理科ハウスの周辺で起こるさまざまなできごとを、このページに記しています。最新の日記はこちら
過去の日記はこちらで読むことができます→2018/2017/2016/2015/2014/2012/2011/2010/2009/2008/2007
------------------------------------------------------------------------
2013年12月29日 (日) (NO.473)
よいお年を!
今年も残り少なくなりました。
年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。
理科ハウスは今年も多くの方々に支えられて無事に新しい年を向かえられそうです。
ありがとうございました。また来年も引き続きよろしくお願いいたします。
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
ろうそくのかがく2013
今年も12月最後の日に恒例のろうそくの実験ショーを行いました。
これは今から約150年前、マイケル・ファラデーがロンドンの王立研究所で
毎年クリスマスの時期に子どもたちや市民に向けて行ったものです。
「1本のろうそくに火をともせば、深遠な科学の世界への扉が開きます」というファラデーの言葉通り、
今でも新鮮な実験ばかりです。
なんとこの日、30人以上も実験ショーを見に集まりました。
小学生、中学生、親子、学校の先生、科学館の方も!
ろうそくの炎はなぜ、「筆」の形をしているのか?
なぜ芯がないと燃えないのか。
みんなで炎を見つめながら、その謎にせまっていきます。
あたりまえに思えることのなかにも、新鮮な発見がいっぱいです。
最後は、「来るべき時代に向けて、みなさんがろうそくのように光り輝いて、
世界を照らしてください」というファラデーの言葉でしめくくりました。
理科ハウスは、今年は26日で終了、2013年は1月7日から新しい展示で開館します
スタッフが1名しかいないため、しばらくの間、開館時間を変更して開館します。
お出かけの際は、スケジュールをお確かめください。
理科ハウス 山浦安曇
中学生ふたりがサポートしてくれました。ありがとう!
みんなでひとつの炎を見つめます
炎の落下実験。さあ、どうなる?
-----------------------------------------------------------------------
2013年12月18日 (水) (NO.471)
みんなで考えるカラス その後
2013年10月31日 (木) (NO.462)でお知らせした「みんなで考えるカラス」の実験。
その後、どんどん新しい問題ができてます。
そして、なんとなんと
先日、ホンモノの考えるカラスさんが、理科ハウスにいらしゃったのです!
ま・さ・か、「考えるカラス」のディレクターさんの目の前で、「考えるカラス」を披露するときが来るなんて!
どきどきしましたが、蒼井優になりきってご案内しました。
ディレクターさんも、子どもたちの作った問題をとっても気に入ってくださいましたよ。
いつか理科ハウスの問題が使われる日がくるかも。
さらに昨日は、新潟県立自然科学館の方がご来館。
考えるカラスの新しい問題を作ってくださいました。
その名も「考えるトキ」!
考える鳥シリーズは、今や10種類以上。
私は、子どもも大人も専門家も関係なくわくわくできるこのコーナーがとっても好きです。
みなさんも、チャレンジしにきてください。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年12月13日 (金) (NO.470)
病室だより
いままで全く健康で病気知らずに過ごしていた私には、
初めての検査や治療にドキドキすることばかりです。
医学のすばらしい技術に感嘆し、
これまで幾多の患者さんのご苦労があったかと思うと、頭が下がる思いがします。
治療は順調に進んでいて夜もよく寝ることができるようになりました。
お見舞いのお言葉は山浦から全部聞いています。
本当にありがとうございます。
皆さんも自分の健康を大事にしてくださいね!
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年12月12日 (木) (NO.469)
中学校対決!
理科ハウスの「チャレンジコーナー」は、中学生にとても人気があります。
今月は「電気をたくさん流そう」。
コード、検流計、磁石だけをつかって、どれだけ電気を流せるかを競います。
頭ではわかっていても、実際にやってみるとなかなかうまくいきません。
あれ?電気ってどうすれば流れるんだっけ?
しかし、あれこれ試しているうちに、ふっと検流計の針大きく振れることがあります。
そうなるとしめたもの。
もっとたくさん流すには? みんなで知恵を出し合って、実験します。
その姿はまさに研究者!
今のところ、H中2年の記録を破り、Z中3年が1位。
やっぱり他校には負けられないよね!
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年12月9日 (月) (NO.468)
クリスマスリースのプレゼント
今年もTさんがクリスマスリースをつくってくださいました。
無機質な理科ハウスの入り口がパッと華やかに!
針葉樹のかおりが、気分をしゃきっとさせてくれます。
今年は最後の最後になって、
館長が不在となり、寂しい思いをしていたのですが、
このリースが、ほら元気をだせよ!とエールを送ってくれているようで、
励まされます。
Tさん、本当にいつもありがとうございます。
理科ハウス 森裕美子 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年12月8日 (日) (NO.467)
ダーウィンが来た! がやってきた
やっぱり「ダーウィンが来た!」は人気がありますね。
いつも観ている番組をつくっている方が来るということで、
理科ハウスは子どもからおとなまで生きもの好きでいっぱいになりました!
ゲストの小林ディレクターがこれまでに手がけた生きものは、
アリ、クモ、インコ、スズメなど身近なものばかり。
でも、よーくよく観察してみると「なんでこんなことするの?」
「そもそもなぜ人の近くで生活しているの?」など
なぞだらけです。
小林さんは持ち前の好奇心で、そんな生きものの生態にぐぐっとせまっていきます。
テレビで見ていると、生きものに簡単に出会っているように見えるけど、
がまん、がまん、がまんの連続で撮影しているんですねえ。
いつまでたっても動物が現れない、ヒルや虫の猛攻撃に会う、草原でトイレをする場所がない、など。
それでも、思いがけない場面に出会ったときは、心が躍るほど感動するそうです。
小林さんが見せてくれた映像の中でウケたのは、なんと「戦うスズメ」。
みんなすっかりスズメの気持ちになって、なぜ争うのかについて考えました。
ほんと、みんな生きものが好きだなあ。
そしていちばん気になったのが、ここ三浦半島では特定外来生物として駆除対象になっている「アライグマ」。
小林さんは、アライグマは生息地ではどんな行動をしているのか、あまり知られていない本来の姿を紹介してくれました。
やっぱり、アライグマは洗っていなかった!
アライグマは人によって日本に持ち込まれ、人の無責任で野外に放され、天敵がいないために増え続け、駆除されるはめになってしまった動物。
「どんな生きものなのか知ること」
「きちんと飼えるのか考えること」
このふたつを、みなさんによく考えてほしいと小林さんは話します。
最後に、番組でとりあげてもらいたい生きものリクエスト!
キシノウエトタテグモ
ゴミグモ
ウスバカゲロウ
キジ
ライチョウ
ウズラ
カラス
ヤドクガエル
サンショウウオ
タランチュラ
クラゲ
イルカ などなど
いつか、撮影してもらえるといいですね。
小林ディレクター、楽しいお話をありがとうございました!
理科ハウス 山浦安曇
小学生、中学生、高校生、大学生、親子、ダーウィンファンでおおにぎわい
だんだん前のめりに・・・
紙粘土とススを使ってミズグモが体に空気の層をまとう実験
スイーツは動物型ぬきクッキー。この日12月8日放送の「シロイルカ」クッキーも!
ベイビーズブレスさんが特別に作ってくれました。
------------------------------------------------------------------------
2013年12月3日 (火) (NO.466)
小さく開館してます
館長の不在を心配して、たくさんの方が理科ハウスをのぞきにきてくれます。
「大変なときはいつでも行きますから!」 とママさん。
「力仕事のときは声をかけて!」 とパパさん。
「学校が終わったら手伝いに行くから!」 と学校の先生も。
なんと嬉しいことでしょう。
ひとりだと安全性が確保できないため(1階と2階で二つの眼が必要なのです)、
いっときは休館することも考えましたが、
毎日、「虫」や「石」や「なんだかわからないもの」を持ち込む小学生。
試験前に理科の勉強をしにくる中学生。
子育ての話をしにくるお母さん。
みなさんの生活の中で、理科ハウスが小さな息をしていることをとても嬉しく思い、
ほそぼそとてもいいからドアを開けていることにしました。
ただ、開館日と開館時間を多少変更していますので、ご了承ください。
ご近所の方、今日は開いているなと思ったら、どうぞのぞきにきてください。
遠方の方、かならずスケジュールを確認の上ご来館ください。
また、時間外に見学・体験をご希望の方は事前にご連絡ください。
引き続き理科ハウスをよろしくお願いいたします。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年11月27日 (金) (NO.465)
病室からメッセージ
たくさんの方からお見舞いの言葉をいただきありがとうございます。
いくつもの検査を経て、ようやく病名がきまりました。
「多発性筋炎」です。
もし知り合いの方で同じ病名の方がおられたら情報いただけるとありがたいです。
急に発病したので、本人が一番驚いていますが、
普段の健康のありがたさを思い知りました。
明日(28日)から治療がはじまり、回復に向かいます。
ちゃんと治して帰りたいと思います。
しばらく時間がかかりそうですが、待っていてください。
よろしくお願いいたします。
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年11月26日 (火) (NO.464)
はやく元気になって!
