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2015年12月23日(水・祝) (NO.627)

笑い納め!ろうそくの科学実験ショー


ファラデーのクリスマス講演にならって、毎年行っている「ろうそくの科学実験ショー@理科ハウス」。

なんと40人以上の方にお集まりいただきました!


今年は、昨年の内容に新しい実験を加えてお見せしました。

19日の「風と遊ぼう」でもそうでしたが、

理科ハウスの実験ショーは、

会場のみなさんとやりとりしながら進めるスタイルです。

実験結果を予測したり、なぜそうなるのか理由を考えたり、別のやりかたを提案したり、

参加者みんなが主役になれる、まさにライブショー!


息をのみながら、実験を見つめ、

予測があたって、大歓声。

ときに失敗して、大笑い。

子どもたち、中学生、大人の方々、学校の先生、みんなが一体となって科学を楽しみました。

きっとファラデーさんも喜んでくれていることでしょう。


さて、理科ハウスは今年は今日でおしまい。

2016年は1月6日から開館します。

さて、来年はどんな実験でスタートするでしょう。

楽しみにしていてくださいね。

理科ハウス 山浦安曇

   なんといっても一番ウケたのは、館長が吹き消した直後のろうそくをがぶりと食べてしまったアレですね

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2015年12月19日(土) (NO.626)

風と遊ぼう!びっくり実験ショー


朝から晴れ、12月とは思えない暖かさ。

今日は理科ハウスから徒歩2分の施設「スマイル」で、子どもサイエンスフェスティバルが行われました。


科学ボランティアによる科学工作や博物館の出前展示など、さまざまな体験コーナーが出展されました。

私達は30分の実験ショーを行いました。

テーマは「風であそぼう」。


風といったら、もちろん定番のブロアーが登場しますが、

練習の時からハラハラドキドキです。

というのも、他の実験ショーでは見たことないよ!というものを浮かせて見せたからです。

(何を浮かせたのかは想像してください)


ブロアーを使って大きな風船などを操るのはテレビでも見れたりするのですが、

風の強さ、浮かせるものの重さ、形などをうまくあわせないと成功しないのです。

これは実際にやってみたことがない人には全然わかりません。


体験する大切さや、おもしろさを知ってほしくて、

実験ショーではあえてうまくいかない例も見てもらいました。

会場から「こうやってみて!」など意見がいろいろ出たのはうれしかったなあ。

やっぱり実験ショーのだいご味は、みんなとライブで実験できるってことですよね!

理科ハウス 森裕美子

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2015年12月15日(火) (NO.625)

クモの研究で木原記念こども科学賞 最優秀賞!


理科ハウスによく来ているF君は夏休みにクモの研究をしていました。

名前を調べたりしているうちにハエトリグモにはまってしまいました。

そしてこのクモのジャンプに注目し調査が開始されました。

クモを見つけては自作の箱の中に入れて、どのくらいジャンプするのか計りました。

次にはエサを入れておいた箱の中にクモを入れて、どのようにジャンプするのかも観察しました。


この研究を作文にまとめて「木原記念こども科学賞」に応募したところ・・・

な、な、なんと結果は最優秀賞!!

すばらしいですね!


   


先週の日曜日にその表彰式があったと報告してくれました。

F君は小さい時からいろいろな生き物に注目してきました。

その観察眼はみがかれしっかりと自分のものになったのです。

科学魂も科学眼も長い時間とともに育ちます。

ますますの活躍が楽しみです。

理科ハウス 森裕美子

Fくんのレポート「アダンソンハエトリのジャンプのなぞ」は理科ハウスで読むことができます。

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2015年12月13日(日) (NO.624)

科学館と図書館


先週から実習に来ているSさんは、学芸員と司書の両方の資格を取得中のパワフルウーマン。

社会教育の幅広い知識を生かして、科学系書籍と体験展示をつなぐワークショップに取り組んでもらいました。

Sさんが選んだテーマは「ウイルス」。


流行する時期にピッタリの内容です。

Sさんは、ウイルスをキーワードに、雑誌から図鑑までさまざまな書籍を選んでくれました。

その選書バリエーションは、さすがプロ。

図書館で知りたい情報がなかなか見つからないとき、こんな風にサポートしてもらえるといいなあ、と思いました。


さらに書籍を手にとってもらうためのツールとして、ウイルスってなに?というワークシートも作成。

「こんな本もあるのねえ」「ここに書いてあったよ!」などと

来館者と話がはずみます。


Sさんのウイルスコーナー、12月末まで展示していますので、ぜひ見にきてください。

理科ハウス 山浦安曇

  

 

   雑誌からマンガまで Sさん手作りの紹介カードが楽しい!

 

   こんな本、あんな本・・・知識の旅はつきません

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2015年12月8日(火) (NO.623)

地層階段


理科ハウスの1階から2階に上がる階段にはひとくふうされています。

一段一段が先カンブリア紀から新生代第四紀にいたるまで、地層になっているのです。

その地層には本物の化石が展示されていて、自由に触ることができます。



今日は、逗子在住の知人Yさんが、コレクションの化石を持ってきてくださいました。

ウミユリ化石、アンモナイト化石、フズリナ化石、松葉石…。

購入したものでなく、ご自身で掘られたものとのこと。

どんな場所で、どんなふうに見つけたのか、しばし化石談義に花が咲きました。


それにしても、化石って石のくせに不思議となまなましいよね。

まず生きものの大きさがリアルにわかるし、

化石のまわりの岩石も古生代や中生代のものだと知ると気が遠くなってしまいます。


Yさんの大事なコレクション、早速地層階段に展示させていただきました。

登るたびにぐりぐりすれば、どの時代にどの化石かも自然にマスターできます。

このたびの化石は本当に大きいので、持ってくるのが大変だったと思います。

Yさん、ありがとうございました。

理科ハウス 山浦安曇

  

  左 ウミユリごっちゃり石 古生代ニ畳紀  右 アンモナイトの縫合線が見える 中生代白亜紀

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2015年12月6日(日) (NO.622)

坂田明さんの「夢の」爆笑ミジンコトーーク!


とうとう夢が実現する日がやってきました。

あの坂田明さんが理科ハウスにきてくださったのです!

坂田明さんと言えば、日本のいや世界のジャズ界を代表するサックス奏者。そして、ミジンコの研究者としても有名でいらっしゃいます。


そして、小5のMくんも理科ハウスのミジンコの研究者。

自ら池子川にプランクトンネットで水をすくいにいき、顕微鏡でのぞいては調べ、今はだれよりもミジンコの生態に詳しくなりました。

「いつか坂田明さんに会いたいね。Mくんに会わせたいなあ」と夢のまた夢のようなことを考えておりました。


そんなある日、坂田明さんにとりついでくれる方が現れたのです!

まさに「念ずれば花開く」。

毎日激しい演奏活動でお忙しい坂田さんが、理科ハウスのために時間をつくってくださいました。


                                      入り口では、たくさんのミジンコがお出迎え

白衣に身を包み、研究者にキリッと変身した坂田さん。

自ら撮影されたミジンコの動画をたくさん見せてくださいました。

ミジンコの出産シーン、卵がつくられていく様子、ミジンコの心臓バクバク、ミジンコのせっせっせ。

すごい、すごい! 本当に命が透けて見えるんです!

  

               ミジンコ白衣はさかなクンのデザイン!


初めてみる美しい映像に一同、目がくぎづけ、そして坂田さんの軽快な解説に、爆笑の渦です。

こんなにミジンコを愛していらっしゃるのに、坂田さんはこう言います。

「ミジンコに愛は通じないよ」

坂田さんの科学者としての生命観、アーティストの世界観を感じました。

ミジンコ観察を通して、奢りに満ちた人間の姿まであぶりだされ、「人間っていったい何者?」と考えてしまいました。


そして最後に信じられないようなサプライズが!

なんとなんと、サックスの生演奏を披露してくださったのです!


1~3mの至近距離で聞くサックスの響きは、坂田さんの魂の叫びそのもの。

強く、ときに優しい息づかいが、ひとりひとりの体をゆさぶりまくりました。

最高の音のプレゼントにみんな大満足。今年最大の生きるエネルギーをもらいました。

人と人のつながりが、新しい世界を開いてくれたことに心から感謝します。

坂田明さん、本当に素敵な時間をありがとうございました。

坂田さんと理科ハウスをつないでくれた須賀一郎さん、ジャズピアニスト・スガダイローさんに深く感謝します。

おやつは、ミジンコ、休眠卵、ボルボックス、ミカヅキモなどのプランクトンクッキー。本物のユーグレナ(ミドリムシ)入り。

今回もベイビーズブレスの創作お菓子です。


2階には顕微鏡を6台並べ、ボルボックス、ミドリムシ、ミカヅキモ、タイリクミジンコ、カイミジンコ、ケンミジンコを観察しました。

スマホ顕微鏡も登場!総研大の永山國昭先生、ご指導ありがとうございました。科学読物研究会の二階堂恵理さん、ミジンコの提供ありがとうございました。


今回のイベントのきっかけをつくってくれたMくんに感謝。Mくんの研究がぎっしりつまったミジンコ巻物。これからも研究を続けようね。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年11月30日(月) (NO.621)

アインシュタイン一般相対性理論100年イベント


東京にある八重洲ブックセンターに行ってきました。

『評伝 科学ジャーナリスト 石原純』の著者である西尾成子先生の講演会があったからです。

http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/8211/

アインシュタインの一般相対性理論100年を記念してのお話でした。

早稲田大学の小山慶太さんのお話も聞くことができました。


私より若いと思われる人が半数以上も聞きに来ていたのが意外でした。

科学史はとてもおもしろいのに、講演会を聞きに来る人はたいてい高齢の方が多い気がしていたのです。


西尾先生は、石原純が書き残した「科学的精神の大切さ」は現在にも通じる大事なことがらだと、

ぜひ石原の書いたものを読んでほしいとおっしゃっていました。

私も全く同感です。


石原純の著書はインターネットでも読むことができます。

理科ハウスにも本があります。

ご希望の方はお問い合わせください。

理科ハウス 森裕美子

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2015年11月29日(日) (NO.620)

気象の実験 その2


日曜日は実験ショーの日。

3時ごろになると、たくさん人が集まってきます。


前回は雲の正体を理解するところまで。

今日はいよいよ高気圧、低気圧の実験です。


天気予報ではよく聞く言葉だけど、

そもそも気圧ってなに? 気圧が変化するってどういうこと?

よく考えてみると、わからないことだらけ。

だって、気圧って見えないんですものね。


今日行ったのは、「見えないものを見えるようにする実験」。

どうしてそうなるのか、子どもたちの中からどんどん意見が飛び出します。


「うーむ、じゃあなぜ高気圧や低気圧はすぐになくならないで、そのままの形でいるのかなあ」

さらなる疑問がでたようです!

「ちょっと待てよ」と立ち止まる時間を大切にしたいですね。


実は、時間が足りなくなり実験を最後まで紹介できませんでした。

またやりましょう!

理科ハウス 山浦安曇

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2015年11月25日(水) (NO.619)

思い切ってどうぞ!


テーブルクロスひき。

知ってる!見たことある!人はいても、実際にやったことがある人はあまりいないのでは?

こればっかりはやってみなければそのおもしろさがわかりません。


今、理科ハウスには簡単なものから超難関なものまで、さまざまなレベルを用意して、挑戦してもらっています。

みなさんけっしてあきらめないのにびっくり。

失敗すればするほど、ムキになっちゃうのはなんで?


実は「思い切る」にも科学の知識が必要なんです。

そのことに気づいた人は、どんどん腕をみがいていき、「これは無理でしょ」というものまで成功させてしまいます。

単純な遊びですが、「運動とはなにか?」「力とはなにか?」 考えざるをえません。

まだ未体験のかたは、ぜひ挑戦しにきてください。

理科ハウス 山浦安曇

  

  

    現在の最高記録は7本です。どなたか8本目に挑戦しにきてください!

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2015年11月23日(月) (NO.618)

毎週日曜日は実験ショー


先週から、日曜日の午後3時から実験ショーをしています。

理科ハウスの展示すべてが実験ですし、わざわざショーなどとうたわなくてもいいのですが、

来館者が一堂に集まり、いっしょにあーだこーだと考える時間はとても楽しいものです。


昨日のテーマは「」です。

ちょうど前日、みんなですばらしい「うろこ雲」を観察したばかり。

次の日はすっかり様子が変わり、「巻層雲」「高層雲」がでていました。

これはいいチャンスと思い、「雲は何でできているか」というテーマで実験を行いました。


このテーマではこれまで何回も実験をやったことがあるのですが、

今回は参加者全員が納得することをめざしました。

私の問いかけに、みんなの手がハイハイと勢いよくあがります!

