

今回の地震の災害から私たちが学ばなければならないことは何でしょう。

5月8日に改めてそのことについてみなさんといっしょに考えてみたいと思います。

「もし逗子に大地震が起こったら」にぜひご参加ください。

理科ハウス 森裕美子

--------------------------------------------------------------------------

2011年4月8日 (金) (NO.276)

顕微鏡をいただきました


「家に研究用に使っていた顕微鏡があるのですが」

ある日、はじめての方からお電話をいただきました。

顕微鏡は観察には欠かせない道具です。喜んで使わせていただくことになりました。

さっそく植物や動物の細胞を見る展示で活用しています。

以前にも、いろいろな方から望遠鏡やデシケーター(薬品などの保管容器)などをいただきましたが、

どれもとても重宝しています。

高価な実験道具を揃えるのは大変です。

みなさんのご厚意に支えられていることを本当にありがたく思います。

大事に使わせていただきたいと思います。

ありがとうございます。

理科ハウス 森裕美子

--------------------------------------------------------------------------

2011年4月3日 (日) (NO.275)

生き物はなにでできているのか?


今日はDNAがテーマのワークショップを行ないました。

募集期間が短かったのにもかかわらず、たくさんの子ども達が集まってくれました。 

 

行なったのは、顕微鏡を使っての動物(自分)と植物(タマネギ)の細胞観察、

バナナのDNA抽出実験、DNAストラップ作りでした。


ワークショップを行なうとき、私たちスタッフは材料や道具をそろえたりなどの準備をします。

その他に一番大切にしている準備は、何を子ども達に伝えたいのか、

子ども達はどんなことを知りたいと思っているのかをよく考えるということです。

今回一番伝えたかったのは、「生きものはなにでできているのか?」

「生きているということはどういうことを意味するのか」ということです。

生物学の究極のテーマですね。


そのために、参加者を高学年~中学生に絞りました。

今回参加してくれたのは本当に理科が大好きな子どもたちばかり。

ひょっとするととんでもない質問が飛び出すかも!?

こりゃ、大変。勉強しておかないと!と、あわてて本を読んだりします。

そんな苦労もあったりするのですが、ワークショップを終わってみると、

「子ども達のおかげで勉強させてもらったなあ」と思えるのです。

参加者のみんなに感謝です!

理科ハウス 森裕美子&山浦安曇

   

       こ、これがワタシのサイボウ・・・

   

       DNAらせん構造はどうなっているのか、だれが発見したのか、というお話

   

       DNAビーズストラップ。ちゃんと、A-T G-Cのペアでできています。 

--------------------------------------------------------------------------

2011年3月27日 (日) (NO.274)

各地に小さな科学館!


日記 №271 に兵庫県加古川市に新しくできた「かがく教育研究所」のことを書きました。

お祝いにかけつける予定だったのですが地震の影響で行くことができませんでした。

先日、そこで初めてのサイエンスカフェが行なわれたそうです。

JSTのサイエンスニュースの番組に取り上げられたので興味のある方はご覧ください。

http://sc-smn.jst.go.jp/sciencenews/teachers.html


一方、大分県では昨年、小さな実験スペースを作る試みを始めました。

ここを作るときに、なんと理科ハウスを参考にしてくださったのです。

大分から何人もの方が見学に来られました。

それで1年間の報告会を行なうという知らせを聞いて、先日おじゃましてきました。

その名前は、子ども科学体験実証スペース 「O-LABO」(おーらぼ)です。

場所は大分駅から歩いて3分くらいの人通りの多い商店街の中です。

ガラス張りで中がよく見えるので通りがかりの人の目をひきます。


全国各地で小さくても科学を楽しむための場所ができていくのはうれしいものですね。

あなたのお近くでもやってみませんか。


「O-LABO」のホームページはこちらです。

http://www.pref.oita.jp/site/science/o-labo.html

理科ハウス 森裕美子

     

  ちょうど改装中でした。「なにをやっているのかな?」とのぞきたくなっちゃうスペース。

--------------------------------------------------------------------------

2011年3月23日 (水) (NO.273)

3週間ぶりの開館


昨日より節電しながらオープンしています。

それでも、たくさんの人が理科ハウスに来てくださいました。


地震のときにとった自分の行動、

どうやって子どもを学校に迎えにいったか。

停電の様子、買いもの情報、被災した親戚のこと、などなど。

みなさん、それぞれが体験したことを話してくださいます。

家でテレビの情報にしがみついているだけでなく、外に出て伝えあうって、大事なことですね。

話すことで、心にゆとりを持つことができます。


さらに、来館した小学生が、募金箱を作ってくれました。

お金がたまると、スイッチが入って豆電球がぽっ!とつく募金箱です。

思いをカタチにするって、素敵なことですね。


そしてさらにすばらしいことに「三浦半島活断層調査会の方々のご厚意で、

「地震が起こる仕組みの実験装置」や、「液状化体験装置」をお借りすることができました。

放射線や原子力発電に関する資料もそろえました。

知りたいときが、いちばんの学びどき、です!