なんと!森館長が体調を崩し、入院してしまいました。
11月24日にい予定していた「理科の部屋20周年記念会」を中止、
12月1日~9日まで臨時休館させていただきます。
11月第5週と12月第2週以降は、開館いたします。
ご来館の際はスケジュールをお確かめになってからお越しください。
山浦ひとりですので、ご案内がいきとどかないかもしれませんが、どうぞ遊びにきてください。
みなさんも風邪などひかないように、気をつけてくださいね。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年11月12日 (火) (NO.463)
みんなのぎもん@サイエンスアゴラ2013
11月9日、10日、お台場で行われたサイエンスアゴラ2013に出展してきました。
サイエンスアゴラは、日本最大級のサイエンスコミュニケーションイベントで今年で8回目になります。
理科ハウスは昨年同様、当館の名物コーナー「みんなのぎもん」をアゴラに持ち込みました。
アゴラは各分野の研究者が集まるところ。
こんな貴重な機会を逃す手はありません!
今年は、ぎもんの「おふだ」を持って、回答をいただけそうなブースを積極的に回りました。
どのコーナーも接客で大忙しの中、「いいですよ~お答えしましょう!」と快く引き受けてくださいました。
大感激!
グーグル先生やヤフー先生にお願いすればすぐに検索できるこの時代、
なにめんどくさいことやってんだとお思いの方もいらっしゃることでしょう。
ところが、同じ問いでも書く人によって、
違う視点が加えられていたり、
最先端の研究が紹介されていたりして、
予想以上にユニークな回答になります。
直筆で書かれることによって、遠くの存在である研究者をぐっと身近に感じることができます。
今回ご協力いただいたのは…
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)
東京工業大学地球生命研究所(ELSI)
京都産業大学
川崎学園 川崎医科大学 現代医学教育博物館
東京有明医療大学
日本光合成学会 若手の会
元素周期表同好会
国立天文台
科学読み物研究会
千葉市科学館
日本科学未来館
名古屋大学 リサーチ・アドミニストレーション室 あいちサイエンス・フェスティバル事務局
東京都立産業技術研究センター
自然科学研究機構 分子科学研究所
緑町一番街プロジェクト
日本人類学会 教育普及委員会
東北大学女性研究者育成支援推進室「杜の都女性研究者ハードリング支援事業」サイエンス・エンジェル
紙飛行機サイエンス
市民科学研究室
みけねこサイエンスプロジェクト
九州大学
静岡大学
NPO日立科学クラブ
サニーエンジェルス
各ブースのみなさま、研究者の方々、ありがとうございました。
その他、理科ハウスブースに立ち寄ってくださった方々からも回答を寄せていただきました。
みなさんからいただいた回答は、理科ハウスの宝物です。
エッジの効いた鋭い質問、研究者の息吹が感じられる回答、ぜひ見にきてください!
理科ハウス 山浦安曇
ここは究理の道場じゃ!
理科ハウスに掲示しています
------------------------------------------------------------------------
2013年10月31日 (木) (NO.462)
理科ハウス版「考えるカラス」
Eテレ「考えるカラス」 毎週火曜 9:10〜9:20 (再) 後3:30〜3:40 という番組をご存知ですか。
番組の中でさまざまな実験がおこなわれるのですが、どうしてそうなるのかは明らかにされず、視聴者が考えてね、というおもしろい番組です
理科ハウスでは、早速この番組をパクらせていただきました!
もちろん、テレビと同じではありませんよ。
理科ハウス風にアレンジして出題しています。
ひとつ実験を行うたびに、「あれ?どうしてこうなるのだろう」
「こうやったら違う結果になるのかな?」などどんどん不思議がわき出てきます。
こうなったらもう実験するしかない! 子どもたちの知りたい意欲はとどまることを知りません。
仮説をたて、実験し、観察する。その姿はもうりっぱな研究者です。
新しい事実がわかったときには、それを「問題」にしています。
考えるカラスから発展して→考えるスズメ、考えるペンギン、考えるフクロウ・・・たくさんの問題が生まれました。
子どもたちが考えた問題、おとなの方も解きにきてください。
理科ハウス 山浦安曇
すっごく楽しい~
問題を作ったら、タイトルに好きな鳥の名前をつけられます!
------------------------------------------------------------------------
2013年10月28日 (月) (NO.461)
毎日天体観察
9月末からはじめたまちかど天文台。
午後5時ごろから外に天体望遠鏡を出して、道行く人と天体観察をしています。
はじめてみると、夕方になると雲が出てきたり、風が強かったり、雨が降ったり。
予想以上に天体観察できる日って少ないんですね。
となると、ますます晴れている日には「見なくちゃ!」という気になってきます。
今は金星が見ごろです。
欠けているところもはっきり見ることができます。
しばらくすると、天頂に夏の大三角が見えてきます。
双眼鏡を使えば天の川だって見えます。
冬になれば木星やその衛星も楽しむことができるでしょう。
天体望遠鏡の使い方もマスターできます。
また、理科ハウスの中には、天体の動きを理解するためのしかけがたくさんあります。
自分の生活の中に「宇宙」を取り入れてみませんか。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年10月27日 (日) (NO.460)
科学の本はおもろい!
今日から読書週間です。
読めば「へえー、そうだったのか」と思わせてくれるのは科学の本!
人に教えたくる最新の情報が書いてあるよ。
パラパラとめくるだけでも楽しい本もあるよ。
「こんな生きものいるのかあ!」ってびっくりする本もあるよ。
立体的に飛び出して見える本もあるよ。
マンガもあります。
ひとり2冊まで借りることができます。
ずーっと借りたままの本が、もし手元にあったら返しに来てね。
新刊書を何冊か買ったのでお知らせします。
借りに来てください。
『鳴く虫の科学』 子供の科学★サイエンスブックス 誠文堂心光社
『イヌとネコの体の不思議』 子供の科学★サイエンスブックス 誠文堂心光社
『アンモナイトと三葉虫』 子供の科学★サイエンスブックス 誠文堂心光社
『「もしも?」の図鑑 恐竜の飼い方』 実業之日本社
『宇宙兄弟』 21、22刊 講談社
おすすめの科学の本があったら教えてくださいね。
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年10月21日 (日) (NO.459)
雨の休館日
台風が毎週のようにやってきますね。
先日の日曜日、逗子市民祭りの日でしたが一日中雨となってしまいました。
駐車場でショップを開くのはあきらめて
館内におりました。
今日はショップだけの開館だし、誰も来ないかも、と思っていたら
ポチポチと訪ねてくださる方がいて四方山話に花が咲きました。
展示の解説も楽しいのですが、実はこういう雑談も大好きなのです。
ショップでお買い物をして本を借りていった親子さん。
子どもは家にいて、ご夫婦でぶらりと寄ってくださった常連さん。
今度、またゆっくり来ますと言って覗いて行ったご家族。
散歩の帰りに理科ハウスをみなさん上手に使ってくれてますねえ。
ぶらっと立ち寄っておしゃべりできる科学館なんて全国でも逗子にしかありません。
一度も体験したことがないのは、もったいないと思うのです。
大人だけの利用も大歓迎!ですよ。
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年10月13日 (日) (NO.458)
わりばしアーーーーム
わりばしアームがすでに熱くなっています。
(わりばしアームについては、10月9日の日記を参照)
昨日までの最高記録は68センチ。
そして、今日Nくん(小6)がその記録を破って71センチのアームを完成させました。
そうこうしているうちにも、次から次へと挑戦者が現れます。
ポイントは、伸ばすアームよりも土台をどうするか。
限られた材料を効率よく使うにはどうしたらいいか。
頭を使うところがいっぱいです。
バランス、摩擦、重力・・・まさに科学の格闘技。
あなたならどうしますか?
ぜひ挑戦しにきてください。
理科ハウス 山浦安曇
家族で挑戦中!
------------------------------------------------------------------------
2013年10月9日 (水) (NO.457)
秋の味覚フェア
夏の企画展をすっかり片づけ、今日から新たな展示でスタートしました!
館内は、どんぐり、きのこ、柿やカボチャなど、秋の味覚でいっぱい。
観察したり、匂いをかいだり、五感を全開にして秋を科学しましょう。
そして、理科ハウス名物「すイエんサーに挑戦シリーズ」もはじまっています。
今回は、わりばし10本とわごむを使ってなるべくながーいアームを作る「わりばしアーム対決」。
やってみるとこれがけっこう難しい。
どうやったら長くのばせるか、挑戦しにきてください。
もちろん、みんなの大好きな、共振ブランコや やかんモビール、ほんものの元素周期表(新バージョン)も復活していますし、中学生向けの体験コーナーもあります。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年9月29日 (日) (NO.456)
気象予報士と学ぶお天気教室
天気予報で次々と現れる台風。
竜巻やゲリラ豪雨も心配ですね。
そこで、理科ハウスでは「大ぐるぐる展」の締めくくりとして
気象予報士の方に来てもらってお話を聞くことにしました!