みんな考えることが好きなんだなあ。

ここは教室じゃないから、気付いたことはどんどん言ってもいいのです。


なんと、雲の正体はひとつではなかった!

これにはみんなびっくりです。


しかし、これで雲のすべてがわかったわけではありません。

空にはまだまだ不思議がたくさんあります。

来週続きの実験を行います。

興味のある方は、どうぞご参加ください。


・実験の内容は毎週変わります。

・テーマはそのときの参加者によって変更することがあります。

・基本4年生以上。内容は中学理科。

・おとなのかたもご参加ください。予約不要。参加費不要。

理科ハウス 山浦安曇

  

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2015年11月22日(日) (NO.617)

生きとし生けるものなんでも観る先生


今日も、たなかさんが遊びにきてくださいました。

たなかさんは、理科ハウスになくてはならない人。

なぜなら、生きもののことをだれよりもよく知っているからです。

毎日のように山を歩き回り、生きものの生きざまを記録していらっしゃいます。

そしておもしろいものがあると、理科ハウスに持ってきてくださるのです。

これまでたなかさんが見せてくださったものは数知れず。

モズのはやにえ、シュレーゲルアオガエル卵塊、トウキョウサンショウウオ卵塊、オオハラグロテントウ幼虫、イラガの繭などなど。

どれも、簡単に出会えるものではありません。


たなかさんはすぐに生きものの名前を言いません。

子どもたちにじっくり観察させて、いっしょに図鑑で調べてくれます。

子どもたちはたなかさんとどんなところにいたのかおしゃべりしながら、見わけ方、調べ方を学んでいきます。

生きものを見るときのたなかさんの楽しそうなこと!

その生き生きした姿を見ていると、その場にいるみんなが生きものの世界に惹きこまれてしまいます。


今日持ってきてくださったのは「字書き虫」。

植物の葉の中にもぐっているハモグリバエのなかまです。

葉っぱを食べながら成長するので、食べたトンネルの跡が次第に太くなっています。

葉っぱの種類によって昆虫の種類が違うのかな? 成虫までにどれぐらいトンネルを掘るのかな? うんちはどうやってするのだろう? どんどん調べたくなっちゃいますね。

理科ハウスをやっていて嬉しいのは、たなかさんや四ヶ浦先生のような素敵なおとなが集まってくださることです。

たなかかずのりさんのブログ「生きとし生けるものなんでも観る記」 http://futagoyamazushi.blog.fc2.com/blog-date-201511.html

理科ハウス 山浦安曇

 ブロッコリーの葉っぱに字をかいたのはだれ?


 顕微鏡でのぞいてみると、ひえーっ!なんかもぞもぞ動いてる。サナギだ!

 洋服になんかついているよ!  ひっつきむしだ! ここにも、ここにも!  たなかさんはみんなの人気者

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2015年11月21日(土) (NO.616)

金の科学館館長あらわる!


理科ハウスで大変お世話になっている金の科学館館長 四ヶ浦(しかうら)先生が金沢から遊びにきてくださいました。

四ヶ浦先生と言えば、金や銀をつかった実験で有名。

この日は、近くに用事があったついでに立ち寄ってくださったのですが、

なんと突然、鞄の中から道具をとりだし、ほんものの金や銀をつかった実験を披露してくださいました。

遊びに来ていたみなさん、ラッキーすぎる~!!

見たこともない実験にみんな目がくぎづけです。

だって「金」だもの!

高校生も、さびた銀がみるみる間にきれいになっていく化学反応を見て思わず「すごーっ!」。

楽しそうにそして惜しみなく実験を披露してくださる四ヶ浦先生は、まさに科学の伝道師。

また機会があったら、ぜひ理科ハウスでワークショップをお願いします。

ありがとうございました!

理科ハウス 山浦安曇

  

  

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2015年11月14日(土)・15日(日) (NO.615)

サイエンスアゴラ2015


この二日間、お台場で行われたサイエンスアゴラにでかけました。

今年で10周年を迎えるこの催しは、どの場所に行っても科学について語り合える素敵なお祭りです。

展示を出している人は研究者だったり、科学館の人だったり、学生さんだったり。

「科学を伝えたい!」という気持ちをたくさん持っている人が解説してくれるので、どんな質問にも答えてくれます。

その道のすごい人、なんていう方にも会えたりします。

シンポジウムもたくさん行われていました。

私が行ってとても勉強になったのは、遺伝子カウンセラーの方が話してくれた最近のガン治療についてです。

テレビや本で読んだのでは知ることのできない裏話や最前線の貴重な情報でした。

ライブってやっぱりいいなあ。

サイエンスアゴラでもらった情報は理科ハウスでの展示に生かせたいと思っています。

楽しみにしててくださいね。

理科ハウス 森裕美子

  

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2015年11月6日(金) (NO.614)

アンドロメダ銀河を観よう


雲一つない絶好の星見日和となりました!

どうしてもアンドロメダ銀河を見たい!という念願をかなえてくださったのが

天文一筋にやってこられたという広瀬洋治さん。

プラネタリウム解説43年の大ベテランです。


夕方、暗くなり始めた時間に望遠鏡をあっというまに設置され、

「はい、見られますよ」

「えーっ? まだ星あんまりみえてませんけど・・・」

望遠鏡をのぞいてみると、なんと見えるではありませんか!神業的手際のよさにビックリ。

「これがアンドロメダ銀河っ!」

230万年前の光を網膜に受け、息が荒くなりました。

そして大きい! これは実際に観なければ実感できません。


広瀬さんのおかげで他にも二重星の「アルビレオ」や「すばる」、「ガーネットスター」も見せてもらえました。

そして、参加した天文部の高校生が夏の大三角や秋の星座の解説もしてくれました!

まさに人と星の織りなすライブステージです。


思わず声を上げる方、列に並び直して何回ものぞかれる方、

参加者の方の満足げなお顔を見られて私達もうれしかったです。


「もしかしたらアンドロメダのどこかの星の生命体も、こんなふうに、230万年前の私たちの銀河をのぞきこんでいるのかな」

最後にだれかがつぶやきました。

ほんとによい条件に恵まれてラッキーな一夜となりました。

広瀬さん、ありがとうございました!

理科ハウス 森裕美子 山浦安曇


 みなさんが観ているときにフラッシュをたけないので、観察会終了後に撮りました。

 モデルになってくれたのは、K先生。広瀬さんんといっしょに解説もしてくださいました。ありがとうございました!

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2015年11月3日(火・祝) (NO.613)

実験から学ぶはじめての遺伝子組換え


NPO法人くらしとバイオ21から佐々義子(さっさよしこ)さんが来てくれました!

佐々さんは理科ハウスを開館する前からの知り合いです。

私達にとって身近な食品や薬について正しい理解を広げようと頑張っています。

理科ハウスでバイオをテーマにとりあげるのは初めてだったので、みなさんの関心はどうかなあと心配でした。


内容が難しくならないように、今回は実験を中心に行いました。

ひとつはトリのひき肉とバナナからDNAを取り出す実験です。

動物も植物も同じようにDNAを持っているんだっていうことがわかります。

DNAにはタンパク質を作る暗号が書かれています。

なんと、このしくみは全部の生き物に共通なのです!

すっごーい!

コップに素材を入れてつぶして特別な液を入れ、濾してエタノールを入れれば・・・。

とり出したDNAを酢酸カーミンで染めてみました。

ドロドロっとしたのがたくさん取れた人やちょっとしか取れなかった人も。


もう一つは遺伝子組換えダイズとそうでないダイズを見分ける実験。

二種類のダイズは見ただけでは違いが全く分かりません。

これをくだいて粉にします。

特別の抽出液にダイズの粉を入れて混ぜ、試験紙を入れると判別できます。

この実験はとてもデリケートでほんのちょっとでも遺伝子組換えダイズが混じるだけで反応してしまいます。

だから粉が飛ばないように慎重にやりました。


質問タイムには遺伝子組換え食品の安全性や食品表示についての解説もしてもらいました。

まだまだたくさん聞きたいことがあったのですが、これはまた次回ということにいたします。

佐々さんはまた理科ハウスに来てくれるとのことでした。

佐々さん、ありがとうございました。

今回はバイオテクノロジーへのはじめの一歩。

まだまだわからないこといっぱい。これからもみなさんといっしょに学びを続けていきたいと思います。

理科ハウス 森裕美子

  


  

  実験がうまくいっているかどうかていねいに指導くださる佐々さん

 

    植物細胞組(バナナ)と動物細胞組(鳥肉)に分かれて実験

  

    こんなにたくさんとれました! (嶽山さん撮影)

  

   遺伝子組換え検出実験は慎重に

  

   右が組換えダイズ、左が非組換えダイズ。うまく検出できました!

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2015年10月24日(土) (NO.612)

明日の月はどんな月?


閉館時間の5時になり「またね、さよなら~」

と出て行ったHくんが、再び入ってきました。

「月が出てた!」


私も外に出て、いっしょにお月見。

「明日はどんな月かな?」

「今日よりももっと丸くなっていると思う」

「明日の同じ時間にも、ここから見えるかな?」

「もっと右側にいるんじゃないの」

「じゃあ、明日もいっしょに見ようか」

「わかった!バイバイ」


翌日。

Hくんはちゃんと理科ハウスに来ました。

忘れているかなと思ったら、しっかり5時に同じ場所に立って見ていました。

「あれっ、昨日よりも左側にある。昨日より丸くなってる!」

「じゃあ、明日見たらどんな月?そのまた次の日は?」

「もっと丸くなって、左側にずれていって・・・ああっ、そうかわかった!」

Hくんの頭の中には、東の空から登ってくる満月がありました。


「満月の次の日はどんな月かな?」

「細い月!」

「またいっしょにお月見しようね」

理科ハウス 山浦安曇

  

        翌日に見た月。昨日は右の屋根の真上にありました。

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2015年10月18日(日) (NO.611)

魚の解剖教室


今日は、学芸員実習生のD山さん指導による魚の解剖教室を行いました。

  


魚をさばくのと、どこがちがうの?

と思われるかもしれませんが、さばくのは内臓を取り除くため、解剖は内臓を観察するため。

目的がぜんぜん違います。


今日、解剖する魚はおなじみのサバ。

まずは本物を見る前に、サバの絵を描いてもらいました。

さかなくん方式です!

あれっ?そもそもヒレって何枚あったっけ? どこについていたっけ?

サバどころか魚の形でさえあやしくなってきます。


さていよいよ本物の登場!

あれーっ!ぜんぜん違ってたあ。

ほんものを観るって大事ですね。

背びれの形、肛門の位置、鰓や口の中などをひととおり観察した後、いよいよ解剖のはじまりです。

D山さん専用の解剖道具にみんなの視線が集まります。

幽門垂、肝臓、胃、腸、心臓、浮き袋・・・いつもはサッと捨ててしまうところを、じっくり観ていきます。


  


  



食性による腸の長さの違い、鰓のはたらき、などわかりやすく説明してくれます。

さすが海洋大生!

いちばん驚いたのは腎臓の位置。

哺乳類とぜんぜん違う~。

他にも血液や心臓のつくり、脳など自分たちのからだと比較することで、魚類を理解することができました。

ニボシなどで解剖するのもいいけれど、やはり生の魚は迫力満点! より多くのことを語ってくれます。

D山さん、ありがとうございました。


 

 終了後も、アジの解剖を個人指導。とても上手に解剖できました。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年10月14日(水) (NO.610)

理科大好きお姉さん


10月から新しい学芸員実習生が理科ハウスにきています。

東京海洋大に通うD山さんの専門は「藻類と微生物」。

小学生の時から理科は大好き。とりわけ生物が大得意!

というD山さんが、生きものの世界を楽しく伝えてくれます。

実習中には、サバから寄生虫をとりだすワークショップなども行う予定(たぶん18日日曜日)。

正しい解剖のやり方を知りたい! 寄生虫を見てみたい!という方は、遊びにきてください。


理科ハウス 山浦安曇

  

   D山さんの研究を「巻物クイズ」にしてもらいました

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2015年10月12日(月) (NO.609)

ハロウイーンでサイエンス


今、理科ハウスの入り口はハロウィーン一色。

がいこつ、クモ、パンプキン、コウモリたちがクイズでみなさんをお出迎えしています。

どうぞ楽しみながら入ってきてください。

理科ハウス館内の展示もすっかり模様替えしました。

今いちばんホットな話題、ノーベル賞に関するコーナーも設けました。

いまいちわからないことやもっと知りたいことなど、みなさんと話題共有できたら嬉しいです。

おなじみ「みんなのぎもん」も新しい疑問や回答が加わって、読み応えのあるコーナーになっています。

新しい理科ハウスで待っています。


理科ハウス 山浦安曇

  

              勇気を出して入ってきてください

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2015年10月7日(水) (NO.608)

ノーベル物理学賞 受賞者 梶田隆章先生からのメッセージ


ノーベル賞の発表で科学の話題が毎日ニュースになっていてにぎやか!