理科ハウス 山浦安曇

      

        被災地の方を助けたい!スイッチが入るまでためよう。


     

     液状化の実験。テレビのニュースでやってたのと同じことが起きるんだ!とびっくり。


     

      「地震ってどうして起こるの?」 その場に居合わせた先生が教えてくれました。


--------------------------------------------------------------------------

2011年3月15日 (火) (NO.272)

3月11日午後2時46分


私たちは理科ハウスで作業をしていました。

大きな揺れが2分くらい続き船酔いをしたときのような気持ち悪さを感じました。

停電になったのですぐにラジオをつけて東北地方で大きな地震があったことを知りました。

「津波が来ます。海岸の近くにいる人はすぐに高いところに避難してください!」

というアナウンサーの連呼が今でも耳に残っています。

被害に会われた方々にかける言葉もありません。


理科ハウスは今日からリニューアルオープンを迎える予定にしていましたが、

明日も計画停電のため臨時休館いたします。


刻々と伝えられる福島原子力発電所や地震のニュースに充分注意したいものです。

安心して日常が過ごせるようになる日が来るのを願うばかりです。

今後の予定は、毎日HPでお知らせしていきます。

理科ハウス 森裕美子

----------------------------------------------------------------------------

2011年3月9日 (水) (NO.271)

ただいま準備中


今日は休館中の理科ハウスの様子をお伝えしようと思います。

プラネタリウムを一日で解体したあと、新しい展示の準備にとりかかっています。

本を読んだりして考えるのですが、なんといっても参考になるのは他の科学館です。

お休み期間を利用して充電のための旅にでました。

先週末はつくば市にある防災科学技術研究所、地図と測量の科学館、地質標本館を訪ねました。

これだけを一日で見て回るのは時間が足りないので筑波山のふもとで一泊。

お天気もよく女体山の頂上から見た景色はすばらしかったです。

博物館はどこも見ごたえがありとても参考になりました。


そして今週末には兵庫県加古川市に行く予定です。

理科ハウスを見に来た森本雄一さんが感化されて加古川市に「かがく教育研究所」を作ったのです。

これはお祝いにかけつけなければ!

全国のあちこちに小さな科学の拠点が立ち上がるといいですね!

詳しくはこちらのHPをご覧ください。http://foryouso.cocolog-nifty.com/blog/

理科ハウス 森裕美子

----------------------------------------------------------------------------

2011年2月27日 (日) (NO.270)

プラネタリウム終了しました!


プラネタリウムは今日でおしまいです。

見に来てくださったみなさんありがとうございました!

毎週、お話の内容を変えていたので週ごとに通ってくださった方も。

感想で「今まで見たプラネタリウムの中で一番わかりやすかった」と言っていただいたのには

びっくりしたのと、やってよかった!という気持ちでいっぱいになりました。

宇宙のことはまだまだわからないことだらけ。

来年までには新しいニュースがたくさん集まるでしょう。

来年のプラネタリウムではまた新ネタをご用意したいと思っています。

ぜひ、また見に来てくださいね。

理科ハウス 森裕美子

----------------------------------------------------------------------------

2011年2月20日 (日) (NO.269)

まゆのふしぎ


今日は近所にお住まいの田中さんが、おもしろい形をした繭(まゆ)を持ってきてくれました。

クスサンという大型の蛾の繭です。

別名「スカシダワラ」という名がついている通り、網目状に穴があいています。

クスサンは卵で越冬する種なので、もちろん中身はからっぽ。

中には羽化しそこねたのか、死んだ蛹が入っているものもあります。

ん?ちょっとまて。手に持ってみると、軽いものとずしりと重いものとがある!

これって生きているの?

田中さんは「きみはどう思う?」と問いかけました。

理科ハウスに来たら、このスカシダワラを手に持って、みなさんも推理してみてください。

理科ハウス 山浦安曇

  

          クスサンってどんな蛾? わ、でっか!

----------------------------------------------------------------------------

2011年2月16日 (水) (NO.268)

マンガ家さんがやってきた!