お天気はどうやって予報しているのか。
日本の予報の確かさは世界で第2位。
テレビの予報よりももっと詳しく天気を調べたいときは。
予報の確かさをわかる方法。
台風の勢力は台風の目をみればわかる。
これは知っておきたい!ポイントをたくさん教えていただきました。
アメダスで使われている雨量計の実物を見せてもらったり、
うちわで風を作って風力を測定したり(屈強の中3男子にやってもらいました)、
実験もたくさん取り入れていただき楽しい時間となりました。
サニーエンジェルの山本さん、原田さん、静岡から来て下さった藤井さん
本当にありがとうございました!
参加者の中から気象予報士を目指す人が出てくるかも?!
サニーエンジェルスさんのブログはこちら
理科ハウス 森裕美子
気象予報士さん3名というぜいたくなレクチャー
台風に詳しい藤井さんのレクチャー 台風はすごいのだ!キリッ
ホンモノの雨量計。下がシーソーみたいになっていて、0.5ml雨がたまるとカタンと反対に傾くようになっています
------------------------------------------------------------------------
2013年9月28日 (土) (NO.455)
大ぐるぐる展終了!
NHKの朝ドラ「あまちゃん」最終回の日、理科ハウスの「大ぐるぐる展」も無事に最終日を終えることができました。
毎年夏に企画展を行っていますが、これまでで一番の入館者数になりました。
見に来てくださった方、ありがとうございました。
毎日内容を入れ替え、体験コーナーは全部で58、ワークショップは35種類以上!
パスポートを発行して、来るたびに新しい発見を味わっていただけるようにしました。
宇宙人ボイスの研究を深めて、解説まで書いてくれた高校生ryomaさん大学生のhiroさん。
ジャイロ効果が体感できる車輪を作ってくれたtakeuchiさん。
年輪観察のために、スギの木を切って提供してくれたmurofushiさん。
血液循環の医学書を貸してくれた看護師のkumikoさん。
名古屋からぐるぐるまわるおもちゃを持ってきてくれたyukuboさん。
ワークショップのネタと材料を提供してくれたarimaさん。
そして、ぐるぐる循環する人生ペーパーや個性あふれるアニメーションを作ってくれたみなさん!
みなさんが展示に加わることによって、大ぐるぐる展はどんどん進化していき、たいへんユニークな企画展になりました。
世の中には本当にぐるぐるしているものが多いなあと感じます。
ふと立ち止まってこれでいいのかと、自分のぐるぐるを見直す時間を持っていただけたのではないかな。
科学館は自分を変化させるための空間。
私たちスタッフはそのためのスパイス。
ちょっとスパイスが効きすぎているかもしれませんが・・・。
10月9日からは常設展示に戻ります。もちろん新しい科学体験もたくさんとりいれますよ。
またぜひご来館ください。
理科ハウス 森裕美子 山浦安曇
大ぐるぐる展初日のエントランス
大ぐるぐる展最終日のエントランス
------------------------------------------------------------------------
2013年9月19日 (木) (NO.454)
まちかど天文台はじめました
日が落ちるのがはやくなってきました。
夕方、館の前に天体望遠鏡を設置して、道行く人といっしょに星空観察をしています。
西の空には、金星と土星がきれいに輝いています。
ちょうど下校時間の中学生がワイワイ言いながらのぞいていきました。
「えーっ、ほんとに輪っかがある!」
「こんなにはっきり観れるんだ~」
「金星はちゃんと欠けてるね!」
まちかど天文台はしばらく続けます。
6時以降、理科ハウスの前を通りかかったらぜひのぞいてみてください。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年9月15日 (日) (NO.453)
ぐるぐる竜巻発生マシン
今日は朝から台風接近のニュース。
そしてなんと関東地方に竜巻発生注意情報もでました。
竜巻もぐるぐるまわるもののひとつ。
そこで、急きょ「竜巻発生マシン」をつくってみました。
ペットボトルの中につくる小さいものではなく、高さ80センチの大きい竜巻です。
風力の調整がなかなか難しく、きれいな渦ができるようになるまで何度も実験を繰り返し遂に完成!
この竜巻マシンのすごいところは、手で触れるようになっているところです。
竜巻の渦がどうやってできるのか、観察しにきてください。
できてる、できてる!
竜巻おさわりタイム
------------------------------------------------------------------------
2013年9月8日 (日) (NO.452)
ゆーくぼさんの科学オモチャ
大ぐるぐる展も後半となりました。
まだ体験していない方はぜひご来館ください。
今日は、ぐるぐる展にふさわしいお土産をたくさん持ってきてくれた方(ゆーくぼさん@名古屋市)が登場!
袋の中から次々と出てくるびっくりネタにみんな大喜び。
・べったんこの正方形の枠がみるみる長方形になったり六角形に・・・やがて球や円柱形に!
・端っこをピンで留めてある四枚のトランプ。ぐるぐる回すと・・・あれれ順番が変わるよ!
・のぞくと世の中がさかさまに見える箱!
・入れてあった箱の中に入る箱!(なんのこっちゃ)
きわめつけはただのチェーン。
これはすごかった!
おもしろすぎるのでここには書かないでおきます。
ゆーくぼさん、ご披露してくださってありがとうございました。
おかげで理科ハウスらしい一日になりました。
また作品ができたらぜひ見せてください。
お待ちしています!
理科ハウス 森裕美子
いきなり始まったゆーくぼさんのショー
おもしろーい!みせてみせて。ゆーくぼさんを囲んでわいわい!
------------------------------------------------------------------------
2013年8月31日 (土) (NO.451)
夏休み宿題ウイーク
夏休みも終わりに近づくと、宿題を持ち込む人が多くなります。
「こんな研究したいんだけど、詳しく書いてある本ない?」
「どうやってまとめたらいいの?」
「うまく動かないんだけど・・・」 といった相談から
「30分でできる自由研究教えて!」
「提出することに意義がある!」
と切羽つまった人までさまざまです。
今年みんなが取り組んでいるテーマは
カビの研究
ゴム動力を利用したプロペラ機
人類の歴史の研究
魚の解剖
貝の標本づくり
などなど。
中には、科学館体験記として、理科ハウスをレポートする人もいましたよ。
研究は予想通りにならないもの。
つまづいたときからが本当の研究です。
本やネットに紹介されている方法からはずれて、どんどん自由に進めてみましょう。
「夏休みのしおり」には「だれでもやっているような研究はダメ」と書いてありますが、
知られた研究の中にこそ、意外とまだ誰も気づいていない不思議が隠れているかもしれません。
とにもかくにも明日から、9月!
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
鎌倉学園科学部サイエンスフェスティバル
毎年恒例となった鎌倉学園科学部による3つのワークショップと実験ショー。
初日は70人を超える入場者数となりました。
館内は熱気でムンムン。
ちょっと難しい内容だったけれど楽しんでいただきました。
水溶液が「緑色→赤色→黄色→緑色」に変わっていく信号反応は歓声がわきました。
すごかったですね。
その他のワークショップ─ぶんぶん発電機やもじもじモアレ、手描きホログラム─もなかなか体験できないものばかり。
中には、ちゃっかり夏休みの自由研究にしちゃう中学生もいましたよ。
鎌学の生徒さんたちは学校外でも活躍されているので慣れていてテキパキと動いてくれました。
二日間ごくろうさまでした。
市江先生もありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いしまーす!
理科ハウス 森裕美子 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年8月18日 (木) (NO.449)
みんなでつくる展示
企画展がスタートして、1か月が過ぎました。
初めのころより、展示が増えてにぎやかになってきました。
それは、訪れるみなさんが「作品」を残していってくれるからです。
ぐるぐるアニメーションのコーナーは、みんなが作ったオリジナル動画がいっぱい!
先日は、逗子在住の絵本作家、山﨑優子さんが来館され、かわいいアニメーションを作ってくれました。
プロの技!必見です。
また、高校生のRくんと大学生のUくんが、「声×扇風機ぐるぐる」の
展示解説を書いてくれました。
これは、このまま自由研究になりますね!
ぜひ、みなさんも理科ハウスに足跡を残していってください。
9月末には、最高の展示ができあがっていることでしょう。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年8月15日 (木) (NO.448)
なぜそう思うの? 自分の考えを述べよう!
これまでぐるぐる展のなかみを少しずつ紹介してきましたが、
まだまだ、ないしょにしているコーナーがあります。
そしてそれがメイン展示だったりします。
本当は紹介したいけど、じっとがまん。
なぜなら、みなさんにその場で体験して、考えていただきたいからです。
フロアでは私どもスタッフがみなさんに「あなたはどうしてそう思うのか」「どうしたらいいのか」と積極的に声をかけています。
はじめて理科ハウスに来る方はぎょっとするかもしれませんね。
でもそれが理科ハウススタイル。
「なんとなく」や「どっちでもいい」では、実験する意味がありません。
理科ハウス常連の子たちは、自分の意見を言うことに慣れています。
予想したり、工夫する楽しさを知っているので、何度でも来館するのです。
どうぞ恥ずかしがらずに、自分の言葉で表現してください。
私たちはみなさんといっしょに考えるのをなによりも楽しみにしているのです。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年8月14日 (水) (NO.447)
紙×ぐるぐる
A4の紙1枚を使って、くるくる回りながら落ちてくるものをつくるコーナーです。
2階のテラスから落として、回転の数を競っています。
そんなの簡単!って思うでしょ。
ところがなかなかこれが難しいのですよ。
なにしろ、紙が大きい!