受賞の理由を新聞やネットで詳しく説明してもらい、

その内容を知ることは私達が科学に近づくのにとてもよい機会ですよね。


「ノーベル賞をとるってすごい!」と思ってしまいますが、

その本当のすごさはもっともっと奥深くまで理解しなければ

きっとわからないんじゃないかな。

でも、どんなことでノーベル賞ってもらうのか知りたい方のために、

理科ハウスでも展示で少しずつ紹介できたらと思っています。

こんなこと知りたい、っていうのがあったら教えてくださいね。


今回物理学賞を受賞された、梶田隆章さん。

実は理科ハウスのことをご存知なんです!


というのは、昨年の春にいただいた小柴昌俊科学教育賞の審査員のおひとりだったからです。

あのときのプレゼンテーションで理科ハウス名物「みんなのぎもん」を持参して紹介しました。

そして「みんなのぎもんに審査員の先生も答えてください」としゃべったら・・・。

なんとプレゼンの後に次々と先生方が答えを書いてくださったのです。

その中に梶田先生も!

答えを書いてもらったラッキーな人はさあだれでしょう?

理科ハウスに展示してあるので見に来てね。

理科ハウス 森裕美子

  

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2015年9月28日(月) (NO.607)

アインシュタイン展


今年はアインシュタインが一般相対性理論を完成させてから100年の記念の年。

東京理科大の近代科学資料館にて「アインシュタイン展」が行われています。

http://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/main/event.html


今日はその会場で特別のセレモニーが行われました。

理科ハウスは資料協力をしているので私も呼んでいただきました!


ヘブライ大学元総長のハノフ・グットフロインドさんが解説と挨拶をされました。

アインシュタインと日本のつながりが深かったのは、アインシュタインが来日していたことも大きかったけれど、

日本が素晴らしかったのは相対性理論に関する出版が他のどの国よりも早かったことだとおっしゃっていました。

あらためて石原純の仕事の大きさを感じることができ感銘をうけました。


この企画展は12月10日まで行われています。

ぜひ行ってみてください。

理科ハウス 森裕美子

  

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2015年9月23日(水) (NO.606)

にんげんだもの展にご来場ありがとうございました


今日はシルバーウィークの最終日。

理科ハウスの「にんげんだもの展」も最終日となり大入り満員でした!

突然の「オオゴムタケ」の差し入れもあったりして、今日来た人は混んでいたけどラッキーでしたね。

「にんげんだもの展」はみんなに楽しんでもらえたかな。

まだまだ伝えきれなかったコーナーもあって名残惜しい気も・・・。

明日から展示入れ替えのため少し休館いたします。

新しくなったらまた遊びに来てくださいね。

理科ハウス 森裕美子

「あいだみつを展」だと思って入ってきた人もいたなあ

       わたしってこんなにんげんだったよ

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2015年9月23日(水) (NO.605)

ゴムタケの黒蜜がけと電気味のスプーン


「食べるものを持ってきました!」と現れたのは、日本野鳥の会神奈川支部の鈴木茂也さん。

鈴木さんには鳥のサイエンスカフェをしていただいたり、野鳥について教えていただいたりと、普段から大変お世話になっています。

しかし、鈴木さんが持ってくるものはいつも変わったものばかりなので、何か出てくるかびびりながら見ていると、

袋から出てきたのは、まっくろでごろごろしたかたまり。

「ナ、なんだこれ~?」

触るとぐにゅっとした弾力があります。

「オオゴムタケ」、です!

フラスコの口に取り付けるゴム栓のやわらかいの、と言ったらイメージしていただけるでしょうか。

  

  

なんとオオゴムタケは食べることができるというじゃありませんか。

包丁をいれると、中身はまるでアロエのように透き通っています。

外見からは想像できない美しさです。

これだけでは味がしないというので、黒蜜をかけていただきました。

    

うん!おいしい。いける、いける!

ゴムタケのおやつ、インパクトありすぎです。

理科ハウスにいた人たちにも大ウケ。

いつも変ったものを持ってきたくださる鈴木さん、ありがとうございます。


そして、もうひとつのおやつは「電気の味がするスプーン」

スプーンにアルミ箔を包んだだけなのですが、舌を間にはさむと・・・

  

こんな感じに。

あいかわらず、へんなことばっかりの理科ハウスです。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年9月22日(火) (NO.604)

利き酒、じゃなくて、利き水大会!


にんげんだもの展」で毎回3時から行っている味覚の実験。


ミネラルウォーターと水道水、純水を味覚でわけてみようというコーナーです。

先日からこれらの水に「子安のわき水」が加わりました!

子安のわき水は知る人ぞ知る、三浦半島の名水。

採取所には順番を待つ列ができるほどの人気で、みなさんご飯を炊いたり、コーヒーにお使いになるとのことです。

さあて、これほど「うまい!」と言われている水を飲み分けることができる人はいるのでしょうか。

われこそは、と思う方はぜひ挑戦しにきてください。


理科ハウス 山浦安曇

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2015年9月20日(日) (NO.603)

国立科学博物館学習用標本をつかって


「にんげんだもの展」もいよいよ残すところ2日となりました。


じぶんカルテをまだ完成させていない人、

お友達やお父さん、お母さんを連れて再び来る人、

貸し切りで利用する人、

9月になっても、理科ハウスはとてもにぎやかです。

それにこの時期は、出版関係の方、科学コミュニケーション系の方、理科教員、科学館職員など、

情報交換のために訪れてくださる人も多く、私たちにとっても楽しみな時期です。


そして今日は、国立科学博物館から借りている学習用標本「人類頭骨」も、最後の日になりました。

頭骨標本を観察するときには、必ず事前に理科ハウスオリジナル教材「人類の旅迷路」でクイズ大会をします。


人類がどのように進化してきたか、化石のどこにその跡があるのか、みなさんに紹介したあとに、

実際に頭骨を観察します。

ただ眺めるよりも、ポイントを押さえながら、より積極的にモノと対話することができるというわけです。

「本当だ、顎の角度が違う!」「目の上が飛び出ている」「本当にとさかがあった!」など、熱心に観察してくれます。


その中でひとり、ネアンデルタール人の頭骨を熱心にご覧になっている方がいらっしゃいました。

「おかしいなあ、歯の数が多いのはなんでだろう?」

なんと、その方は歯医者さん!

さすが目のつけどころが違う。さっそく、現代人の歯や顎の大きさについてレクチャーしていただきました。


理科ハウスでは、ひとりひとりが先生であり生徒。

自分の専門分野について、知っていることを伝え合い、学び合うのが理科ハウスのスタイルです。

K先生、有意義な時間をありがとうございました。

理科ハウス 山浦安曇

  

     みんなで学ぶって楽しい! いろんな意見が飛び交います。

  

     頭骨はおおくのことを語ってくれます。

  

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2015年9月13日(土) (NO.602)

サイエンスカフェ 進化する五感、退化する五感


今日のサイエンスレクチャー、お話してくださったのは総研大の颯田(さった)葉子さん。

テーマは、五感の進化についてです。


まず、五感とはなんぞや?

第六感は、存在しないのかな?

私達の体が感じるためには感覚器が必要。

口や鼻や耳とか皮膚とかね。

だから第六感は感覚ではないってわけ。なるほど、なるほど。


そして、感覚器を作っているのは細胞です。

その細胞を設計しているのは遺伝子。

というわけで、いろいろな動物の感覚器の遺伝子を調べていくと、進化の過程が見えてきます。

動物の種類が違っても、同じ遺伝子が使われていることがあったり、

同じ遺伝子を使っているのに、ヒトは冷たいと感じる細胞がヘビには熱いと感じる細胞になっていたり。

へー、なんでやろね。


また、こんなことも進化の中で起こっていました。

それは、もともと同じ遺伝子の数が重複して増えたり、逆に減ったりして遺伝子の種類が変化しちゃう。

マウスの持っている匂いの遺伝子の数はすごくたくさんあるんだけど、ヒトはそれより少ない。

マウスは夜に行動するから鼻がきくほうか生き残りに有利だったんだ。


こんなふうに遺伝子の成り立ちをたどることで進化の様子がわかってくるのだから、

すごい謎解き問題です。

ひとりひとりの違いから遺伝子の違いへ。

そしてそれがいつ起こったのか過去へとたどるうちに、

私たちがまちがいなく霊長類のなかまであり、哺乳類の一員であることに気づかされます。


ものの見え方、痛みや味の違いなど、身近な話題が多かったので参加者からの質問もたくさん出ました。


そして、ラストは恒例の「先生と遊ぼう!」タイム。

我々ホモサピエンスがサルと共通の祖先から分かれて、どんな進化の道をたどってきたのか、

国立科学博物館の学習標本「人類頭骨」を使って、学びました。

今回の企画展「にんげんだもの展」のしめくくりにふさわしいサイエンスカフェとなりました。

颯田葉子さん、充実した学びをありがとうございました。

理科ハウス 森裕美子

  


  

  「そうなの、そうなのっ」って相づちをうちながら答えてくださる颯田さん。なんでも聞けちゃう安心感!

  

   キャベツをみんなで食べてみました。すると・・・

  

  苦いと感じる人と感じない人がいた!お互いに「うそでしょ~!信じられなーい」 これも遺伝子の違いです。

  ちがってもいいんだよ、にんげんだもの。

  

おやつはDNA五感クッキー。シナモンの味がしたり、ゴマの味がしたり、舌触りもサクサク、ポリポリ、パリパリ。耳と舌と目を使って楽しみました。今回もベイビーズブレスさんのオリジナルスイーツです。(問題)私たちのDNAは右らせんです。この中でひとつだけ左らせんがあります。どれでしょう?

  

  国立科学博物館の標本を使って、人類頭骨を古い順から新しい順に並べてみました。どこをみたら進化の過程がわかるかな。


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2015年9月10日(木) (NO.601)

自分を知るための計算


生活の中でお金の計算以外に計算することってあまりありませんよね。

計算式が書いてあると、それを見たとたん

「めんどくさそー」

「やりたくなーい」

となりがちです。


今回の「にんげんだもの展」にはあちこちにやっかいな計算式が書いてあります。

こんな計算やってくれるかなあ、と最初は不安でした。

ところがです!

みなさん、机の上においてある電卓を使って一生懸命計算してくれるのです。

これにはびっくり。


計算しているのは「脳容積」「エネルギー」「盲点までの距離」「落下時間」や「不快指数」です。

そうかあ、自分の体のこと、関心が高いんだなあと思いました。


関心があれば計算だって苦じゃないってこと!

計算が楽しくできるようになりたいね!


「にんげんだもの展」は残り2週間となってしまいました。

まだ体験していない方はぜひご来館ください。

体験項目も30に増えています!

理科ハウス 森裕美子

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2015年9月7日(月) (NO.600)

ひたすら数えるだけの自由研究


今年の夏は自由研究の相談が多かったのですが、

その中で気になったことがひとつあります。

それ、ほんとうに知りたいと思っているのかな?ということ。


みんなのやり方を見ていると、最終的にまとめなくてはいけないことがどうしても頭にあり、

レポートにしやすいテーマを選んでいるようです。

また、「研究」と言う言葉にとらわれ過ぎているのか、薬品を使って色を変えたり、燃焼させたり、いわゆる化学実験系でなければならない、その方が研究っぽい、と思っている人もいるみたい。

結局、自由研究本を参考にすることになり、それが「不自由さ」につながってしまうのではないでしょうか。


どんなテーマなら、わくわくしながら自由に取り組むことができるのでしょう。


「とうもろこしのひげは、めしべである。だから、めしべとつぶの数は同じ」という記述を読みました。

「ほんとうかな?」

そこで、実際に数えてみることにしました。

まさかピッタリ同じ数と言うことはないだろうけど・・・とぶつぶつ言いながらひたすら数えていきます。

「本当にやってるの?」と冷ややかに覗き込む人もいます。

ただひたすら両面テープで貼り付けていくだけの単純作業。

なんだ、ただ数えただけじゃないか、と思われるかもしれません。

しかし、とんだ副産物があったのです!

花粉はこの長いめしべの中を花粉管を伸ばしていくのかあ、すごいな!

となると、いわゆる柱頭はどこなんだろう?

よく育っていない粒につながっているひげはどうなっているんだろう?、

とうもろこしの頭のてっぺんのところに実がなっていないのはどうしてだろう?

雄花と雌花の開花の時間のずれはどのぐらいだろう?

他のイネ科植物はどうなってる?

ところで、冷凍コーンには何粒はいっているのだろう?

