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もくもくシールは、雲見を楽しむグッズです。

手持ちのカレンダーに、もくもくシールをはって

毎日の天気を観察しましょう。

付属の『もくもくチャート』を見れば、

だれでもかんたんに雲の種類を見わけることができます。

3か月続けて観察すれば

あなたもきっと雲博士!

 

もくもくシール監修 空の探検家 武田康男さん

もくもくカレンダーページ監修 気象予報士 山本由佳さん


もくもくシールの使い方      

もくもくシールの楽しみ方

こんなときどうしたら? おなやみ相談

みなさんの実践例紹介

気象予報士山本由佳さんの毎月の雲見ポイント

   →理科ハウス内で紹介しています

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① まず空をみあげてみましょう。どんな雲がでていますか?

② もくもくチャートを使って、雲の種類を調べます。

③ お手持ちのカレンダーに(100円ショップのカレンダーがちょうどいいです)もくもくシールをはりましょう。

・カレンダーの枠に対してシールが大きすぎるときは、

 枠に合わせてシールをカットしてお使いください。


初めのうちはチャートを見ても判断に迷うかもしれません。

それでも「えいやっ!」と選んで貼ってください。

3か月続けていろいろな雲を見ることで、次第に判別できるようになります。


雲はどんどん変化していきます。その日に見たひとつの雲に注目すると、天気の変化が見えてきます。もちろん、上から重ねてはってもかまいません。

シールに雲量・温度・湿度・風速・風向きなどの情報を書き込めば、より詳しい観察記録になります。

天気図と合わせて利用すると、温暖前線に伴う雲なのか、寒冷前線通過による雲なのかがわかります。


 雲の高さに注目!

もくもくシールを貼ったら、雲のできる高さ(上層雲、中層雲、下層雲)に注目してください。

雲の正体は水ですが、できる高さによって状態が異なります。

上層雲は主に氷の粒、中層雲や下層雲は主に水滴でできています(積乱雲は上層は氷、中・下層は水滴)。

「あの雲は氷でできているんだ」、「あの雲の中では水滴が浮かんでいるんだね」などと想像しながら観察すると楽しいです。ときには何種類もの高さの雲を同時に見れることもあります。


 雲の動きに注目!

雲は高度によって、移動する方向が異なることがあります。

上層雲が西へ動いていて、下層雲が東へ動いているときも。まるで立体高速道路みたいですね。

気流が乱れているときに見られます。


 月ごとの雲の種類に注目!

1か月貼り終わったら、どの雲シールをたくさん使ったかを調べてみましょう。

月によっては、まったく使わなかったシールもあると思います。晴れのシールをたくさん使った月、積乱雲をまったく使わなかった月、など。

また、地域によっても出やすい雲と出にくい雲があります。

地形との関係を調べてみましょう。

                                      回答 気象予報士 山本由佳さん


 観察する時間はいつがいいですか?


ある程度の長い期間、観察を続けるなら、できれば観察する時刻を決めたほうがいいと思います。
朝、お昼、夕方などのうち、自分が観察しやすい時刻を決めましょう。
ちなみに各地の気象台では、国際的な取り決めによって、9時、15時、21時に観測しています(一部の気象台では、3時、6時、12時、18時、24時にも観測します)。


 すぐ雲がかわってしまって、ひとつの雲に決めることができません。どうしたらいいですか?


風が強い日は雲がすぐに変化してしまいますね。

また、何種類もの雲が現れていると悩んでしまいます。
雲の観察は、自分でルールを決めて、いつもそのルールで観察するということが大切です。
例えば、観察する時刻を決めておいて、その時刻に出ている雲のうち、見かけ上一番量の多い雲のシールを貼るということにすればよいでしょう。

いつも同じ時刻に観察することが難しければ、その時々の観察時刻を記録しておいて、「〇月〇日〇時には〇〇雲が一番多く出ていた」としてそのシールを貼るようにすればよいでしょう。

 雨が降っているときは、乱層雲か積乱雲、どちらを貼ればいいですか?


積乱雲がもたらす雨は、ザーザー降り。乱層雲の雨はシトシト雨が多いです。
積乱雲が近くにいる時は、雷や竜巻などの突風が発生することもあります。いわゆるゲリラ豪雨や台風のときの雨も積乱雲によるものです。
また、天気図を見て、温暖前線や低気圧が近付いていれば乱層雲による雨のことが多く、寒冷前線が通過するときや低気圧の南側であれば積乱雲による雨のことが多いです。


 層雲のシールがあまってしまいます。層雲ってどんなときに出るんですか?