難しいからこそ、改良のしがいがあるというもの。
ちょっと形を変えるだけで、回り方が変わってくるのです。
くるくるペーパーづくりにはまってしまう人も!
あなたも最高記録に挑戦してみませんか。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年8月13日 (火) (NO.446)
ワークショップ50連発!
今日のワークショップは「ガリガリトンボ」。
毎日、日替わりでぐるぐるまわるものを作ってもらっています(材料費は有料です)。
いままでに作ったものも並べているのでさわって遊んでね。
紙とんぼ磁石でまわる人形紙皿ヨーヨー牛乳パックで作る大きな独楽
磁石でまわる人形
紙皿ヨーヨー
牛乳パックでつくる大きなコマ
おもちゃのアイディアや材料は、ジャンクホビー工房の有馬さんが提供してくださいました。
有馬さん、ありがとうございました。
「これが作りたーい」というわがままな欲求も、材料が残っているときには受け付けています。
館内が混んでいてできない場合もあるのでそのときはごめんなさいね。
これからもいろいろなものが登場するので楽しみにしていてください!
そして、ワークショップのお手伝いをしてくれるのは実習生の大野さんです。
大野さんは専修大学の学生さんで、博物館実習のために26日まで理科ハウスに来てくれます。
ぐるぐる工作の作り方など、大野さんが丁寧に教えてくれますよ。
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年8月12日 (月) (NO.445)
湘南ビーチFM@理科ハウス
理科ハウスは連日大勢の来館者でにぎわっています。
展示内容も少しずつ入れ替えていますので、何回来ても楽しめますよ。
もちろん、「大ぐるぐる展」は2回目からは無料です!
(大人の方はその都度、入館料100円が必要です。よろしくお願いします)。
本日から毎週月曜日、湘南ビーチFMで理科ハウスの様子が流れます。
DJ森川いつみさんが、「給食だいすき!」というコーナーで理科ハウスに遊びに来ている小中学生に突撃インタビュー!
好きな給食は? 苦手な給食は?などの質問の他に、理科ハウスでの理科体験のことも。
子どもたちの元気な声が聴けますよ。
放送日は、8月12日(月)、8月19日(月)、8月26日(月)、9月2日(月)の4回。
いずれも11時からです。
湘南ビーチFM 78.9MHz
出演してくれた小中学生、お聴き逃しなく!
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年8月9日 (金) (NO.444)
人生×ぐるぐる
いろいろなことに挑戦したけど、あれ?また同じことやってた!
毎日毎日、同じことの繰り返しだなあ、なんてことありませんか?
ここは、みなさんに人生のぐるぐるを書いてもらうコーナー。
館長のテレビぐるぐる
私のダイエットぐるぐる
K大生のデートぐるぐる
Oさんのサイエンスイベントぐるぐる、などなど。
ひとそれぞれ違う世界にいて、さまざまな過ごし方があるものですね。
ある日、小6男の子とそのお母さまが夏休みの一日ぐるぐるを書いてくれました。
彼は、ゲーム→サッカー→プール→ゲーム・・・
一方、お母さんは「あらやだ、私って子どもの送り迎えばかり・・・」とぽつり。
お母様、お疲れさまですっ!
でも今日ばかりは、送り迎えではなく、理科ハウスをお子さんとしっしょに体験して、いつもとちがう一日になったのでは?
人生×ぐるぐる・・・生活を見つめ直すいい機会になるかもしれません。
理科ハウス 山浦安曇
トイレットペーパーのようにくるくるまわします!
------------------------------------------------------------------------
2013年8月7日 (水) (NO.443)
本×ぐるぐる
本をリサイクルするコーナーも設けました!
ここにおいてある本で気に入ったものがあったらどうぞお持ちください。
また、読んでしまって処分する本がありましたら、持ってきていただけると嬉しいです。
自分にとっては不要だけど、他のだれかには必要な本があるかもしれません。
本をぐるぐる回して、本を大切に使いましょう。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年8月6日 (火) (NO.442)
アニメーション×ぐるぐる
科学教育研究協議会に参加していたため、しばらくお休みしていました。
今日からまた大ぐるぐる展再開です!
「わあ、久しぶり!」「1年ぶりだっけ?」
夏の企画展で楽しみなのは、しばらくお会いしていなかった方に会えること。
夏休みを利用して、遠方から来館される方も少なくありません。
理科ハウスの夏の企画展も今回で6回目。みなさんに楽しみにしていただいて、ずいぶん定着してきたように思います。
さて、今日紹介するのは「お絵描き×ぐるぐる」のコーナーです。
ひとつづきの絵を筒の中に入れてぐるぐる回転させると、まるで生きているかのように動いて見えます。
自分の描いた絵が動きだすなんて、楽しいですね。
すでにユニークな作品がいっぱい!
みなさんもオリジナルのアニメーションを作ってみませんか。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年7月31日 (水) (NO.441)
あたまもぐるぐる
昨日は、理科ハウスがパンクしちゃう!ぐらい大勢の来館者でにぎわいました。
午前中は、サークルや学童のみなさんに貸し切りでご利用いただいています。
大ぐるぐる展では、「なぜ、まわっているのか」「どうやったらまわるのか」をみなさんといっしょに考えています。
理科ハウスでたまたま出会った人といっしょに考えたり、意見を交わしたり、そんな場面があちこちで見られます。
ほんもののぐるぐるはどれかな? おとなもこどももいっしょに考えよう。
さて、理科ハウスは8月1日~4日まで科学教育研究協議会岩手大会に参加するため休館いたします。
ご来館の際は、スケジュールをチェックしてからお出かけください。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年7月28日 (日) (NO.440)
FM横浜に出演!
今日はFM横浜「EVENING BUZZ」の番組の中に理科ハウスが登場の予定。
午後4時40分、来館していた人もいっしょにラジオを聞きました。
DJの落合隼亮さんはさすがに素敵な声ですねえ。
この番組のおかげで新しく理科ハウスのことを知ってくれる人がいるといいなあと思っていたら・・・
なんと5時過ぎに「FM横浜を聞きました!」という親子が訪ねて来てくれました。
残念ながら閉館後だったのでまた来てもらうことに。
影響力大きすぎるぞ! FM横浜。
落合さん、ありがとうございました!
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年7月27日 (土) (NO.439)
大ぐるぐる展レポート(飲みものもぐるぐる)
今年は、熱中症にならないようにドリンクコーナーを用意しました。
でも、ただの飲み物コーナーではありません。
缶を専用の容器にセットし、氷を入れてハンドルを100回ぐるぐる回すと、中身まで冷え冷えの缶ジュースのできあがり。
ひたすら回した後のジュースは特別においしいですよ!
缶の外側だけでなく、どうして中身まで冷えるのか、考えながらお飲みください。
ラムネ(60円)、お茶(60円)、アップル(120円)の3種用意しています。
ひたすらぐるぐるぐるぐる・・・冷えているかな?
<FM横浜に出演のお知らせ>
7月28日(日) 16:00~17:45 FM横浜 84.7MHz 「EVENING BUZZ」 で理科ハウスの「大ぐるぐる展」が紹介されます。
DJの落合隼亮さんが大ぐるぐる展を体験、その様子をレポートしてくれます。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年7月25日 (木) (NO.438)
大ぐるぐる展レポート
毎日少しずつ、大ぐるぐる展の様子をお伝えしていきたいと思います。
ぐるぐる体験コーナーは、1階、2階合わせて27あります。
全部一度に体験するのは大変なので、なんどでも体験しにきてください。
ぐるぐる展は1回目は100円ですが、2回目からは無料!
パスポートをお渡ししていますので、2回目以降は、提示してください。
(あ、おとなの方は毎回入館料をお願いしますね)
実はこのパスポートにもぐるぐるのしかけがしてあるのです!
また、3時ごろからは、ぐるぐる実験ショーもやっています。
どんな内容かは・・・下の写真を見て想像してみてください。
これは、見ないとソンですね!
展示内容も少しずつ変えていきますので、何度でもいらしてください。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年7月23日 (火) (NO.437)
大ぐるぐる展、いよいよ始まりました!
今日から、理科ハウス名物夏の企画展がスタートしました。
この夏は、ぐるぐるまわるものの不思議をたくさん楽しんでいただきたいと思います。
さて、ぐるぐる展には、3つのお願いがあります。
一、なぜ、ぐるぐる回るのか考えよう。
二、どうやったら回るのか、工夫しよう。
三、自分の力で作ってみよう。
私たちのまわりにはぐるぐる回っているものがたくさんありますが、
いったいどういう力で、どのようなしくみでまわっているのでしょう。
あたりまえのことを、あたりまえと思わず、
そういえば、どうしてだろう? と立ち止まっていただきたいのです。
そして、自分の手で回るものを作ってみましょう。
なるほど、そういうしくみだったのか! とわかりますよ。
そのために、毎日違う工作ができるようにメニューを用意しています。
この夏は、理科ハウスでなぞ解き&ものづくりに挑戦してみてください。
理科ハウス 山浦安曇
エントランスもぐるぐるだらけ!