などなど、次から次へと疑問が出てきたのです。

これは作業が単純というムダに長い時間があったからできたこと。

すぐにできてしまうものなら、これだけの疑問は浮かばなかったかもしれません。

トウモロコシってなぞだらけ!

もっと知りたい!

自分で育てて観察してみたい!

ただひたすら数えるだけの研究から、ここまで広がりました。

みなさんも身近なものの数を数えてみませんか。

信号機のLEDの数とか、かぼちゃのタネの数とか。

きっと自分だけのテーマが生まれますよ。

理科ハウス 山浦安曇

  

                   ひたすらひげを貼り付けていきます

  

  実際にはひげの方が多かった。ちぎれたのを数えてしまったからかもしれない。

  

         若いトウモロコシ。粒とひげがちゃんとつながっている!

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2015年9月2日(水) (NO.599)

1年がかりの自由研究


昨年の夏のこと。

小4のSくんが、石を持ってきました。

「箱根で見つけたんだよ。黒曜石だよね?」

確かに、その石には黒曜石に特有のガラス光沢と鋭い割れ口があります。


ちょうどそのとき、学芸員実習に来ていた大学生の木下さんが「どれどれ」と丁寧に見てくれました。

「黒曜石に見えるけど、緑っぽいのが気になるなあ…。分析装置にかけて詳しく調べてみましょう」

木下さんは石を大学に持ち帰り、結果が出たら後日連絡すると言ってくれました。

実習終了後も、Sくんは時々「あれ、どうなったかなあ?」と口にし、石のことを忘れることはありませんでした。


やがて月日がたち1年後の夏、木下さんから報告書が届きました!

「分析した試料は黒曜石ではないことが分かります。黒曜石と思われていた資料は「スラグガラス」であると考えられます。」(原文通り)

なんと、木下さんは東京都市大の萩谷宏先生や早稲田大学の研究員の方にも協力していただき、早稲田大学のエネルギー分析分散型X線分析装置を使って成分を詳しく分析、論文から黒曜石やスラグガラスのデータと照らし合わせ、結果をまとめてくれたのです!

スラグガラスとは、鉱石から金属を製造する際に、副産物として発生する物質のことです。


子どもの知りたい思いにきちんと向き合って応えてくれた木下さん、なんて優秀な学芸員でしょう。

調査研究のお手本を見事に示してくれました。

黒曜石ではなかったことは、Sくんにとって残念なことだったかもしれません。

しかし、ではスラグガラスはいったいどこから来たのか、なぜそこにあったのか、さらなる疑問が沸き起こってきます。

どうやら普通のスラグとは化学組成が違うらしいのです!

都市大の先生もこの点について興味を持ってくれています。


ひとつの気づきから次の疑問へ。

これこそ、本当の自由研究ではないでしょうか。

研究のきっかけを作ってくれたSくん、

世界を広げる手助けをしてくれた木下さん、

調査のサポートをしてくださった萩谷先生、安井先生、心より感謝申し上げます。

理科ハウス 山浦安曇

        

              一見、黒曜石のように見えますが・・・

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2015年8月30日(日) (NO.598)

新たな挑戦者


来館者数にはこだわっていないのですが、

今年の夏はなぜか例年に比べ来館者数が増えています。

特に中学生の来館が目立ちます。

「にんげんだもの展」の内容は中学理科なので、自分のレベルにピッタリなのも楽しめる理由のひとつなのでしょう。


そして、理科ハウスの定番コーナーも、見逃せません。

こちらの「靴下モビールをつくろう!」のコーナー。

新しい出題者が出ています。

昨日は、小6女子ふたりが問題を作ってくれました。

この問題を解くのは、あなたです!

理科ハウス 山浦安曇

  

  

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2015年8月29日(土) (NO.597)

味覚の研究


夏の企画展「にんげんだもの展」、2回目、3回目と訪れる方が増えてきました。

それもそのはず、コーナーは全部で27、1回だけではやりきれない研究量なんです。

特に「ラバーハンド反応」や「遺伝の研究」は時間がかかるので、じっくり体験してもらいたいです。


そして、毎回3時から行っている「にんげんの実験ショー」もメニューが増えていますよ。

・水の味

・チョコレートの味

・電気の味

・筋肉の実験

えっ、まだやったことがないって?

そりゃー来るっきゃないね。

理科ハウス 山浦安曇

  

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2015年8月26日(水) (NO.596)

学芸員実習中


先日からT大のMさんの学芸員実習が始まりました。

展示解説をしたり、自由研究の相談にのったり、子どもたちの話し相手になったり、

すっかりみんなのお姉さん。

今日は、数学が得意なMさんが新コーナーを作ってくれました。

折り紙で作った立体パズルです。

早速みんな挑戦しています。

Mさんの実習は日曜日まで。

みなさんぜひ遊びにきてください♪

理科ハウス 山浦安曇

 

           多面体パズルって楽しい!

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2015年8月25日(火) (NO.595)

宿題ウィーク


夏休みも後半になり、宿題をかたづけに来る人が増えてきました!

一番多いのが、科学館レポート。

科学館を訪問し、体験したことをレポートにまとめる宿題です。

理科ハウスはとにかく触って、試してみないと始まらないようにできているから、レポーターも大変です。

体験した人にしかわからない楽しさを、リアルに伝えてほしいなあ。


そしてその次に多いのが自由研究。

まだテーマも決めていないというせっぱつまった人も。

これって本当に「自由」研究なのかな・・・とか思ったりするけど、そんなこと言ってるばあいじゃないとな。

みんなの苦労がわかります。

夏休みも残りわずか。ファイトォ!

理科ハウス 山浦安曇

 

          科学館レポートをまとめる中学生

  

      実験をして写真に撮り、レポートを作成する中学生

 

    「理科の工作できたよ!」 名づけて熱中症対策ハット

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2015年8月20日(水) (NO.593)

鎌倉学園科学部サイエンスフェスティバル2015


今年で7年目を迎える鎌倉学園科学部サイエンスフェスティバル@理科ハウス。

理科ハウスの夏のイベントとしてすっかり地域に定着しました。


今年の科学工作は、静電気モーターと水中エレベーター、そしてストローと輪ゴムでつくる3次元構造物テンセグリティです。

中学生や高校生のお兄さんから教えてもらうこと自体、地元の子どもたちにとっては新鮮な体験なのですよね.。

そして、科学部のメンバーにとってもいろいろな年齢の人に科学を伝える技術を磨くよい機会になります。


科学工作の内容は中学レベルでけっこう難しかったのですが、

それでも、これまで見たことがない「現象」に触れたことはとても貴重な体験になったことでしょう。

ずっとあとになってちゃんと学ぶ時(中学3年)がきたとき、「あのときに理科ハウスでやったやつだ!」とつなげてもらえたら嬉しいなあ。

いただいた材料はなかなか手に入らないものもあるので、大事にとっておいてくださいね。

科学部のみなさん、顧問の市江先生、充実した2日間をありがとうございました。

理科ハウス 山浦安曇

 

              静電気を起こすときのコツを伝授

  

             科学部のメンバーが手とり足とりやさしく指導

  

              実験ショータイムは大入り満員状態

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2015年8月17日(月) (NO.592)

連日満員御礼です


開館日はいつも30人超えの大盛況で、小さな科学館が人でいっぱい!

2階でやっている「にんげんだもの展」もたくさんの方に体験してもらっています。


人気のコーナーは運動神経測定と視野測定と脳容積を計算するところ。

触覚、嗅覚、痛点を調べるところも人気です。

オシロスコープを使った声の研究も家ではできない楽しさが・・・。


で、私の一押しおすすめコーナーはDNAの研究です。

DNAの4つの塩基の記号( A、T、C、G )をスタンプでロール紙に押してヒトゲノムをみんなで作ろうというコーナーです。

DNAって言葉はみんな知っているけれど

「からだのどこにあるの?」

「暗号って何が書いてあるの?」

もし、もっと知りたいよーって人がいたらぜひぜひDNAの研究のところ、やってみてください。

理科ハウス 森裕美子

  

             来館者と「食」について語り合う

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2015年8月12日(水) (NO.591)

自由研究の嵐


「科学館のレポートをするので写真とってもいいですか」

「重力をテーマに実験したいんだけど」

自由研究の問い合わせが増えてきました。


理科ハウスではできるかぎり、みなさんの相談にのっています。

参考になる本を探したり、レポートの書き方を指導したり。

中には、自分でテーマを決めてきたのに理科ハウスの展示に興味を持ち、急きょ変更!なんて中学生も。

私たちといろいろ話していくうちに、自分のやりたいことを見つけていく、という感じです。


自由研究の問い合わせは夏休み後半にかけてが本番。

小中学生にとってはせっぱつまった状態なのでしょうけれど、私たちにとっては楽しみのひとつでもあります。

理科ハウス 山浦安曇

 

        旅行先から持ち帰った石を調べるMくんと博物館実習のKさん 

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2015年8月11日(火) (NO.590)

FM横浜とJCOM@理科ハウス


今日はふたつも取材がありました。

まず、J:COM湘南のデイリーニュース。

今行っている「にんげんだもの展」を取材していただきました。

突然のインタビューにもこころよく答えてくれた来館者のみなさん、ありがとう。


そして3時過ぎからは、FM横浜鈴木まひるさんが理科ハウスに登場!

まひるさんには昨年の夏にも取材していただいたので、1年ぶりの再会。

ちょうど「味覚実験」の真っ最中で、まひるさんも加わって大変盛り上がりました。

Shonan King REPORT という番組の中で 理科ハウスの様子をライブ感たっぷりに伝えてくださいました。


テレビとラジオ、みんなチェックしてくれたかな。

理科ハウスの熱い夏、まだまだ続きます。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年8月5日(水) (NO.589)

科学部 大歓迎


ここ数日、中学生の科学部による貸し切り利用が続いています。

今夏の企画展「にんげんだもの展」はちょうど中1~3理科の内容に合わせているので、レベルもピッタリ。


ところどころで、先生から「ほらほら、元素記号やったよね~?」などとカツが入るも、

教室とは違う雰囲気の中で、理科談義するのを先生も生徒さんも楽しんでいらっしゃいます。


科学部で後日、国立科学博物館の企画展「生命大躍進」に行くというので、

理科ハウスオリジナル教材「人類の旅大絵巻物」を体験してもらいました。

700万年前に発見された人類の化石が見つかったときのエピソード、現生人類とネアンデルタール人の違いなど、クイズをしながら我々が来た道をたどっていきます。


「国立科学博物館に行ったら、フロレシエンシスのレプリカを見てきてね!」。

少しでも知っていることがあると、博物館を何倍も楽しむことができますよ。


9月になったら、国立科学博物館の人類頭骨をお借りして、颯田葉子先生(さったようこ・総合研究大学院大学教授 進化生理学)が直接レクチャーしてくださいます。

楽しみにしていてください。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年8月2日(日) (NO.588)

学芸員実習がはじまりました


今、理科ハウスはとっても若返っています。

博物館実習の学生さんが来ているからです。


理科ハウスでは、博物館過程を履修している学生さんに展示解説、展示物の作成など、

博物館活動を生体験する場を提供しています。

理科ハウスは個人事業の小さな科学館ですが、

来館者との距離が近く、お互いに学び合う姿勢を大切にしています。

「伝える」とはどういうことか、他館ではなかなかできない体験をしてもらいたいと思っています。


先日から実習に来ているには、T大のG藤さんとKさん。

1階の展示と実験ショーを担当してもらっています。

自由研究の相談にものってくれるかも!

理科ハウス 山浦安曇

  

   G藤さんによる水素爆鳴気の実験 説明がとてもわかりやすい!

  

   Kさんによる味覚の実験。盛り上げ方がじょうず!

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2015年7月29日(水) (NO.587)

自分を知るための計算


「続きがしたい!」と自分カルテをもって2度目の研究に訪れる人が増えてきました。

夏の企画展「にんげんだもの展」は、たくさんのコーナーがあるので一度ではやりきれないのです。

しかも少しずつ入れかわっていたりするから、またやりたくなっちゃう。

自分の研究って、やっぱり興味がつきないですね。


「にんげんだもの展」には、計測して計算するところがけっこうあるのですが、

普段は「計算なんてめんどくさい!」と言っている子も、必死で取り組んでいるのにはびっくり。

自分を知るためだと思うと、乗り越えられるんですね。

にんげんってすごい!

理科ハウス 山浦安曇

 

  等身大の人類階段

  おそるおそる3Fに登っていくと、そこには人類の祖先が・・・

  

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2015年7月26日(日) (NO.586)

もっと研究!


「自由研究、なんかないー?」

はいはい、またこの季節がやってきました。

毎夏8月末に押し寄せる中学生が、

今年は7月中に来るんだから、それだけでもえらいっ!