今日は、東京からマンガ家の久世番子(くぜばんこ)さんが、いらっしゃいました。

久世さんは、講談社『KISS』や、文芸春秋『別冊文芸春秋』などにマンガやイラストを描いている人気漫画家です。

今回は、『文部科学時報』(ぎょうせい)に連載している「博物館ななめ歩き」の取材で来館されました。

科学系のミュージアムははじめてという久世さん。

入っていきなり、ゴキブリのおもちゃに「きゃー」とひるんでおられましたが、

すぐに理科ハウスの雰囲気に溶け込んで、科学体験を楽しんでくださいました。

久世さんが漫画家さんだと知った小学生女子の目はキラキラ。

私も調子に乗って、「科学者の似顔絵」をおねだりしてしまいました!

ありがとう!久世さん。

理科ハウスの宝物にします。

どんな記事に仕上げてくださるか、とっても楽しみです。

理科ハウス 山浦安曇

     

            アコガレのまなざしに囲まれる久世さん

        

          さささっと描いてくれたケプラーの似顔絵

----------------------------------------------------------------------------

2011年2月13日 (日) (NO.267)

北はどっち? 方位磁針つきやじろべえ


今月のワークショップは、「方位磁針つきやじろべえ」です。

このやじろべえは、ただバランスをとるだけではありません。

ゆらゆらと揺れながら、必ず同じ方向を向いてとまります。

やじろべえの両腕には磁石がついていて、北と南をさすようになっているのです。

ところで、なぜ磁石のN極は北を指すのでしょう。

この質問をすると、必ずだれかが「ん?N極が北をさすのは、北がS極だからなの?へんだなあ」と言います。

地球は大きな磁石で、北極付近にS極があり、南極付近にN極があるのです!


いったい人はいつからそのことを知ったのでしょう。そしてどうやって?

地球が大きな磁石であることを示したギルバート。

それを数学的に証明したガウス。

地磁気が時代によって逆転していたことを明らかにした松山基範。

さらに、地磁気の移動によって明らかになったウェゲナーの大陸移動説。

ちいさな磁石から、どんどんビッグな地球のお話に広がっていきます。


この地球を知る方位磁針つきやじろべえ、

あと、26日(土)にワークショップをおこないます。

予約不要ですので、ぜひご参加ください。(終了しました)

対象:小3以上 参加費:150円 午後3時から

理科ハウス 山浦安曇

  

   考案者は、ジャンクホビー工房の有馬正人さん。材料も有馬さんが調達してくれました。

----------------------------------------------------------------------------

2011年2月8日 (火) (NO.266)

宮沢賢治の見た夜空


プラネタリウムも残り2週間と少しになりました。

まだ体験されていない方はぜひ早めにおでかけください。

先日、プラネタリウムを見てくれた人が宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に出てくる星座の話を教えてくださいました。

それで気になったので本を買って読んでみました。

お話の中には天の川や白鳥座、星座早見盤など星にまつわる言葉がたくさん出てきます。

宮沢賢治がこれを書いていた頃には天の川もよく見えたんでしょうか。

うらやましい気持ちになってしまいます。

今の私たちには天の川はプラネタリウムでしかお目にかかることができないようです。

山や海にお出かけのときにはぜひ空を眺めてみてください。

来週は「流れ星のお話」をする予定です。

理科ハウス 森裕美子

----------------------------------------------------------------------------

2011年1月30日 (日) (NO.265)

クリオネがやってきた!


北海道オホーツク海からクリオネがやってきました。

ひらひらと浮かんだり沈んだりする姿は、まさに「流氷の妖精」。

いつまでも見ていたいほど不思議な動きですが、

観察時間はたった「2分間」。

クリオネは流氷の下に棲んでいる生き物なので、10度以上になると弱ってしまうのです。

理科ハウスでは冷蔵庫で飼育し、1時間おきに室内に出して観察しています。

めったにみられない北の海の生き物を、ぜひ見にきてください!

理科ハウス 山浦安曇

       たちまち人気者のクリオネ (和名:ハダカカメガイ) 

----------------------------------------------------------------------------

2011年1月25日 (火) (NO.264)

宇宙の話は週替わり


プラネタリウムはまっくらでわくわくな空間です。

たくさんの星の下で、ちょっとだけ宇宙に目を向けてみましょう。

毎週お話のテーマが変ります。

今週のテーマは「宇宙の広さってどのくらい?」です。

2012年に爆発するかもとうわさされているオリオン座のベテルギウスのことは、みんなよく知っていますね。

ベテルギウスは640光年も離れていますが、宇宙の中ではご近所ということになってしまいます。

一番遠い星は128億光年もかなたにありますが、宇宙の広さはこんなもんじゃありませんよ。

ではいったいどのくらいなんでしょうか・・・。


これまで話したテーマは、

「爆発する星」

「太陽って燃えてるの?」です。

聞き逃した! もう一度聞きたい! と言う人はリクエストしてくださいね。

理科ハウス 森 裕美子

----------------------------------------------------------------------------

2011年1月22日 (土) (NO.263)