今日のワークショップは、ペットボトルかざぐるま。軸を支えるところのしくみ、はねのカーブなど、
回転メカの基本をマスターします。
------------------------------------------------------------------------
2013年7月17日 (水) (NO.436)
ただいま企画展の準備中
気が付いたら7月も中旬になってしまいました。
休館中ですが、理科ハウスの中では毎日、フル回転で展示入れ替え作業を行っています。
今年のテーマは「ぐるぐる」です!
みなさんの身の回りには「ぐるぐる」しているものはありますか。
どうして、ぐるぐるしているのでしょう。
なんの力で、なんのために?
理科ハウスの中はぐるぐるまわるものでいっぱいです!
どんな「ぐるぐる」と出会えるのか楽しみにしていてくださいね。
企画展はいつも通り、初回のみ100円です。2回目からは無料。なんど来ても無料!
ただし、今回は全館使っての大企画展なので、
子どもたちも入館するときに100円が必要になります(チケットを配布)。
初回だけですけどね。
そして、毎日メニューが変わるワークショップもおこないます。
ワークショップをやりたい人は材料費に少し費用(5円~200円)がかかります。
あと、館内でジュースを買うこともできますよ!
じつはこのジュースにもしかけがあるのです。
楽しみにしててくださいね!
理科ハウス 森裕美子・山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年6月29日 (土) (NO.435)
理科ハウスらしい一日
いつもに比べてなぜか静かな土曜日。
常連の小学6年S君とゆっくり話をすることができました。
手作りモーターの話から、電気をたくさん流すと熱がでること、
熱が出ると明るく光ること、そこから白熱電球のフィラメントの話に。
その次には目に見えない素粒子の話、
地球の重さはどうやって測れるのか。
ジャガイモの毒の名前はなんだっけ?
血を吸うヒルの話、などなど。
たまっていた疑問を次々と投げてくるS君。
「よく問うものはよく学ぶ」とはまさにこのこと。
よく問われるものもついでに学べる。
理科談義ができる幸せを感じられる一日でした。
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年6月27日 (木) (NO.434)
理科ハウスFM開局!
湘南ビーチFM(78.9MH)さんが池子に移ってこられてから3か月、
理科ハウスはすっかりラジオにはまってしまいました。
なんと、館内にラジオ局を作ってしまいました!
アナウンサーをめざすあなた!
ぜひ体験しにきてください。
放送が流れるのは理科ハウスの中だけなんだけどさ。
これを実現させてくれたのは電子工作の井村さん、電波に詳しい原田さんです。
電波探しをやりたい人は遊びに来てね。
理科ハウス 森裕美子
実況中継中!
電波の発信源を探せ!
------------------------------------------------------------------------
2013年6月23日 (日) (NO.433)
サイエンスカフェ「わたしのエネルギー論、あなたのエネルギー論」
今年の2月に続いて、夜のサイエンスカフェ第二弾!行いました。
話題は「エネルギー論」。
話す人、池内了先生。
これ、大人のカフェでしょ!
自分の「エネルギー論」を語ってくれた参加者多々。
テーブルごとに話が盛り上がって、とてもいい雰囲気になりました。
みんな言いたいことがあるのです。
池内先生は科学者だから計算するのです。
再生可能エネルギーに移行していくには時間がかかるよ、と。
予算はこれくらいかかるよ、と。
ドイツは先に行ってる、よ。
日本とドイツ、何が違うかというと、意識。
ドイツは経済より環境に関心が高いから。
日本はどっちを向いていくのかな。
次はあなたのエネルギー論をぜひ語ってください。
池内先生、そして参加してくださった方々ありがとうございました!
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年6月20日 (木) (NO.432)
サイエンスカフェ情報
やっと梅雨らしくなってきましたね。
傘を忘れないようにしてお出かけください。
今月は2回も行うサイエンスカフェ。
実はほぼ毎日、全国のどこかで開催されているのです。
どんなサイエンスカフェが催されているのかを知りたい方はこちら→
http://scienceportal.jp/scicafe/
このサイエンスポータルというサイトは科学に関するニュースが満載です。
毎日の新聞を見ていても、科学ニュースは少ないなあと感じている方(私も)にはお勧めです。
たまには理科ハウス以外のサイエンスカフェに行ってみるのもいいかもしれませんよ。
もし、行くことがあったらどんなカフェだったのか教えてくださいね!
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
水族館カフェ
とうとう待ち望んでいた日がきました。
理科ハウス常連の中学生が、
新江ノ島水族館の北嶋さんと笠川さんも、
ふたりの熱意に応えてくださり、この日のために特別のシナリオを用意してくれました。
水族館ってどんなところ?
どんな仕事をしているの?
最初に見せてくれたのは、表からはけっして見れない事務所のホワイトボード。
ぎっしりスケジュールが書きこまれていて、すごく忙しそう。
魚の健康チェック、お掃除、水槽の中に入ってえさやり、来館者に解説と、ひとり何役もやるんですね。
北嶋さんは深海生物担当なので、船に乗って深海生物を採集にいくこともあるんですって。
クラゲ担当の笠川さんは、クラゲ飼育の話。
クラゲがクラゲをばくっと食べちゃう画像がすごすぎます!
そしていちばん印象に残ったのは、悲惨な水そう清掃の話。
300以上のクラゲをバケツですくって、はしごを降り、別の部屋まで何回も運んで、幅45センチの水そうの中に入って、おそうじして、またもとにもどして・・・。
ど、どんだけ大変なんですか!
今度えのすいに行ったら、生きものだけでなく、水そうも観察しなくちゃ。
終了後もお二人を囲んで、水族館の裏話でもりあがりました。
水族館の新しい楽しみ方を教えてくださった北嶋さん、笠川さんありがとうございました。
そして、準備してくれたMaさん、 Miさん お疲れさまでした。
ふたりがやりたい気持ちをきちんと伝えてくれたことが、とても嬉しかったです。
理科ハウスはいつでもみんなのやりたい気持ちを応援します。
新江ノ島水族館の「トリーター日記」 2013/6/11の日記です http://www.enosui.com/diary.php
理科ハウス 山浦安曇
ポスターのデザインも、紹介文も、中学生の手作り。
「みなさん、ようこそいらっしゃいました」中学生の司会で水族館カフェスタート。
北嶋さんと笠川さんはえのすいの作業着で登場です!
深海生物担当の北嶋さん。
来館者にわかりやすく解説するために、パフォーマンスのレッスンもするんですって。
クラゲ担当の笠川さん。おきにいりクラゲNo1はミズクラゲ!
クラゲ飼育の大変さを熱く語ってくださいました(笑)。
ポリプ、エフィラ、メタフィラ、子クラゲ これだけのステージを一度に観察できるなんて!
おやつは、水族館クッキー。中学生の手作りです!
「トリーターさんになるためにはどうしたらいいですか?」 将来が楽しみなふたりです。
------------------------------------------------------------------------
2013年6月4日 (火) (NO.430)
理科ハウスは生きものだらけ
今日はムシの日です。
子どもたちが、見つけた虫をつぎつぎと持ってきてくれます。
「アリかなあ。家の中にいたんだけど・・・」。
さっそく実体双眼鏡でよ~く観察してみたら・・・、
なんと足が8本も。
さあ、この虫は何かわかりますか。
Fくんは図鑑でチェックしたあと、この虫についてのクイズを作ってくれました。
駐車場でつかまえてきた虫を見せて、
「これ、カミキリムシだよね」と言って図鑑を開いている子もいました。
ミカンの木にいるアゲハの幼虫を学校帰りに必ずチェックしている中学生も。
そして玄関に置いてあるアリジゴクも相変らずの人気です。
アブラナの葉についていたハバチも土にもぐってサナギになっています。
あわただしい生活をしている大人は気がつかないんだけど、
子ども達はちゃんと見ているんですね。
めずらしい生きものを見つけたら、教えてくださいね。
みんなで調べましょう。
理科ハウス 森裕美子
Fくんが作った生きものクイズ
------------------------------------------------------------------------
感じる理科グッズ!
プレジデントファミリー(プレジデント社)2013年7月号に森館長の記事が載っています。
テーマは「興味のトビラをひらく感じる理科グッズ」。
小学生にお勧めの科学本が紹介されています。
子どもに科学の本を読んでもらいたい。
けど、どんな本を、どのタイミングで、どのように活用したらいいの?