というわけで、今年も自由研究のネタをあちこちにしこんでいます。

「へえ、おもしろいな」と思った人は、各コーナーの「もっと研究!」も見てください。

さらなる研究のヒントを紹介しています。

ネットなどでちゃちゃっと調べるのもいいけど、自分で仮説をたてて自己流でいいから調べてほしいなあ。

自分の毛の研究、とか、自分の力の研究、とか、自分の敏感度の研究とか、おもしろいですよ。

しかも自分の体でできちゃうからお金がかからないし。

迷ったら相談にのります。

理科ハウス 山浦安曇

 

   自分の手じゃないのに、自分の手だと感じてしまう「ラバーハンド反応」の研究 

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2015年7月23日(木) (NO.585)

知らない自分に出会う夏


企画展準備に3週間お休みし、特に宣伝もしていなかったのにもかかわらず、

初日、たくさんの方が訪れてくださいました。

2日目には早速「りかぼんカフェ」の方々が貸し切りでご利用くださり、

にんげんだもの展、おおいににぎわっています。


「こんな小さいはずはない!」と脳みその大きさを何回も計測する人。

自分のからだのあちこちを触って、骨の形を確認する人。

きれいな波形を出そうと、一生懸命声を出す人。

会場のあちこちで、さまざまな人間模様が繰り広げられています。


3時には来館者全員に参加していただいて、「自分の体で実験ショー」を行っています。

みなさんとコミュニケーションする中で見つける「自分自身」。

にんげんっておもしろいなあと感じていただけたら幸いです。

理科ハウス 山浦安曇

  

 3時の実験ショーでは化学の先生から教えていただく場面も。W先生、いつもご指導ありがとうございます。

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2015年7月19日(日) (NO.584)

夏の企画展「にんげんだもの」スタート!


いよいよ夏の企画展が始まりました。

今年のテーマは「にんげん」。

自分のことを深く研究してみようという趣向です。


メニューは、

骨の研究

神経の研究

嗅覚の研究

触感の研究

体感の研究

声の研究

細胞の研究

視覚の研究

味覚の研究

脳の研究

力の研究

心の研究

遺伝の研究

食の研究

思考の研究 ・・・

 

あくまでも自分の、です。

さらに、自分はどこからきたのか、人類の進化の研究へと続きます。

ほかにもさまざまなテーマで26の研究を用意しています。

「えっ、自分ってこういうにんげんなの?」今まで知らなかった自分にハッとするはず。

人とちがっていいんだよ、だって「にんげんだもの!」。

(お願い)

・ふたりで行うコーナーが何箇所かあります。ご家族やお友達とお出かけください。

・一度ではやりきれない量です。2回目から無料ですので、何度でもチャレンジしにきてください。

 また研究メニューもどんどん入れ替えて行く予定です。

・内容は中学・高校理科です。

・熱中症にならないように各自飲み物を持参ください。館内でも冷たい飲み物を用意しています(120円)。

理科ハウス 山浦安曇

  

  

                 けっしてだれにも見せてはいけませぬ

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2015年7月18日(土) (NO.583)

池子神明社のお祭り


今年も池子神明社のお祭りがやってきました。

昼間までは雨が降っていたのに、夕方からなんとかあがり、境内は人でいっぱい。

神明社のお祭りは梅雨の時期にもかかわらず、ここ20年雨に降られたことがないんだって。

お祭りで夏を迎えよう!という池子の人たちの熱い思いが天に届いたかのようです。


さて、理科ハウスではあちこちで出張実験ショーをしていますが、

池子のお祭りではいつも、今までにしたことがない「新作」で挑んでいます。

今年のテーマは「ヒヤヒヤ」です。

風船をいろいろなもので割ってヒヤヒヤしてみようという実験。


用意したものは、

大きな木槌、鉛筆、はさみ、お皿、ガムテープ、やすり、包丁、剣山、グレープフルーツ。

さて、風船を割ることができたものはどれでしょう。


割れると思っていたものが割れなかったり、

これは無理でしょーと思っていたものが、あっというまに割れたり。

いや~ヒヤヒヤしますなー。

風船を思いっきり割って、大笑いして、スッキリ!

夏の暑さを吹き飛ばしました。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年7月13日(月) (NO.582)

ただいま準備中


梅雨で長袖を着るほどの涼しさだったのに、雨が上がったとたんとても暑い日が続いています。

本格的な夏がやってきました。


理科ハウスは企画展の準備で大忙しです。

休館中には普段できない模様替えや資料の整理をやったりもしたくなるので、

開館中よりも作業が多くなってしまいます。

あと1週間後には始まるので楽しみにしていてください。


今年の企画展のテーマは「にんげん」です。

なぜこのテーマをとりあげることになったのか・・・。

3年前にやった「いのちの研究展」のとき、来館者に身近な生き物を10個ずつ書いてもらいました。

結果はなんと「ヒト」がダントツの一位だったのです。


そうか、やはり最も身近なのは「ヒト」そして「自分」なんだよねえ。

体のこと、脳のこと、人の歴史のこと。

新しい自分に出会えるかもしれません。

他の人との違いを発見できるかも。

ぜひ、ご家族で遊びに来てください。

理科ハウス 森裕美子

  

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2015年6月28日(日) (NO.581)

自分でわかる なるほど!浮力


実験の鉄人こと益田先生には過去何回も来ていただいていますが、

今回のテーマは「浮力」。

中学生でも難しい分野です。


はじめは空気には重さがある話から始まりました。

「知ってる!知ってる!」と子どもたち。

ところが次に先生が「ある実験」をしたら、

なんとみんなの予想は大はずれ。

子どもたちの頭の中は?マークでいっぱい。

えーっ!どうして? さっきまで得意げだった顔がいきなり真剣になります。


「今日の実験ショーが終わるときには、これがどうしてなのかを説明できる人になるよ」と益田先生。

「まちがえてもいいから自分の頭で考えて予想してみて」と次から次へと実験を見せてくれます。

中には計算をする場面も。

「ほんとうだ」「そういうことか!」と一段一段、階段をのぼるように、みんなで理解を深めて1時間。


そして最後に、一番初めに行った問題にもどったとき、

小学生がゆっくりと、自分の言葉で、みごとに説明をしてくれました。

これは益田先生のショーがとってもわかりやすかったから。

大人もぐいぐいと引き込まれてしまう実験ショーでした。

あー、ほんとおもしろかった。

まさにタイトル通り、「自分でわかる なるほど!浮力」。


益田先生、お忙しい中本当にありがとうございました!

理科ハウス 森裕美子


 

          科学の鉄人の衣装で登場! 思わず立ちあがっちゃう子も

  

            まちがっていいんだよ、にんげんだもの

  

   目をつぶって必ず自分が考えたところに手をあげる。おとなもこどもも中学生も真剣です

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2015年6月27日(土) (NO.580)

金属のサイエンス


はるばる新幹線に乗って石川県からやって来てくれた四ヶ浦(しかうら)先生。


話始めはNHK「ブラタモリ」に出演した時の裏話から。

タモリさんは採るのが難しい砂金をみごとにゲット、

クイズにもすぐに答えちゃうし、やはりタモリさんすごすぎますね。


ところで、よく金箔がふりかけてあるお料理があるけど、あれって本当に安全なの?

金は溶けたら猛毒なのに、試した人はいるんでしょうか。

ということで、実際に金の塊を飲み込み、自分の体で実験した四ヶ浦先生。

飲み込む前と出てきた後で金の重さを測ったら、ピッタリ同じだったんだって。

「これがその金です」って見せてくれたんだけど、

○○○をたんねんに調べているるところを想像して、全員「ギャー!」。


オリンピックのメダル、金と銀と銅は金属の代表選手。

そうか、金属にはこの金色、銀色、銅色の3色しかないのです。

じゃあ、ナトリウム、カルシウム、セシウムは何色?

めったに見れない単体の金属を見せてもらいました。


そしていよいよ銀箔のナイフが登場。

これをゆで卵にぐさっとさすとあっという間に錆びるのです。

そのあと、このナイフを元のきれいな銀箔に戻してしまうスゴ技を教えてもらいました。

「わあー。すごっっ!」

今日の一番の歓声があがりました。

他にも見たことがない実験を見せてもらい、いよいよ元素周期表づくり。

本物で作る周期表なんてぜいたくすぎます。


第二部は先生と理科支援員だけで理科研修。

化学実験の面白さを堪能できた一日でした。

四ヶ浦先生、ありがとうございました!

理科ハウス 森裕美子

  


  

                    1㎏の金塊、持ったことある?

  

             セシウムを手で温めると・・・   おおおおーっ! 

  

            金属の見分け方にもいろいろあります

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2015年6月23日(月) (NO.579)

負けられません!


5月30日の日記(No.572)でレポートした「よくばりないれもの」。

なんだか大変なことになってきました。

ずっと上位を独占してきた中1のFくんの記録が破られつつあるのです!


もうFくんの記録を抜く人は出てこないだろうと思っていた矢先、

突如現れた Nさん(おとなです)!

家に持ち帰り、作戦を練ってきてくださるほどの力の入れよう。

何回かのトライアルの末、とうとうトップに躍り出ました。


Nさんいわく、「子どもに負けられないっ!」。

おお、そうでなくちゃ。なんて素敵なおとななんだ。


ところでNさんの記録を見たFくん,

すでに次のアイディアを考えている様子・・・。

戦いは続く。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年6月23日(月) (NO.578)

先生になってみる


理科ハウスは、他の科学館とかなり違っています。

ふつうは、体験してみて「答え」がすぐわかるように展示されていますが、

理科ハウスではどこにも答えがないし、やり方さえ提示されていないのです。

なんて不親切な科学館なのでしょう。

なかには、自分で展示をつくってみてください、というコーナーまである始末!

どこまで来館者まかせなんだ!


ところが、不親切にすればするほど、思考の自由度が増して、

盛り上がっちゃうんです。

考えているときのみなさんのキラキラした表情は、スポーツしているときに負けないぐらい美しい!


今日は、Sくんが靴下モビールの問題づくりに挑戦してくれました。

「靴下の中にビー玉がはいっています。ビー玉は2か所別々にはいっています。あててください」

これはなかなかの難問で良問。

大学生も、うんうんうなっています。

解きにきてね。

Sくんが解説してくれますよ。

理科ハウス 山浦安曇

 

     今日は先生になって、おかあさんに解説するSくん。親子の素敵な時間です。

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2015年6月22日(月) (NO.577)

これから水族館は?


大学生や高校生の来館者が最近増えています。

何人かでわいわいと議論しながら楽しむのもよいし、

一人で来て、他の来館者とおしゃべりするのもありです。

将来、こんなことがしたいんです! と語ってくれる若者がとても頼もしい~。

聞いているこちらもついつい話に夢中になってしまいます。


「水族館で働きたいって言ってたよね。今、イルカの捕獲について問題になってるけどどう思う?」

「知ってますよ! ネットとかで情報流れてくるし」

やはり水族館の中の人の気持ちに寄り添うようになるんでしょうね。

利用する側として、水族館・動物園はどのような場なのか、についても議論しました。

あれこれ悩みもありそうだけど、いっしょにおしゃべりを楽しみました。

誰でも理科談義したくなったら理科ハウスにおいで!

理科ハウス 森裕美子

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2015年6月21日(日) (NO.576)

夏至の日だから


「これ見て~!」

と小6のKちゃんが見せてくれたのは、朝日小学生新聞の「日の出、日の入り時刻と月齢」の記事の切り抜き。


「へえ!すごい。こうやって並べると、変化がわかりやすいね」

「それでね、日の出日の入りの時刻から、昼間の長さと南中時刻を計算してみたんだ」

「ほおお~」

「・・・」

「だって、明日は夏至の日じゃん!」

そうだったぁ。すっかり忘れていた~


Kちゃん、さすがです。

自然から学ぶチャンスを逃すところでした。

あらかじめ準備された課題ではなく、自ら自然現象のしくみに取り組む姿勢、素晴らしいですね。


Kちゃんを見習って、即、太陽と影のコーナーをつくりました。

夏至の日、太陽がつくる影はどこにでき、どのように動いていきますか?

理科ハウス 山浦安曇

      

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2015年6月18日(木) (NO.575)

kakusanの手作り理科グッズ


ナミアゲハやキタテハの幼虫・さなぎ・成虫バッジ、

オリオン座やハーシェルの天の川銀河バッジ、

動物の骨ミニブック

十種雲形のふわふわバッジ、

これらの理科ハウスショップで人気の商品は、理科グッズ作家kakusanのオリジナル作品です。

某科学館スタッフでもあるkakusanは、理科ハウスがオープンしたころからの長いおつきあい。

彼女の、科学をかわいーく変身させるセンスはピカいちです!


そのkakusanが、6月16日の「ガイヤの夜明け(テレビ東京)」に出演されました!