毛の鑑定いたします


以前、中学生が提案してくれた「枝毛の研究」が、展示になりました。

ヒトの毛だけでなく、ネコやイヌの毛も顕微鏡で見ることができます。

私たち哺乳類の特徴は、体の保護と保温のために体毛を持っていること。

そして、これらの毛は、鳥の羽やたんぽぽの綿毛などとは全く違う構造をしています。

また、動物の種類によって、キューティクルや髄に違いがあります。

タヌキ、アライグマ、リス、ウサギ、かいこの糸など、比較してみるとおもしろいですよ。

あなたのジャケットについている毛や、カシミアやウールのセーターはホンモノですか?

顕微鏡でみれば、いっぱつで見分けることができます。

哺乳類の証である毛を、観察しにきてください!

理科ハウス 山浦安曇

----------------------------------------------------------------------------

2011年1月13日 (木) (NO.262)

くらやみ実験


ドームをプラネタリウムだけに使うのはもったいない!

というわけで、暗闇を利用していろいろな実験を行っています。

静電気で蛍光灯を光らせる実験

人間電気リレー

ブラックライトで蛍光物質を光らせる実験

巨大ピンホールカメラ

色つき影の実験 などなど

さらに、ドームの中と屋外を10メートルのホースでつなぎ、会話ができるようにしました。

いく通りもの実験が楽しめるIKEGO DOMEは、期間限定2月末までです。

理科ハウス 山浦安曇

                ドーム全景。ゆうゆう13人は入れます     

                      白熱灯が光ったよ!

----------------------------------------------------------------------------

2011年1月9日 (日) (NO.261)

おしゃべりOKのプラネタリウム


昨日は、プラネタリウム初日。

みんな来てくれるかなあと心配でしたがたくさんの方が来てくださいました。

常連のN君にプラネタリウムをやるよと言ったら、

「ぼくはいいよ。去年見たもん」

「でも、お話は去年といっしょじゃないよ」

「そうなの? だったら見る!」

そうか、プラネタリウムって一回見たらいつも同じだと思っていたんだね。

宇宙って広いし簡単には語りつくせません。

不思議に思っていることをどんどん語りあいましょう。

皆さん、ぜひ何度も足をお運びください。

お待ちしています。

理科ハウス 森裕美子

----------------------------------------------------------------------------

2011年1月8日 (土) (NO.260)

2011年はプラネタリウムでスタート!


みなさま、お待たせいたしました。

理科ハウスの手作りプラネタリウム「IKEGO DOME」がようやく完成しました。

直径3.4m、高さ1.7メートル、八角形のドームは、10人はゆうゆう入れるプラネタリウムです。

昨年よりも黒のシートを厚く重ね、完璧な暗闇空間を作りました。

プラネタリウム解説は、平日は16時から、土日は14時からと16時からの2回、各回20分間です。

星の解説や宇宙の話の他、暗室を利用して、ピンホールカメラや静電気実験などもします。

2月末までやっていますので、ぜひお立ち寄りください。


2階もすっかりリニューアルしました。

初日から人気があったのは、「ぴったり王選手権」。

1メートル、100グラム、10秒を、なるべくぴったりになるようにはかってもらうというもの。

「はかる」ために、自分なりの方法があるのがおもしろいですね。


1メートルをはかるのに、指をピースのように広げて、それを10倍してはかっていらっしゃる方がいました。

ん?変わったやり方だな、と思って伺ったところ、なんとその方は助産師さんだったのです!

お産のとき子宮口の開きをはかるのに、このピース(全開で10センチ)ではかっているのだとか。

彼女はこのやりかたで、1メートル6センチをはかりとり、みごと1位の座を獲得しました。


さらにおどろいたのは、きっかり10秒00をはかる人がいたこと!

コツは自分の感覚で手拍子をすることだそうです。

すごいですね。人間の感覚ってすばらしい!

はかる体験から、単位が作られる歴史をのぞいてみたいと思います。

みなさんも、「はかるかがく」に挑戦しにきてください。

理科ハウス 山浦安曇

           「これで、子宮口の開きをはかるんです」と助産師さん


----------------------------------------------------------------------------

2011年1月1日 (日) (NO.259)

あけましておめでとうございます


理科ハウスは2011年も進化し続けます。

引き続き、ご支援のほどお願い申し上げます。

理科ハウス 森裕美子 ・ 山浦安曇


  


著作権とリンクについて