日ごろたくさんの子どもと接している森館長が、理科ハウスでの体験をもとに語っています。
ぜひ手にとってご覧ください。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
5年目を迎えて
今日は理科ハウスの5歳のお誕生日です。
お祝いの言葉をたくさんの方々にいただきました。
ありがとうございます。
5年前、試験的に走り始めた理科ハウス。
10年計画だったので、
今はちょうど折り返し地点というわけです。
いままでの入館者のべ数は合計 21501人 (開館日数合計961日) となりました。
5年間で理科ハウスが変わったことといったら、
小学5年生~中学生が多く来るようになったことです。
今日も子どもの半数以上が高学年の子どもたちでした。
これは対象年齢を「小学校3年生以上」とずっと説明してきたのが浸透してきたからでしょうか。
他の科学館へ行くと小さい子ども達がとても多いなあと感じます。
もちろん小さい子ども達やいろいろな年齢の方に楽しんでもらいたいのですが、
理科ハウス内では「理科の話ができる」がいいなあと思います。
これから先どんな風に理科ハウスが変わっていくのか私たちにもわかりません。
でも理科ハウスの中では「考えること」「やってみること」を大事にしてやっていきたいです。
来館してくださった方には、発見する喜びを味わってもらえるように頑張ります。
今年の夏はワークショップを増やす予定です。
あなたもやりたいことがあったらどんどんリクエストしてくださいね!
理科ハウス 森裕美子
Mさんからお祝いにプリンをいただきました。ろうそくを5本たててお祝いしました。
Mさん、ありがとうございました。
F先生からお祝いにワニぱんをいただきました。うれしくて泣きながら食べました。
F先生、ありがとうございました。
------------------------------------------------------------------------
2013年5月10日 (金) (NO.427)
理科ハウス和歌山特派員が新聞で紹介されました!
和歌山県からうれしいお手紙が届きました!
いつも調べた生き物について報告してくれるしげくにくんからです。
しげくにくん一家は2年前の春に逗子から和歌山にお引越ししたのでした。
今回はお手紙の中に新聞のコピーが入っていました。
なんと!
しげくにくんが「貝はかせ」として取材されているではありませんか。
記事には理科ハウスのことも書いてありました。
実は数日前に新聞記者さんから電話をもらっていたので記事になることは知っていたんだよ。
しげくにくんの成長ぶりに、私たちはたくさんの元気をもらいました。
ありがとう! またこっちに帰って来たときに遊びに来てね。
理科ハウス 森裕美子
読売新聞 2013年5月5日
しげくんの「わかやまじょうほう」コーナー
------------------------------------------------------------------------
史上初!中学生が企画したサイエンスカフェ
ことのはじまりは、昨年12月に行ったロバート・ジェンキンズ先生の「深海探険物語」サイエンスカフェです。
参加していた中学生が、
たまたま同席していた新江ノ島水族館の方の話を聞き、
「水族館のサイエンスカフェをやりたーい!」と目を輝かせて言ってきました。
ふたりとも普段からよく理科ハウスに来ている中学生です。
私たちも「この研究者に会いたい!」「この人の話を聞きたい!」気持ちを原点にサイエンスカフェを企画しているので、
彼女たちの熱い思いががんがん伝わってきました。
中学生だったら、どんなイベントにするかな。
私たちとは違うものになるかもしれない・・・。
そこで、史上初!中学生による「水族館カフェ」をやってみることにしました。
早速、新江ノ島水族館の方に依頼申し上げたところ、こころよく引きうけてくださいました!
テーマをどうしぼる? おやつは? タイトルは? 案内のデザインは?
すべて彼女たちがつくりあげました。
私たちはあくまでもサポート側。
学校や家庭とは違う場での活動になりますが、
やりたい気持ちを応援したいと思います。
どんなカフェになるか、すごく楽しみ!
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年5月7日 (火) (NO.425)
最高のペーパーフライをめざして
「ペーパーフライ競争」がとんでもない盛り上がりをみせています!
ペーパーフライ競争とは、NHKすイエんサーでおなじみの対決シリーズ。
A4の紙1枚を使って、できるだけゆっくり落下する構造物をつくる競争です。
この競争をはじめてもう2か月になりますが、
その人気はやむことがありません。
子どもも大人もペーパーフライに夢中。すでに100人以上がこの競争に挑戦しました。
つまり、100種類以上のペーパーフライができあがったということです。
これはほんの一部。どれひとつとっても同じ形はありません!
「落下するまでひっくり返ってはいけない」というローカルルールを設け、しばりをきつくしたことが
レースをおもしろくしています。
現在の一位は、小6のSくん(記録:5秒64)。
この記録を破れ!と、中学生が本気でペーパーフライに挑戦しています。
いきあたりばったりで作るのではなく、少しずつ調整しながら、記録を伸ばしていきます。
このあたり、さすが中学生ですね。
改良の過程、左から右へ。幅を変えたり、折り方を変えたりしながら、記録を伸ばしていきます。
そして、Yくんはとうとう5秒台(たいていは3秒台)を確実にたたきだす特別機を開発しました。
このフライはまだまだ改良の余地があるとのこと。
最高のペーパーフライを目指して、挑戦は続きます!
びっくりするほどゆっくり落ちていきます おとうさんも負けていません!
最強のフライをつくろうぜ!の図
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年5月6日 (月) (NO.424)
国際村は大賑わい
湘南国際村フェスティバル出店、無事終了しました。
たくさんのご来場、ありがとうございました。
今年で19回目を迎えるお祭りだけあって、朝から駐車場は満車状態、屋台も行列。
小さなお子さんが遊べるワークショップコーナーも充実していて、どのブースも大賑わいでした。
理科ハウスブースでは、昔懐かしいおもちゃや科学のおもしろグッズを販売しました。
年配の方が「なつかしいね~」と手にとってくださったり、
小さなお子さんが「これどうやるの?」と一生懸命遊んだり。
おもちゃは世代を超えて人をつないでくれますね!
ワークショップ「ラビリンスボックス」はちょっと手の込んだ工作にも関わらず、
その美しさに魅せられた人が「やってみたい!作ってみたい!」と参加してくれました。
理科ハウスではなかなか出合えない方々とつながることができた素敵な3日間でした。
これをきっかけに理科ハウスにも遊びにきてくださいね。
理科ハウス 山浦安曇
のぞいてみると・・・・わあ~キレイ!
------------------------------------------------------------------------
2013年4月29日 (月) (NO.423)
湘南国際村フェスティバル2013に遊びにきませんか
ゴールデンウイークはいかがお過ごしですか。
あちこちで楽しいイベントが開催されていて、どこに行こうか迷ってしまいますね。
葉山にある湘南国際村でも、5月3日、4日、5日、恒例の「湘南国際村フェスティバル2013」が行われます。
今年は理科ハウスも出店することになりました!
理科ハウスオリジナルの元素周期表Tシャツや楽しいサイエンスグッズを販売します。
また、一日2回(5日は1回のみ)、サイエンスワークショップ「ラビリンスボックスをつくろう!」を行います。
ラビリンスボックスとは、立法体の万華鏡。
箱の中が鏡張りになっていますが、隙間から入った光が何回も反射して、迷宮の世界をつくりあげます。
一度のぞいたら、その美しさにだれもがため息をつくほど!
毎回定員15名。
30分前から整理券を配りますので、お早めにお越しください。
お待ちしています!
場所:湘南国際村センター地下階
ワークショップの時間:3日と4日 ①13:30~ ②15:30~ / 5日 ①10:30~ 各回30分程度
参加費:500円
対象:小3以上 親子での参加OK
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年4月22日 (月) (NO.422)
ヘンな生きもの ヒドラ
池子川の水を顕微鏡で観ていたら、今まで見たことがない生き物を見つけました。
長い腕をクネクネと動かすタコみたいな動きをする生きもの・・・ヒドラです!
ヒドラは、クラゲやイソギンチャクなどと同じ刺胞動物のなかま。
うっかり触手に触れたミジンコなどを、刺胞を発射して動けなくし、
パクリと食べてしまいます。
触手をのばしたり縮めたりしながら、動きまわる様子は見ていて飽きません。
気がついたら1時間も顕微鏡をのぞいていたなんてことも。
ちなみに、ヒドラという名前は、ギリシャ神話に出てくる9個の頭を持つ蛇に由来しているそうです。
タイミングがよければ、ヒドラがミジンコを食べる瞬間を見ることができるかも。
ヒドラ以外にも、ミカヅキモやオカメミジンコ、ケイソウのなかまなども見られますよ。
水の中の小さな生き物の世界をのぞきにきてください。
理科ハウス 山浦安曇
ぷにゅぷにゅ くねくね いやされます!
------------------------------------------------------------------------
2013年4月13日 (土) (NO.421)
『重さはどこからくるのか』サイエンスカフェ
いつも物質(重さのあるもの)に囲まれて生活している私たち。
重さがどうしてあるのか、といわれてもねえ。
物理学とは物の根源を考える学問です。
泉田さんは本当は難しい数学を使わないと理解できない話をやさしくやさしく伝えようとがんばってくれました。
前半のスイート(素粒子はじめてコース)では重さの意味が2通りあること。
誰がこれを見つけたのか、どうやって。
そしてやっぱりヒッグス粒子の話。
後半のビター(素粒子知っているよコース)では量子力学の奥へ行こうとしたけどやっぱし難しい。
泉田さんは「理解するんじゃない、感じるんだ!」と言っていたけど・・・。
わかったか、わからないか、よりも重要なことがある気がしました。
わかりたいか、わかりたくないか。
泉田さんの話の続きが聞きたくなりました。
物理学とは物の根源を考える学問です。
わかりやすく伝えるって何?