自分の得意技を生かし商品化に挑戦するひととして紹介され、制作現場も放送されました。

ひとつひとつの作品から、kakusanの科学って楽しい、もっと身近にあってほしいという思いが伝わってきます。


ネットでも購入できますが、

理科ハウスでは実物を手にとってお選びいただくことができます。

どうぞ理科ハウスショップをのぞきにきてください。

理科ハウス 山浦安曇

 

 キアゲハとナミアゲハは、模様の違いがちゃんと描き分けられています!

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2015年6月10日(水) (NO.574)

中学生の道くさ実験


おいーっす!とにぎやかに入ってきた中学生。

中間テストが終わった後で、みんな解放感にあふれた表情をしています。

中学生にとって理科は「教科」のひとつだけど、

小学生のころから来ている彼らにとっては「遊び」のひとつ。

理屈はどうでもいいから、とにかくやってみたい!という思いが炸裂して、

本当に楽しそうです。

いつもは「実験結果を予想してみましょう」とかえらそーに言っている私も、

「次は火を入れてみよう!」などと、すっかり彼らと同じペースになってしまったよ。

中学生はこのあと塾や家へ。

忙しいすき間時間、みんなが自分らしくふるまえたひとときでした。

もちろん、わたしも。

理科ハウス 山浦安曇

  

               よっしゃ、おれにまかせとけー      

  

           他の中学には負けられねえ

  

           これおもろ。自由研究したい!

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2015年6月2日(火) (NO.573)

いそえもんのせっけんづくり


今日は横浜開港記念日。

今から156年前に横浜港が開設されたことを祝う日で、横浜市立の学校は休校です。

理科ハウスは逗子市にありますが、横浜市と隣接しているので、横浜市の子どもたちもよく利用しています。


というわけで、今日は横浜市民の方々にスペシャル紙芝居、

「いそえもんのせっけんづくり」を披露しました。

これは、日本で国産石鹸の生産にはじめて成功した磯子の人「堤磯衛門」のおはなし。

紙芝居作家・片岡直子さんのオリジナルで、紙芝居コンクールで特別賞を受賞した良作品です。


お話の中には、「磯子」とか「丸善」とか「中村町」とか聞いたことのある地名やお店の名前が出てきて、横浜感満載!

途中、磯衛門は、せっけんの材料にする良質のポッタース(アルカリ)を求め、秦野のたばこ畑に行きつきます。


「ねえ、葉っぱを燃やした後の灰って、本当にアルカリ性なの? たばこの葉でないとだめなの?」

「なぜ灰はアルカリ性なの?」

というわけで、疑問に思ったら即実験!

お話の後、いろいろな枯れ葉を集めて灰づくり。

果たしてその結果は!?


今日は横浜開港記念にふさわしい一日になりました。


片岡直子さんの作品には他に「リーゼ・マイトナーの発見」(核分裂を初めて理論的に証明した女性研究者)もあります。

機会があれば、ご披露したいと思います。

理科ハウス 山浦安曇

 

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2015年5月30日(土) (NO.572)

1位をめざせ!


外は真夏日に近い暑さですが、理科ハウス内も熱い戦いが始まっています。

理科ハウス名物チャレンジシリーズ!

1位をめざして、日々記録が更新されています。

「もっといい記録がでるはずだ」「さらにカイゼンをめざせ」という信念のもと、

何回もチャレンジしにくる子も。


学校、学年、年齢の枠を越えた公平な世界だからこそ、

戦いがいがあるというもの。

みなさんも遠慮なく挑戦しにきてください。


ところで、いったい何をやってるのって?

それは理科ハウスに来てのお楽しみ!

理科ハウス 山浦安曇

  

        現在トップは中学生。おとな、がんばれ!

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2015年5月24日(日) (NO.571)

サイエンスカフェ「もうひとつの宇宙」


池内了先生が理科ハウスに来てくださるのは、なんと4回目。

私が「他にはない回数です」と自慢したら、先生もうなづいてくださっていました。

こんなことができるのも、8年間葉山にある総合研究院大学院大学におられたことがもちろん大きな要因だけれども、

理科ハウスを大事に思ってくださっていることは確か。

「とてもリラックスして話せた」と言ってくださいました。


さて、その内容は

もうひとつの「宇宙」。

だんだんと広がっていった宇宙。

生命が住むことのできる宇宙。

フラクタルな宇宙。

別のところにあるかもしれない私達の知らない宇宙。

私達の宇宙はひょっとしたら5次元(時間の次元を除くと4次元)なのか?


あっという間に時間は過ぎ、気がついたら3時間が過ぎていました。

参加された方の頭に残った宇宙はどんなものだったでしょうか。

理科ハウスに次回来られた時にぜひお聞かせください。


先生がお帰りになったあとも高校生、大学生、院生が集まっておしゃべりに花がさきます。

建設的に議論を進めるには?

理系選択するときに大事なことは?

やりたいことの見つけ方、などなど。

池内先生のお話は結局、宇宙論にとどまらず、「科学的に考えるとは?」という問いを

参加者に投げかけていきました。

池内先生、濃厚な時間をありがとうございました。

次回もまたぜひよろしくお願いいたします!

理科ハウス 森裕美子 山浦安曇

 


 

                超リラックスモードの池内先生♪

 

 池内先生とあそぼう ターイム! 理科ハウス名物「星の一生」絵巻物(2014年度博物館実習生 河野さん考案・制作)

 

 

 「泡」がテーマのおやつは今話題の「ポップオーバー」。ベイビーズブレスさんはいつも目と舌を楽しませてくれます。


 

 Oさんがすてきなお花を贈ってくださいました。会場がふわっと明るくなりました。Oさん、ありがとうございました。



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2015年5月20日(水) (NO.570)

理科ハウスが朝日小学生新聞に!


朝日小学生新聞19日の紙面に理科ハウスが紹介されました。

たまたま理科ハウスで取材されちゃった君たち、すばらしいコメントをありがとう。

取材をしてくださったYさん、ありがとうございました。

掲載誌は理科ハウスでご覧になることができます。

また、京浜急行電鉄がだしているフリーペーパーの「なぎさ」6月号にも掲載される予定です。

神武寺駅の紹介ページです。

駅に置いてあるそうなので誰でも読むことができます!

理科ハウス 森裕美子

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2015年5月19日(火) (NO.569)

NHK for school アワード


NHK for school アワード をごぞんじでしょうか。

NHKでは、この春から「NHKの教育番組をこんなふうに利用していますよー」という募集をネットで始めています。

こんな例があるよ、ということで理科ハウスが登場です。

http://www.nhk.or.jp/school/aw/

みなさんも応募してみてくださいね。

理科ハウス 森裕美子

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2015年5月16日(土) (NO.568)

7歳になりました


今日は理科ハウスの7さいのお誕生日です。


お誕生日ということはご存知なかったと思うのですが、

なんと近所のYさんが帰り際に寄付をくださったのです!

「残していてもしようがないでしょ。目に見えるところに寄付したいのよ」

とおっしゃってくださいました。


今までほかにも数人の方から寄付を頂戴しています。

ありがとうございます。

ほんとにほんとに感謝申し上げます。


寄付で成り立つアメリカ型の科学館の経営環境にはまだまだほど遠いですが、

実験器具や本などを寄贈してくださる方もいます。

スタッフに差し入れをくださる方もいます。

ショップで買い物をしてくださる方もいます。

私たちには応援してくださる方がたくさんいてくださるのが自慢です。

あと3年、続けていけますように今後ともご支援よろしくお願いいたします。

理科ハウス 森裕美子

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2015年5月14日(木) (NO.567)

多田将さんのサイエンスカフェが本に!


理科便覧に続き、またまた嬉しいお知らせです。


昨年9月7日に行った多田将さんのサイエンスカフェ「もしも過去と未来が見れたなら」でのお話が、

多田将さんの新刊『宇宙のはじまり』(イーストプレス)の中に収録されました!

す、すごすぎますっ。


多田さんに投げかけた、あの質問もあのやりとりも、ちゃんと掲載されていますよ。

このような形にまとまってとても嬉しいです。

多田さんの切れ味のよいトーク、打てば響くようなやりとり、

理科ハウス史上に残る「すごい」サイエンスカフェでした。

『宇宙のはじまり』は理科ハウスの宝物です。

みなさま、ぜひぽちっとお買い求めください!


多田将さん、イーストプレスの高良さん、本当にありがとうございました。

理科ハウス 山浦安曇

  

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2015年5月12日(火) (NO.566)

理科ハウスが理科便覧に!


4月のある日、中学1年生になったSくんがやってきました。


「新しい学校はどう?」

「楽しいよ。そうそう、たまたま理科便覧みてたら理科ハウスが載ってたよ」

「えーーーっ?!!!!!」

「世界一小さいとか、詳しい説明も書いてあったよ」

「ほんとに? なんでーーーーー?!!!」

「科学館の紹介のところだよ」

「こ、こ、こんど来るとき、それ持ってきて」


というわけで後日、S君は神奈川県版理科便覧(浜島書店)を見せてくれました。


ホントに載ってた。


びっくりしすぎてなんだかよくわかりません。

他の科学館と肩を並べていいんだ!

いやー、浜島書店さん、ありがとございました!

(でも、電話番号は違っているのでおまちがいなく。046-871-6198です)

理科ハウス 森裕美子

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2015年5月10日(日) (NO.565)

学園祭にほんものの元素周期表登場!


学園祭で理科ハウスの「ほんものの元素周期表」をやりたい!とIくん。

「ほんものの元素周期表」は理科ハウスで定番の人気コーナーで、

いまだに挑戦する人がたえません(ネタをいつも変えています)。


このコーナーが学園祭にとり上げられるなんて、こんな嬉しいことはありません。

早速、見にいってきました!

いやー、有名私立進学校だけあって、ものすごい来場者。

迷路のような校舎にうろうろしてしまいましたが、生徒さんたちがとても礼儀正しく親切で、すっかり感心してしまいました。


物理部の展示をのぞいてみると~

ありました!巨大元素周期表。

箱の中には水や塩など身近なものが入っていて、「なにでできているか」元素の上に置くようになっています。

小学生とおぼしき少年がチャレンジしていましたが、けっこう知っているのにびっくり。


砂糖をどこに置いたらいいのか迷っている小学生に

「砂糖を燃やしたら、どうなるかな?」などと考えさせるヒントを出すところなどさすが!

来場者と上手にやりとりしながら自分たちの活動を紹介する姿勢、とても素晴らしいと思いました。


学園祭って、場そのものが生き生きしていて、こちらもエネルギーをもらえますね。

Iくん、物理部のみなさん、いいものを見せてくださってありがとう。

また、理科ハウスに遊びにきてください。こちらも負けないように腕まくりして待っています!

理科ハウス 山浦安曇

  

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2015年5月8日(金) (NO.564)

生きものだらけ


今、理科ハウスの中は生きものでいっぱいです。

「さなぎ」が、いきなり上からぶら下がっていたり、

たまり水の中に、なにかもぞもぞ動いていたり。


さて、これらはいったい何者?

知りたい人には図鑑で調べていただいております。

まあ、なんて不親切なんでしょう!

とても面倒くさいですね。

でも、自分でよく観察し、調べることで、必ず新たな発見があるんです。

知らず知らずのうちに、図鑑の使い方も上手になってきます。

そして、自分で発見したことは、他の人にも教えたくなっちゃう!

だれもが生きもの博士になれるんです。


生きものはどんどん成長しますので、毎日変化があります。

ずーっと同じ状態だったものが、いきなり大きく変身することも。

生きもののダイナミックな暮らしぶりに驚かされます。

理科ハウスには自然誌資料がそろっているため、生きものの種類を調べに来る人もいます。

先日は中学生がタカラガイの種類を調べにきました。

理科ハウスの中で、同じ興味を持っている人同士がつながることもよくあります。


知っていることを教えあう、そんな場になったらいいなと思っています。

理科ハウス 山浦安曇

  

        先日羽化しました。さて、どんなチョウに変身したでしょう。


  

            このたまり水のなかには、たくさんの生きものがいます。


  

         トウキョウサンショウウオの卵塊を見せにきた田中さん。

         どんなところにいたのか、どんなくらしをしているのか、説明してくれます。

         生きものは観察した後は、もといた場所に戻します。


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2015年5月6日(水・祝) (NO.563)

ゴールデンウイークは大にぎわい


湘南国際村フェスティバル2015、今年も大盛況のうちに終わりました!

