写真と葉書で綴る 石原純の生涯
4.留学時代
明治45年6月5日 ドイツ、ミュンヘンにて
左から 小出満ニ、石原純(31歳)、藤本幸太郎
(理科ハウス所蔵)
ドイツからシベリア経由にて
仙台の妻・いつ(逸子)に宛てた手紙
明治45年6月10日付、届いたのは7月12日
(理科ハウス所蔵)
純は国費留学生として2年間、西欧で学びました。1年目はドイツ、ミュンヘンにてゾンマフェルト教授の下で、2年目にはスイス、チューリッヒでアインシュタインの下で相対性理論、量子論などの研究を行いました。
留学中は、山田耕筰、島崎藤村、河上肇らと交流がありました。