という言葉を置いて、泉田さんは筑波に帰られました。
また来てください!
理科ハウス 森裕美子
スイートコースは、小学生や中学生も参加
ビターコースは、小・中学校・大学の先生も加わって
------------------------------------------------------------------------
『地域を変えるミュージアム』
今日は渋谷のヒカリエにおでかけです。
目的地はクリエイティブスペース8/(ハチ) 。
ある本の出版記念イベントを見るためです。
ソーシャル書店 4月12日~14日 http://www.hikarie8.com/court/2013/03/post-53.shtml
その本の名は『地域を変えるミュージアム』。
玉村雅敏編著 慶応大学SFC研究所 場づくりマーケティング・コンソーシアム(英治出版)。
日本全国から地域を変えるミュージアムとして30の事例を紹介しています。
な・な・なんと理科ハウスもその中のひとつなんです!
昨年夏に取材は受けていたもののこんなりっぱな本になるとは!
び・び・びっくりです!
ステキにまとめてくださった佐竹さん、ありがとうございました。
また遊びに来てくださいね。
理科ハウス 森裕美子
玉村雅敏先生によるブックトーク
------------------------------------------------------------------------
2013年4月1日 (月) (NO.419)
祝新社屋!湘南ビーチFM
逗子・葉山のコミュニティFM放送局として地域に愛されている湘南ビーチFMのスタジオがすぐ近くに引っ越してきました。
新築のスタジオにはりっぱなアンテナも立っています。
ところで・・・
○川さんのきれいな声や音楽はどうやってラジオまで届くのでしょうか。
テレビや携帯電話の電波も普段使っている割には、なぜ空間を伝わってくるのか不思議ですね。
そこで、このやっかいな「電波」のしくみがわかるコーナーをつくりました。
電波は目に見えないけれど、私たちのまわりは電波だらけ。
なので、しくみがわかるととてもおもしろいですよ。
ぜひ体験しにきてください。
理科ハウス 山浦安曇
空き缶の中からラジオの音が聞こえます
------------------------------------------------------------------------
2013年3月31日 (日) (NO.418)
春休み実験ショー
春休みということで、忙しい中学生や遠方の方など、普段なかなか来れない人でにぎわっています。
私たちも普段なかなかできないことをしようと、日替わりで「春休み実験ショー」を行っています。
内容は
ストローちゅるちゅる実験
ビリビリ電気実験
コロコロの不思議実験
の3本です。
えっ!どうして? すごーい! とわくわくするものばかり。
人が集まったとき(だいたい3時ごろ)にやっています。
どれもめったに体験できない装置をつかっています。
この機会をお見逃しなく!
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
砂糖のおいしい科学ワークショップ
どれが砂糖かな? 結晶で見わける方法。
砂糖はどこまで溶ける? 塩と砂糖の溶け方の実験。
溶かして冷やして、フォンダンづくり。
あのふわふわはどこから? 綿がしづくり。
タイミングがむずかしい、さくさくカルメ焼き。
焦げがポイント カラメルソース。
糖ってなんだろう? わさびから水あめをつくる実験。
これだけを2時間でやってみようというむちゃな実験をやってみました。
やはり予想通り30分の延長となってしまいました。
砂糖の七変化を楽しんでいただけたでしょうか。
休憩なしでも最後まで「やりたーい!」を連発してついてきてくれたみなさん、ありがとうございました。
お父さん、お母さん方、お手伝いありがとうございました。
手作りは楽しいね。お家でもまたやってみてください。報告、楽しみにしているよ!
理科ハウス 森裕美子
フォンダンをかけたドーナツ。 ミ○ドみたい!
カルメ焼きづくり。うわっ、ふくらんできた~!
消化酵素を入れると、でんぷんのお味は?
かきまぜすぎて、カラメルソースがフォンダンになっちゃった!砂糖ってとっても繊細。
とろーりカラメルソースをプリンにかけて。
------------------------------------------------------------------------
金と銀の不思議を探るワークショップ
「これがナトリウムのほんもの」。
「えーっ、ビンからだして、あぶなくないの?」
「これは何色に見える?」
「しろ~」
「じゃあ切ってみるよ」
「うおおおおおおー。光ってるうううううう!」
ほんものの威力はすごいです。
四ヶ浦先生は次々といろいろな金属を見せてくれました。
純金とにせ金。その見分け方。
金を溶かす実験。
金を食べちゃった人体実験のはなし。
銀と白金の見分け方、などなど 盛りだくさん。
参加してくれた子ども達の食いつき方もすごかったです。
おもしろかったね!
四ヶ浦先生、また来てください。お願いします。
はるばる石川県から来てくださった四ヶ浦先生は「金沢・金の科学館」の設立をめざして準備中です。
理科ハウスをとても気に入ってくださっていて、どうやって運営しているのか参考にしたいとのことでした。
兵庫県加古川市のファラデーラボ http://foryouso.cocolog-nifty.com/blog/ に続いて次々とお仲間が増えていくのは本当にうれしいです。次は誰かな?
四ヶ浦先生のホームページ「金と温泉の科学館」 http://www.kanazawa-h.ed.jp/~secow/
理科ハウス 森裕美子
わっ、おもっ! でも本物かな? どうやって見分けたらいい?
できあがり! ニオブやモリブデン、金、銀、白金もあります。
------------------------------------------------------------------------
2013年3月19日 (火) (NO.415)
再会
今日、入り口にひとりの青年がやってきました。
「僕のこと覚えていますか?」
「ひょっとして小学校のときによく来ていた・・・」
「はい、中学を卒業して4月から高校生になります」
ほんとに久しぶりに理科ハウスを訪ねてくれました。
彼は小学生の頃、学校が終わると自転車を走らせて毎日のように来ていた時がありました。
閉館時間ぎりぎりで、たった10分しかいられなくても来ていました。
その行動力はすごいなあといつも感心していたのです。
そして今日、すっかり成長した彼にびっくりでした。
それに理科ハウスのことを忘れないでいてくれたことが本当にうれしかったです。
ありがとう!
また遊びに来てね!
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
春の理科ハウス
たいへんお待たせいたしました。
プラネタリウムドームをえいやっと片づけ、すっかり模様替えしました。
今日から新しい展示でスタートです。
みなさんに心ウキウキと入館していただけるように、
エントランスを春の色と香りでいっぱいにしました。
春の展示の目玉は、「ペーパーフライ競争」!
NHKすイエんサーでおなじみの対決シリーズに、またまた挑戦です。
ペーパーフライ競争とは、
A4の紙1枚を使って、できるだけゆっくり落下する構造物をつくろうというもの。
今日は初日にもかかわらず、挑戦者がつぎつぎと現れました。
できあがったフライは、ユニークなものばかり。
回転するもの、ゆらゆらと揺れるもの、空気をいっぱいにはらむもの。
何回も試して、改良を加えるのがたまらなく楽しいようです。
理科ハウスで定番になった「リアル元素周期表」も
118番まで拡張しました。
こちらもぜひ挑戦しにきてください。
理科ハウス 山浦安曇
大人も子どもも真剣です
さん、に、いち、落下!
------------------------------------------------------------------------
2013年2月28日 (木) (NO.413)
プラネタリウム終了
理科ハウスドームでのプラネタリウムは今日でおしまいです。
2ヵ月間で417人の方に楽しんでいただくことができました。
いつも解説が終わると
「ありがとうございました!」
「おもしろかった!」
そして自然に拍手してくださるのがとてもうれしかったです。
星を指すお手伝いをしてくれた子ども達、ありがとう。
星の解説をしてくれた人もいましたね。
みんなで宇宙談議、楽しかったね。
今年来ることができなかった方も、来年のプラネタリウムはぜひ見にきてください。
他の科学館のおもしろプラネタリウム情報も待ってます!
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年2月26日 (水) (NO.412)
隕石おさわり自由
ロシアでの隕石落下。衝撃波で建物のガラスが割れるなど、大きな被害がでました。
隕石は宇宙からやってきた星のかけら。
プラネタリウムでも、隕石の話をしています。
隕石はいったいどこからくるのか。
隕石はなにからできているのか。
隕石と流れ星のちがいは? などなど。
さて、この中で本物の隕石はどれでしょうか?
触るだけで、隕石をあてることができますか。
ぜひご体験ください。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年2月20日 (水) (NO.411)
ドラえもんが生物でない理由は?