3年目の参加になりますが、これまででいちばんのにぎわいだったと思います。

エコーマイクをつくるワークショップも、お並びいただくほどの大人気でした。


「いつも理科ハウスのショップに立ち寄るのが楽しみなの」とおばあちゃん。

「毎年、ここのワークショップに参加しているよ」と子どもたち。

いつしかココでの常連さんも増え、再開が楽しみなイベントになってきました。


連休最終日の今日は、理科ハウスでワークショップざんまい。

いろいろな科学工作を用意していたのですが、あっという間に材料がなくなってしまいました。

できなかった方、本当にごめんなさい。

準備しておきますので、またお出かけくださいね。。


手が足りなくなり、たまたま来館されたT内さんに工作の指導をお願いしたところ、これまた快く引き受けてくださり大助かり。

理科ハウスって人使いが荒いなあ。

でも、T内さんの指導はとてもわかりやすく、参加した方はラッキーだったと思います。

だって、みんなの熱の入れようが半端なかったんだもの。

T内さん、科学の楽しさを伝えてくださり、ありがとうございました。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年4月29日(水・祝) (NO.562)

さらに楽しく さらに深く!


ドームを解体し、すっかり広びろ明るくなった理科ハウス。

またリニューアルしてスタートしています。

「ほんものの元素周期表をつくろう」や「共振ブランコ」や「雲の観察」や「粉あてクイズ」などの理科ハウス定番のコーナーも

さらにバージョンアップして再登場。

これまで以上に、ふか~く体験できるように工夫しました。


また、モーターカーやピンホールカメラなど「つくるコーナー」も増やしましたので、

「自分でやってみたい派」は、どっぷり体験することができますよ。

(有料 材料費のみ)


連休中の5月3日~5日は、例年通り湘南国際村フェスティバルに出店します。

今回のワークショップは、声が響く「エコーマイク」。

10時、11時30分、13時30分、15時 の4回 有料 予約不要 先着順に受け付け

楽しい科学グッズも販売しますので、お時間ありましたらぜひお出かけください。


また、6日(水)・7日(木)は、理科ハウスで科学工作スペシャルを行います。

いろいろな科学工作を用意してお待ちしています。

理科ハウス 山浦安曇

  

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2015年4月17日(金) (NO.561)

ピカリ展いよいよラスト2日


雨の日が続いてソメイヨシノはすっかり散ってしまいましたね。

でも、理科ハウスから第一運動公園に行く道に並んでいる八重の桜は今が満開になっています。

お花見をかねて理科ハウスに遊びに来ませんか。


開催中の「ピカリ展」もあと残り2日となりました。

ドームの中でやっている、オーロラ実験や巨大ピンホールカメラはドームがないとできません。

まだ見ていない人はぜったい見なきゃソン!ですぞ。


さて、光の不思議を追いかけた科学者、と言ったら誰を思い出しますか?

屈折の研究をした人は?

光のスペクトルの研究をした人は?

光は粒なのか、波なのか?って悩んだのは?

たくさんの科学者達の研究の積み重ねのおかげで、私たちが少しずつ光を理解できるようになったのです。

実は「えっ! あの人もなの?」というくらい有名な科学者が光の研究をしています。

そんな科学者の紹介もしていますよ!


理科ハウス 森裕美子

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2015年4月5日(日) (NO.560)

プラネタリウム また来年!


今年のプラネタリウムは今日が最終日。


「知っている星の名前を教えて」と私が言うと、

「オリオン座!」

「ベテルギウス!リゲル!」

「シリウス!」

冬の代表的な星についてはすっかり詳しくなりましたね。


こんなに覚えられるのなら夏もやりたーい!

でもドームの中は換気ができず熱くなってしまうので夏にはできないのです。


今年のプラネタリウムもたくさんの方に見てもらいました。

見てくださった方々、ほんとうにありがとう!

プラネタリウムが終わってもみなさんの星観察の報告を聞きたいです。

観望会も予定したいと思っています。

ぜひご参加ください。

理科ハウス 森裕美子

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2015年4月4日(土) (NO.559)

忍耐の月食観察


皆既月食はお天気が悪く残念でしたね。

どんよりとした空を見てあきらめてしまわれた方も多かったと思います。


部分月食が始まって8時少し前頃だったでしょうか、なんと雲の合間から月が見えていました!

あわてて観察しましたが、またあっという間に雲に隠れてしまいました。

でも、またチャンスはやってくるかもしれないと思い公園で観察することにしました。

しかし、待てども待てども月はちっとも見えません。

もう皆既月食も終わる時間です。

あきらめて帰ろうとした時でした。

またちらっと月が見えたのです!

くら~い月でしたが地球の影におおわれた月でした。


あきらめないでよかった!


天体観察は忍耐と体力が必要なんですねえ。

昔の科学者達の苦労を少し感じることのできた夜となりました。

次回の皆既月食は2018年1月31日だそうです。

理科ハウス 森裕美子

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2015年3月31日(火) (NO.558)

プラネタリウムドームのつくりかた


理科ハウスのプラネタリウムはあと4日で終了となります。

春休みなので毎日たくさんの方が来てくれています。

ドームに入れる人数は15人が限界なので来館者が多い時には臨時で解説を行っています。

臨機応変に行うことができるのは小さな科学館ならではですね。


昨日初めてドームに入った男の子が

「手作り感満載というより手作りそのものだ!」と言ってくれたので

ドームの作り方の説明をしたら感心して聞いてくれました。


1      部屋の大きさに合わせて設計し計算

2      ハレパネをカット

3      組み立てる


あのガリレオ・ガリレイも手作りの望遠鏡で観察していたのです。

って、レベルが違いすぎますかね。

ほしいものが世の中になかったら作るしかないですね。

ドームはプラネタリウムの終わった後もしばらく光の実験のために使います。

まだ入ったことがない方はぜひ体験しに来てください。

理科ハウス 森裕美子

 

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2015年3月26日(木) (NO.557)

ピカリ展はおさらい展 


春休みに入り、理科ハウスは毎日大にぎわいです。

先月末からスタートした光の世界を探る「ピカリ展」も大好評。

たくさん実験がありすぎて、一日ではとてもとてもやりきれません。

これは理科ハウスが狭いからではなく

光の世界がどこまでも深く、次々と不思議現象を見せてくれるからです。


すでにお気づき方もいらっしゃるかと思いますが~

今回の「ピカリ展」は

国立科学博物館で行われていた「ヒカリ展」(2月22日で終了)のパクリです!

(国立科学博物館様、大変申し訳ございません)


パクリというと聞こえはよくありませんが、

よく言いますと「ヒカリ展」にヒントを得て、等身大にわかりやすくしてみた、ということでしょうか。


すべてを体験コーナーにし、

まずは自分でいじって実験して、どうしてこんなことが起きるのか考えてもらうようにしつらえました。

すると「なぜものが見えるのか」という事実につきあたります。

まさに光の不思議を追いかけてきた数々の科学者のたどってきた道と重なります。


今回、国立科学博物館の企画展に目をつけたのは、もうひとつ理由があります。

科学館なんて行ったことがないという方に、科学館に足を運ぶきっかけを作りたかったからです。

「ピカリ展の前にヒカリ展を見てきてね」と声をかけたところ、

実際に何人かの方が上野に足を運んでくれました!

中にははじめて訪れた、というご家族も。


どんなところに興味を持ったか、

わかりづらかったところは?

などなど、みなさんの感想を伺う中で

伝えたいことがはっきりと見えてきました。

もやもやを補う形で展開しているのが「ピカリ展」と言ってもいいでしょう。


畏れ多くも、日本で一番大きな科学館の企画展を意識させていただきましたが、

大きなところに寄り添う形で展開するのも、すごくアリだと思いました。

小さなところができること、まだまだありそうです。


というわけで、「ピカリ展」ネタが多すぎて最初の予定よりも延長して行います。

今週末はいよいよ、「光は粒なのか波なのか」科学史をたどりながら実験を行います。

お楽しみに。

理科ハウス 山浦安曇

 


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2015年3月23日(月) (NO.556)

理科室のお掃除


久しぶりに小学校の理科室のお掃除に行きました。

理科ハウスでは、9年前から小中学校の理科室をきれいにするサポート活動をしています。

毎年声をかけてくださる小学校では、1年間少しずつ片づけを進め、見ちがえるほどきれいになりました。

どこになにが収納してあるのか一目でわかる一覧表も作られ、使いやすさもぐーんとアップ。

楽しく効率よく授業をしたい!という理科の先生の気持ちが伝わってきます。


今日のお仕事は、実験机の流しのお掃除。

実はここがいちばん手強い場所。

1年に一回は、お手入れしたいところですね。

目に着く所なので、キレイになると机の周りが明るくなります!


理科ハウスの理科室お掃除サポートは、ボランティアで行っています。

先生方、どうぞお気軽にお声掛けください。

(逗子・葉山の小中学校に限ります)

理科ハウス 山浦安曇

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2015年3月18日(水) (NO.555)

ピカリ展 延長決定


もうすぐ春分の日ですね。

今日はポカポカ天気ですっかり春らしくなりました。

プラネタリウムを始めてから5週目となりました。

毎週必ずお話を聞きに来てくださる親子さんがいてとてもうれしいです。

ドームではプラネタリウムだけでなく光の実験もやっています。

暗闇ってなかなか体験できないので真っ暗なドームの中にいるだけでわくわくしてしまいます。


プラネタリウム用のドームのなかでやっている光の実験はとても盛り上がります。

「オーロラを見たい?」

「虹を見つけて」

「光っているのはどれ?」

「ガムテープの不思議」

「こわれた蛍光灯をつけられる?」

「光る生物」

「動く文字」


光の実験はたくさんあるのであれもこれもやりたーい。

というわけで4月5日までには全部やりきれそうにありません。

そこで「ピカリ展」少し延長することにしました。


光ってほんとに不思議だし、難しい。

あるのが当たり前になっているけど改めて光について考えてみるきっかけになればうれしいな。

ぜひ体験しにきてください。

理科ハウス 森裕美子

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2015年3月8日(日) (NO.554)

今日はスペシャルプラネタリウム かわいじゅんこさん登場!


元祖宙ガールのかわいじゅんこさん。

ひとりで全国を飛び回って、空の星を見ることを広めているステキなお姉さんです。

かわいさんと初めてお会いしたのは6年前、亀ヶ岡神社で開かれていた「逗子コミュニティパーク」でのことでした。

以来、理科ハウスとは互いに情報交換する間柄であります。

お忙しいかわいさんなんですが、やっぱり池子ドームでの解説が聞いてみたいよねえ。

ということでお願いしちゃいました。

同じドームでも解説する人が変わると雰囲気も全く違うものに。

そうそう、星座って神様にまつわるドラマがあるんだよね。

暗闇の中でお話を聞いていると想像力が倍増しちゃうよ!

あの空気はやっぱりかわいさんでないとだせません。


スペシャルデーは今日一日でしたが、またふらっと遊びに来てくれるとのことでしたから、

会うチャンスはあるかもしれませんよ。

かわいじゅんこさん、ありがとうございました!

理科ハウス 森裕美子

 

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2015年3月3日(火) (NO.553)

アオバトが教えてくれた丹沢火山と岩石のはなし』


小さいころから理科ハウスに通っているFくん。

小1のころお引っ越しした和歌山県からも、「理科ハウス特派員」として、現地の自然情報を送ってくれるなど、

Fくん家族と理科ハウスはいつもいっしょに自然科学を楽しんできました。


そのFくん(現在小4)の最近の研究をまとめた科学作文『アオバトが教えてくれた丹沢火山と岩石のはなし』が、

第48回神奈川県科学作文コンクール 東京応化科学技術財団賞を受賞しました!

す、すばらしいです!


Fくんは、大磯の照ヶ崎海岸でのアオバトの観察から、アオバトの棲みかである丹沢の地質に興味を持ち、

岩石を調べる研究をはじめました。

海岸で拾った石を神奈川県立生命の星・地球博物館に持ち込み学芸員の方に同定してもらったり、

宮ヶ瀬や丹沢湖のビジターセンターの岩石観察会に参加したり。

自ら足を運んで、自分の目と手で確かめるうちに、調べたいことや知りたいことがどんどん出てきたといいます。

Fくんは、理科ハウスにも石を持ってきて、磁石につくかどうか見せてくれました。

また、磁石につくということはどういうことか、についてもいっしょに考えました。

その研究の成果が評価されて、私たちも自分のことのように嬉しいです!

『アオバトが教えてくれた丹沢火山と岩石のはなし』は理科ハウスで読むことができます。

また、Fくんの作った絵巻物「アオバトの一生」も体験することができます(Fくん自ら指導してくれます)。


現在、Fくんは逗子市内でアオバトの生息状況について調査中。

次なるテーマに向かって走り出しています!