層雲は雲の中で数百メートルから2000メートルくらいの最も低い位置にあらわれ、きり雲とも呼ばれます。層雲が地上まで達したものが霧です。


層雲の発生しやすい条件は、

① 山間部や川、海などが近い地域であること

・雲のもととなる水蒸気の供給源が近い

・海上や川の上での温度差がある空気どうしが触れ合ったり、山斜面で空気が持ち上げられることで発生する 

② 平野、高原、盆地など放射冷却(地面の熱が上空に逃げ地表面付近の気温が低下する現象)が起きやすいこと

③ 温暖前線通過前や寒冷前線通過後(お天気が下り坂の時および回復時)

などがあります。


③のようなお天気の条件によるものはともかく、①と②は地域により、大きく違いますね。お住まいの地域が当てはまらない場合は、層雲に出会える確率が低くなります。

また、②の条件では、夜間の放射冷却によって朝方発生することが多いため、観測時間の影響も大きくなります。

朝9時より早い時間に観測するようにすると、少し出会える回数が増えるかもしれません。


また、快晴の日数や日照時間は日本中でかなりばらつきがあります。

総務省の政府統計の総合窓口 e-Stat 自然環境のページで確認できます

南北に長い日本列島では、シールの減り方にずいぶん差が出てくるであろうことが分かりますね。


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もくもくシールに関する質問はこちら→ mail@licahouse.com


「こんなふうに使っています」 「こんな発見がありました」など、もくもくシールを使っていただいている方に楽しい観察アイディアを紹介していただきました。


 一日一枚のシールを貼っていると自然と名前を覚えてしまいます。はじめは雲を決められずに悩むこともありました。しかし「どっちだろう?」と迷うことが、とっても大切なのだと次第にわかってきました。3か月続けて観察して、今ではすっかり雲が友達です。(K)


 小5のクラスで、もくもくシールを使ってみました。

20分休みに観察してシールを貼るようにしています。日直が調べて貼ることになっているのですが、何人もついてきます。

先生が忘れていても必ずシールをとりにきます。

続けて観察して、月によって雲の種類がちがうことに気づきました。

10月は天気がよく、快晴が多かったので、雲の種類は多くありませんでした。11月に入ると、曇りや雨の日が出てきて、雲の種類が増えました。

巻層雲と高積雲、乱層雲と高層雲の2つの雲を同時に観察した日もありました。

まず、自分自身が雲の見わけができるようになり、雲を見るのがおもしろいと感じるようになりました。

巻雲・巻層雲→高層雲→乱層雲(晴れ→曇り→雨)の変化が分かることもありました。(Y)


 雲見のうたをつくりました

♪雲家族の歌♪

ケンケン三兄弟に(巻雲、巻層雲、巻積雲)

コウコウ姉妹(高層雲、高積雲)

ソウセキ(層積雲)はなれても りっぱに ソウ! セキ!(層雲、積雲)

雨 雨 ふれ ふれ ラン!ラン! (乱層雲、積乱雲)


雲の名前は中層なのに高層雲とよんだり、「積」が入った雲が4種類もあったり、なかなか覚えにくいものです。言葉に出して言うと次第に慣れてきます。(K)

 環水平アークが見れました!

太陽高度が高くなる夏至の前後は、「環水平アーク」を観察できる絶好の季節。

「環水平アーク」とは、上空の氷晶に太陽光が屈折して現れる虹のような光学現象です。

ということは、高層雲がでているときがねらい目。

毎日、巻層雲がでていないかどうか観察を続けました。

その日は朝から空がうすら白い雲に覆われ、まさに巻層雲!

そして昼前にとうとうあこがれのアークが現れました。

雲に注目していなければ、出会えなかったと思います。(A)

 天気図と併せて積乱雲

9時の天気図を見たら、まさにこれから寒冷前線が通過するとの予報。(2016年5月12日)

案の状、午後から「せーの」と言わんばかりにザーと降ってきました。

今、積乱雲が通過中なのだな、とひとりにやにやしながらシールを貼りました。


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