2013年の麻布中学校の入試問題理科に次のような問題が出題されました。
「ドラえもんがすぐれた技術で作られていても、生物として認められることはありません。それはなぜですか、理由を答えなさい」
本問では、すべての生物に共通する3つの特徴があげられており、それを前提として答えを導くようになっています。
某新聞でもとり上げられ、話題になっていましたので、
理科ハウスでも出題していました。
すると、たちまち議論百出。
ひげがのびない、
ウンチをしない、
親がいない
生みの親は藤子不二夫さんだから
などなど
たくさんの考えがボードに書きこまれました。
3つの特徴を「わざと」あげておかなかったので、
自由に考えやすかったのではないかと思います。
他の人の意見に耳を傾け、
自分の意見をしっかり述べる、
いい機会になりました。
実は・・・
夏の企画展「いのちのけんきゅう」展で、
「この中で生きているものはどれですか?」という展示を設けていました。
生物の条件についても幾度となく触れていましたので、考えやすかったかもしれません。
みなさんなら、どういう風に考えますか?
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
スターウオッチング大盛況
プラネタリウム解説での宣伝?が効を奏して
63人もの方が来てくださいました!
冬の夜は寒いし、外に出るのはめんどくさかっただろうに、ありがとう!!!
今回の解説者は、いつも家族で理科ハウスを利用してくれている竹内さん。
(NHK番組「すイエんサー」で理科ハウスが舞台となったときにも親子で出演)
途中で月や木星が雲に隠れてしまったりしましたが、
なんとか全員が見ることができました。
竹内さんの提案で実現した観望会。
他にも天体に詳しい石川さん、山下さんにも望遠鏡操作をお願いしてしまいました。
みなさんも身近な人たちを集めて観望会、やってみませんか。
次回は土星の輪っかを見てみましょう。
お楽しみに!
理科ハウス 森裕美子
いつもは上がれない屋上で
------------------------------------------------------------------------
2013年2月10日 (日) (NO.409)
銀河系ハット
「冬も天の川ってあるの?」 プラネタリウムをやっていてよく聞かれる質問です。
天の川は、銀河系を内側からみたもの、と説明されてもなかなかピンときませんね。
そこで、天の川の正体がバッチリわかる「銀河系ハット」を作りました。
この帽子の穴(太陽系の位置になっています)に頭をつっこむと、
天の川の姿がはっきりとわかります。
しかも、季節によって見え方がちがうのです。
さらに、オリオン星雲はどこにあるのかな? 大小マゼラン雲は? などとつぎつぎに疑問がわいてきます。
さてここで問題。アンドロメダ銀河はどこにあるでしょう。
もうびっくりしますよ!
理科ハウス 山浦安曇
これは夏のかぶり方。実際はもっと傾けます。
------------------------------------------------------------------------
2013年2月3日 (日) (NO.408)
星の案内人、続々誕生
またまた新しいプラネタリアンが誕生しました。
星の位置を完璧に覚えていて、森さんの解説に合わせて、星の位置をポイントしてくれます。
それだけでなく、星にまつわる話も披露してくれます。
それぞれ、自分の持ちネタを持っていることが素晴らしいですね。
実は、彼&彼女たちは、毎年理科ハウスのプラネタリウムを体験している常連さん。
理科ハウスに通っていると、こんなことまでできちゃうんです!
他ではなかなかできない体験、あなたもしてみませんか。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
ワイン片手に宇宙見物
今日は朝からしとしと雨。
かわいじゅんこさんといっしょに「ワイン片手に宇宙見物」をすることになっていたのに!
と思いきや、夕方からだんだん晴れて雲ひとつない夜空となりました!
プラネタリウムプランナー(かわいさん)とは、雲までも払いのけてしまうお力のある方でありました。
まずは理科ハウスドームでプラネタリウム解説。
そしてみんなで星座ワインを飲みながら、かわいさんの星空談話を楽しみました。
最後に本物の星空を、双眼鏡や望遠鏡を使ったりして堪能しました。
「すばるはどこ?」
「いくつ見える?」
「北極星は?」などなど、なんとにぎやかなこと!(飲んでるせいか?)
かわいさん本当にありがとうございました!
好評につきまた企画しますので、今回参加できなかった方はぜひ次回にご期待ください。
理科ハウス 森裕美子
牡羊座のワイン(白)と牡牛座のワイン(赤)を飲みながら。いつもの展示スペースも今日だけ夜カフェ
ギリシャ神話を楽しく解説。かわいワールド炸裂!
外に出て星空観察。のけぞって、すばるを見ました
------------------------------------------------------------------------
2013年1月26日 (土) (NO.406)
プラネタリアン誕生!
プラネタリウムも3週目に入り、お話の内容もだんだんと深まってきました。
今日のテーマは、「光の速さ」についてです。
星の距離を表すのに、「光年」という単位を使いますが、
その意味を理解するには、光がどのぐらいの速さで進むのか知らなければなりません。
すこし難しい内容ですが、できるだけわかりやすく説明しています。
1回だけのプラネ体験で、宇宙のすべてを理解するのはとても無理です。
続けて来ることで、少しずつ知識を深めていけるように工夫しています。
さて、今日は何回かプラネタリウムに来ている中学生が、なんと解説の役をしてくれました!
プラネタリアンの誕生です!
彼女は、レーザーポインターで星の位置を正確にさすこともできます。
星の位置を指すのも、人前でお話をするのも、よーく知っていなければできないこと。
すばらしいですね!
プラネドーム4年目にして、星の案内人が誕生したことを本当に嬉しく思います。
さあ、あなたもプラネ解説に挑戦してみませんか。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年1月22日 (火) (NO.405)
館前で星見してます!
理科の三種の神器といったら
顕微鏡・望遠鏡・ガスバーナーとなるでしょうか。
これらの神器は私たちを別世界に連れて行ってくれるのです。
理科ハウスには時々これらの神器の贈り物が届きます。
うれしいですね。
館内ではプラネタリウムをやっていますが
やはり本物の星を見るのは格別です。
夕方、5時頃には暗くなりますので理科ハウスの玄関前にいただいた望遠鏡を出して
月や木星、木星の衛星を見ています。
空を眺めていると鳥のV字飛行が見えたり、
飛行機雲やきれいな夕焼けも。
いっしょに空を眺めてみませんか。
理科ハウス 森裕美子
木星の縞が見えたよ!
------------------------------------------------------------------------
2013年1月18日 (金) (NO.404)
湘南ビーチFMに出演
今日は葉山マリーナにある湘南ビーチFMのスタジオに出かけました。
プラネタリウムプランナーのかわいじゅんこさんといっしょに
「DAILY ZUSHI HAYAMA」に出演。
話すのに慣れているかわいじゅんこさんに比べて、
私はガッチガチになってしまいました。大人の方にもたくさん理科ハウスに来てほしい!
と訴えたつもりでしたが、リスナーの方に届いたかな?
今年は大人向けのサイエンスカフェも増やしていく予定なので
楽しみにしていてください。
海から見えた今日の富士山はとびきりきれいでしたが、
じつは、3月には湘南ビーチFMさんが理科ハウスのすぐ近くにお引越ししてくるとのこと。
池子の大ニュース!なのでした。
理科ハウス 森裕美子
------------------------------------------------------------------------
2013年1月14日 (月) (NO.403)
息をのむ立体美、放散虫化石
今日は成人式でした。
朝から急に雪が降りだしどんどんつもりました。
車で出かけていたのですが、坂の上にある家に戻ることができず、
理科ハウスに車を置いて徒歩で帰りました。
鳥などの動物達はこんな日はどうやって過ごしているのやら。
さて、新しい展示の紹介です。
「化石」といったらアンモナイトや三葉虫、恐竜の骨などが思いうかぶかもしれませんが
自分で見つけようと思うとそれはちょっと大変ですね。
でも、あなたにも見つけられる化石があります。
それは放散虫化石です。
放散虫は虫ではなく海の中の微生物です。
種類はたくさんあり、その形は幾何学的でとても美しいのです。
大きさはたったの0.1~0.2㎜しかありません。
見つけ方は三浦半島活断層調査会の鈴木進先生に教えてもらいました。
2階に展示しているのでぜひ見に来てください。
理科ハウス 森裕美子
すぐ近くの崖の土から採取しました
------------------------------------------------------------------------
2013年1月6日 (日) (NO.402)
プラネタリウムでスタート!
すっかり名物になった理科ハウスのプラネタリウム。
今年も初日からたくさんの方に来ていただきました。
理科ハウスプラネのいいところは、星を自分で見つけることができること、
わからなくなったら自由に質問できること、
お話の内容が毎週変わること、です。
だから、何回来ても楽しい! 新しい知識を得られる!
おかげですっかり星のとりこになり、プラネの解説をしたいと言う子もあらわれました。
あなたも、プラネタリアンになってみませんか。
また、ドームは完璧な暗闇になるため、さまざまな光の実験、静電気の実験なども体験することができます。
2階もすっかり展示を入れ替えました。
新しくなった理科ハウスにぜひ遊びに来てください。
理科ハウス 山浦安曇
------------------------------------------------------------------------
2013年1月1日 (火) (NO.401)
あけましておめでとうございます
今年もたくさんのぎもんを待っています!
理科ハウス 森裕美子・山浦安曇