理科ハウス 山浦安曇

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2015年3月3日(火) (NO.552)

光の世界を探る「ピカリ展」


2015年は、光学の父と言われるイブン・アル・ハイサムが光の反射・屈折の研究をしてから1000年、

アインシュタインが光電効果や一般相対性理論を完成させてから110年、100年と

光の研究にとって節目の年。

ユネスコによって「光と光技術の国際年(国際光年)」と定められ、国内外でさまざまな光に関する科学イベントが行われています。

上野の国立科学博物館でもついこの間まで光のふしぎ、未知の輝きに迫る!「ヒカリ展」(2月22日まで)が行われていましたね。


この「ヒカリ展」を引き継いで、理科ハウスでは、光の世界を探る!緊急特別企画「ピカリ展」を行うことにしました。

いえ、国立科学博物館に対抗しているわけではありません。

せっかくだから、光の世界をもっと楽しんじゃおうという企画なんです。

しかも、理科ハウスらしく等身大のわかりやすさでみなさんに体験してもらおうと、いろいろ工夫しました。


館内のあちこちに光のおもしろ体験コーナーを設置。

また、プラネタリウムドームの中では暗やみ実験も日替わりで行っています。

理科ハウスは見える光と見えない光であふれています!

ぜひ、体験しにきてください。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年2月25日(水) (NO.551)

ものが見えるとは?


プラネタリウムが始まって3週目となりました。

お話のテーマは毎週変わります。

1週目「一番明るい星はなーに?」

2週目「星はどっちに動くの?」

今週は「近い星の話」です。


話の中身はまだここに書くことができませんが

宇宙の広さをきっと感じてもらえるはず!!

だって説明するたびに自分でも驚くからです。


星からやってくる光を感じてくれたSちゃん。

「星から出た光が私の眼に届くんだ!」

実はプラネタリウムを見る前にドームの中で巨大ピンホールカメラを体験して物が見えるってどういうことなのかを理解した後だったのです。

ピカリ展と合わせて体験すると楽しさ倍増ですよ。

ぜひ体験しに来てください。

理科ハウス 森裕美子

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2015年2月17日(火) (NO.550)

時を越えて


若い学生さんがひとりでぶらっと立ち寄ってくれました。

館内を楽しそうに見た後、

「実は・・・」と話してくれたことは、

中学生の頃に理科ハウスで借りた本をずっと返していなくて気になっていたとのこと。

それで本を持ってきてくれたのです。

なんと、びっくり!

大学生になっても覚えていてくれて訪ねてくれたのです。

こんなうれしい出来事があるから、理科ハウスはやめられません。

今度は大人の理科談義ができますね。

また来てくれるのを待ってるよ!

理科ハウス 森裕美子

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2015年2月15日(日) (NO.549)

星を楽しむための練習


プラネタリウムが始まって一週間がたちました。

土日にはたくさんの方が見に来てくださって大入り満員です!


「最近見た星の名前を教えて」

「太陽!」

「月!」

「カシオペア座!」

「星の観察の宿題で見たときから見てない」という小学生。

「・・・」


あらら、そのあとは星の名前がなかなか出ず、シーンとなってしまいました。

空には数えきれないくらいの星があるというのに。


見ているけれど星の名前がわからないのかも。

という私も寒さに負けて星を見る回数は以前より減っています。

幸い今日は風も吹いてなくて星見日和。

双眼鏡を持って外に出てみました。

オリオン座のまわりに明るい星がいっぱい!

やっぱり本物はいいなあ。


プラネタリウムを見た後に

「星が見たくなりました」と言っていただいてとてもうれしくなりました。

プラネタリウムは星を見るための練習です。

ぜひ夜には本物の星をながめてみてね!

理科ハウス 森裕美子

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2015年2月10日(火) (NO.548)

プラネタリウム2015スタート!


大変長らくお待たせいたしました。

池子ドームがようやく立ち上がりました。

冬の恒例行事となりましたプラネタリウムも今年で6年目。

最初のころはふたりで作っていたのですが、このところ体力がなくなり助っ人友人と3人で建設しています。

Y崎さん、いつもありがとう!


一足早く、市内の小中学校の先生方に貸し切りで楽しんでいただき、準備は万端。

初日の今日、「待ってました!」と駆けつけてくれた6年生で、にぎやかなオープニングになりました。

理科ハウスのプラネタリウムはトークの内容が毎週変わります。

ですから、週に一度続けて来れば「天体博士」になれることまちがいなし。

空間把握力もしっかり身につきます。

わからないことがあったらその場でどんどん質問してください。

そんなことが気軽にできるのが理科ハウスのプラネタリウムのいいところ!


火・水・木は 16時から。

土・日は   14時から と 16時から の2回。

毎回約20分です。いつも質問が出て時間オーバーになってしまいますが。


また、15時からはドーム内で「暗やみ実験ショー」も行います。

みなさんで遊びにきてください。

理科ハウス 山浦安曇

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2015年2月1日(日) (NO.547)

ヒトってどんな生きもの?


今日の大槻さんのお話のテーマは私たち「ヒト」の進化についてでした。

何十年も前、私が学校で習ったのは「北京原人」「ネアンデルタール人(旧人)」「クロマニョン人(新人)」。

進化の一本道の中にこれらの「ヒト」が並んでいるのだと思っていました。

ところが、ここ何十年の間にアフリカなどからヒトの骨がたくさん見つかりました。

ヒトってもっといろんな種類がいたのねー、ってことになっている!

10万年前には同時に原人、旧人、新人が生きていたらしい。

ほとんど絶滅しちゃったんだけどね。

骨が見つかるたびに研究が進んで、ますますわからないことが増えているとのこと。

なぞはいっぱいです!


さて、ヒトってどんな動物か。

話の途中、やおら大槻さんはチョコレート10個を取り出しゲームを始めました。

2人でチョコを分けるゲーム。

10個のうち何個を相手にあげることにするか。

もらうほうはチョコの数に不満があれば拒否することができる。

この場合、2人ともチョコはもらえなくなる。

さあ、どうするか。

ヒトは不平等を避ける?

ヒトの評価を気にする?

さあ、あなたはどう行動しますか?

一見「人間的」と思われる行動も、実は生物の進化の中で説明できると大槻さん。


また、今の私たちが同時につきあえる人数は150人くらいなんだって。

大脳の大きさと霊長類の群れの構成数との相関関係から導かれる数字と聞いて、なんだか納得。


大槻さん、たくさんの興味深い話をありがとうございました。

普段の自分の行動を客観的に観るよい機会になりました。

総研大の事務局の方々にもお世話になりました。

ありがとうございました!

理科ハウス 森裕美子

 


  トカゲと霊長類の違いを体で表現する大槻さん


男と女の違いがはっきり出るクイズ。男と女というより、子どもと大人の違いがくっきり!


この日のために作成した「人類の旅大絵巻物クイズ」。

終了後、大槻さんといっしょに遊びました! 


スイーツは猿人とホモサピエンスのクッキー、脳みそつき。ベイビーズブレスさんの作品です。

  

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2015年1月28日(水) (NO.546)

感動のラストトライ


大人気のリカハウスイッチも今日で最後。

先日から新しい装置に取りかかっているSくんがやってきて、

なんとしてでも完成させてやる!と鼻息を荒くしています。

そういうときに限って、思い通りに動いてくれないんですよね。

とうとう閉館まであと10分になってしまいました。

それでもSくんはあきらめません。

すごい根性です。

そして、ほんとうの最後に、感動の瞬間が!

 理科ハウスイッチ 風車編


3か月にわたって子どももおとなも夢中になったリカハウスイッチ。

毎日、たくさんの名作が生まれました。

次はもっと大きな規模でやりましょう!


さて、明日から展示入れ替えのため、しばらく休館になります。

2月10日(火)から、恒例のプラネタリウムが始まります。

今年は光の不思議を探る「ピカリ展」も同時開催。

楽しみにしていてください!

理科ハウス 山浦安曇

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2015年1月23日(金) (NO.545)

中学生職業体験レポート


今日は中学生の職業体験二日目です。

家から使わなくなった時計、電気玩具などを持ってきてくれました。

新しく考えてくれた展示は、ドライバーなど工具を使ってこれらを分解しようというものです。

小学生二人が楽しそうに分解に夢中になっていました。

もちろん、持ってきた本人たちもいっしょにやって夢中でした。

壊すのって一度やってみるとやみつきになりそうです。

(分解するときは必ずお家の人に壊してもいいものかどうか聞いてからやってください)


展示の説明パネルに「中学生が考えました」としっかりアピールしたり、

空いている壁を見つけては新しい展示を作ってくれたり、

ショップ棚を見やすくするために工夫してくれたり・・・。

中学生は大活躍!

いつもは来館者として来てくれていますが時々はスタッフになってくれると助かるなあ。

また、お手伝いに来てね!

理科ハウス 森裕美子

  

                        入り口の立て看板

  

              案内コーナーもその場で自作。パソコン操作もおてのもの。


  

      分解コーナー。はまっています!


  

      中学生の解説に小学生がくいついています

       

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2015年1月22日(木) (NO.544)

中学生職業体験実施中!


今日、市内のN中学生が理科ハウスに職業体験にやってきました。

職業体験といっても、中2のふたりは以前から理科ハウスによく来ていたので、

勝手知ったるなんとやら、

仕事内容をよく理解していて、どんどん仕事にとりかかってくれます。

なんとたった1時間で、新しいコーナーをつくってしまいました!

「歯車でロボットをつくろう!」

「バードウオッチングマップをつくろう!」です。

何も言われなくても、自分たちから来館者に近づき、会話をしながら解説してくれます。

なんて優秀な学芸員さんなんでしょう!

中学生の職業体験は明日も行われます。

彼らの働きっぷりを見にぜひ遊びにきてください。

*明日金曜日は通常休館日ですが、職業体験のため開館しています。

理科ハウス 山浦安曇

  

   「バードウオッチングマップをつくろう!」資料や写真を使って、丁寧に解説するRくん

  

         「歯車でロボットをつくろう!」 小学生に大人気! 


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2015年1月13日(火) (NO.543)

問題を解く人から作る人へ


理科ハウス開館以来ずっーと続いているコーナーのひとつに「やかんモビール」があります。

バランスよくぶらさがっている8つのやかんのうち、おもりの入っているやかんをあてるコーナーです。

やかんの位置やおもりの入っている場所は2週間ごとに変えているので、

来るたびに実力を試すことができます。

さて、このやかんモビールの解き方をマスターしたSくん。

すっかりおもしろくなってしまって、自分で問題を作ってしまいました。

Sくんコーナーを新設しましたので、ぜひチャレンジしてみてください。

その場にSくんがいれば、解説もしてくれますよ。

理科ハウス 山浦安曇

  

  翌日やってきたお母さんに「こうやって解くんだよ」と説明するSくん。素敵な親子です!

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2015年1月11日(日) (NO.542)

リカハウスイッチ大成功!


理科ハウスでいちばんの人気コーナーは、なんといっても「リカハウスイッチ」。

自分たちで好きなように作れるので、毎日コースが変わります。

昨年10月から始めましたが、これまで一度として最後まで成功したことはありません。

テレビのピラゴラスイッチを見ていると簡単そうに見えるけど、裏では何回も失敗を繰り返していることがよくわかります。


テクニックだけではなくて、チームワークも重要なポイント。

他人の意見を受け入れられなかったり、失敗を人のせいにしたり、、けんかも何度もあったっけ。

そんな修羅場を乗り越えて、先日とうとう最後まで完成しました。

子どもたちの努力の結晶をどうぞご覧ください!

理科ハウス 山浦安曇


 リカハウスイッチ やったー編



 リカハウスイッチ 今度こそ編

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2015年1月10日(土) (NO.541)

新春サイエンスバトル


コマ回し、凧上げ、はねつきにすごろくなど、お正月遊びをする姿もあまり見なくなりました。

でも、理科ハウスはお正月らしい科学遊びでいっぱいです!


おせちパズル

お年玉クイズ

ビー玉落とし

重ねゴマ

最強の吹き矢対決・・・

ヒツジさんの毛はどれ? などなど

お正月バージョンは1月限定なので、ぜひこの期間に体験しにきてくださいね。


そして、これらの科学遊びを案内してくれるのは、博物館実習中のMさんです。

Mさんは、みなさんといっしょに作ったり考えたりしてくれる優しいお姉さん。

水を使った実験ショーもやってくれますよ。

理科ハウス 山浦安曇

  


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2015年1月6日(火) (NO.540)

2015年スタートしました!


あけましておめでとうございます。

今日から開館しました。

雨が降って、風も強く、寒かったのにたくさんの人が来てくださいました。

理科ハウスにいると時間の経つのが早いと言われました。

楽しんでくださっているんだなとうれしくなってしまいます。

今年もみなさんに楽しんでいただけるようにがんばりたいと思います。

どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

理科ハウス館長 森裕美子

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2015年1月1日(木) (NO.539)

あけましておめでとうございます

  

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