トップページ理科ハウスの想い事業案内館内ツアースケジュールショップ日記交通案内お問い合わせリンク

理科ハウスで起こるさまざまなできごと。

過去の日記はこちらで読むことができます→2017/2016/2015/2014/2013/2012/2011/2010/2009/2008/2007

---------------------------------------------------------------------------------

2018年6月14日(木) (NO.838)


砂あてクイズ


目の不自由な方が来館されました。

ご案内したのが、こちらのコーナー。

「指の先で触ってみてください。逗子海岸の砂はどれだと思いますか?」


その方は、指先に神経を集中させて、触ったことがあるかはじめての触り心地かどうか、探っていらっしゃいました。

「ザラザラするものとふわふわするものがあるわね」とおっしゃって、

ひとつひとつの粒子の違いをを言葉で表現してくださいました。


この砂あてクイズ、見ただけではなかなかあたりません。

指先のセンサーで、粒子の細かさを感じてもらい、砂がどうやってできるのかを考えてもらうのがねらい。


実は、この中のひとつは「月の砂」です!

もちろん本物ではありません(本物だったら大変!笑)。

将来の月探査に使われるさまざまな機器や技術の開発研究のために役立てるために清水建設(株)フロンティア開発室によって作られたものです。


月の砂は「レゴリス」といって、地球上の砂とは異なる性質を持っています。

そのため、アポロ宇宙飛行士もレゴリスの扱いに大変苦労しました。

人工物とはいえ、この月の砂レゴリスは大変貴重なものです。

6月23日(土)まで展示していますので、それまでにぜひご覧になってください。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年6月10日(日) (NO.837)


チコちゃんに叱られる!


NHKで放送されている「チコちゃんに叱られる!」という番組を見たことがありますか。

チコちゃんという5歳の女の子が、大人に素朴な質問を「ねえねえ」と投げかけるのですが、

答えられないと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」ときつく叱られるのです。


最近、来館者から「チコちゃんに叱られる!を見たんですけど・・・」という質問が多くなってきました。

たとえば、「山の上の方が太陽に近いのに、なぜ寒いの?」という質問。

理科ハウスでもよく聞かれる質問なのですが、

ちゃんと説明しようとすると、けっこう大変なんですね。

テレビのように限られた時間内での説明には限界があるし、

わかりやすく解説しようとして擬人化したりすると、かえって理解の妨げになることもあります。


でもモヤモヤしたときが、学びのチャンス!

私たちといっしょにチコちゃんごっこをしましょう。

場合によっては、実験で確かめることもできますよ。

また、理科ハウス内の「みんなのぎもん」コーナーには、上記の質問に対する回答があります(気象予報士の山本由佳さんが正確に答えてくださっています)。

こちらもぜひ見てくださいね。

ちなみに・・・私はチコちゃんが大好きです。ああ、チコちゃんに叱られたい!

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年6月9日(土) (NO.836)


ハニワこうていさんがやってきた!


今日は、はるばる大阪からの来客です!

八尾市立しおんじやま古墳学習館の館長、福田さんです。

しおんじやま古墳学習館のホームページ 

福田さんは、はにわや古墳の魅力を伝えるために、世界征服をめざすハニワこうていさんの側近の人として有名です!


2年前、公益財団法人博物館協会発行の『博物館研究』で小さい博物館の特集がありました。

そのときに理科ハウスも寄稿したのですが、福田さんも寄稿しておられました。(2016年7月1日№671の日記参照)

今年の2月には大阪府大東市で行われた小規模ミュージアムネットワーク(小さいとこネット) 主催のサミットがあり、

そこで福田さんとお会いすることができました。

小さいとこネットのおかげで博物館どうしの交流がさかんになっています。

互いに情報交換できて多いに刺激をもらうことができました。

遠いところ来てくださってありがとうございました!

理科ハウス 森裕美子

ハニワこうていさんと側近の人

---------------------------------------------------------------------------------

2018年5月26日(土) (NO.835)


三浦半島のモリアオガエル


解剖教室でお世話になった三浦半島生物多様性保全の天白さんが、

直径10センチほどもあるメレンゲ状のかたまりをもってきました。

「あ、図鑑で見たことある!」 

モリアオガエルの卵塊です!

飼育ケースの中には成体のペアもいました。


あれ?三浦半島にモリアオガエルっていたっけ??

そうなんです。モリアオガエルは、もともと三浦半島には分布していなかったのですが、

近年、半島の各地で発見されているとのこと。

人が遠くから持ってきて、放しているようです。


自治体によっては天然記念物に指定されているモリアオガエルですが、

三浦半島では明らかに外来生物です。

在来の生き物との食べ物をめぐる競合など、生態系に影響を与えるのではないかと心配されています。

アライグマ、ミシシッピアカミミガメのように、取り返しのつかない状況にならなければいいのですが。

しばらく展示していますので、見にきてください。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年5月21日(月) (NO.834)


10年を迎えて


理科ハウスのお誕生日の後にも次々とお祝いの言葉をいただきました。

ありがとうございます!


開館した当初はどうなることかと不安でしたが、みなさんに支えられて10年間も続けることができました!

思い出すと建物を作るときから大変でした。

私が作りたかったのは「科学館」だったのですが、

不動産屋さんや設計士さんや大工さんや近所の人には塾?教室?図書館?カフェ?お店?といろいろ言われて、

説明するのに難儀しました。


個人で科学館を作るなんてありえなーい。

作りたかったのは、今までにない「科学館」でした。

なんとか私達のめざす科学館に向かって進んで行くことができました。

目標は、10年続けること。

今では理科ハウスの存在を認めてくださる方が増え、

小さな科学館の可能性は想像以上に広がったと思います。


最初の目標の10年間は終わりました。

ここで一旦理科ハウスを閉じようと思います。

今年の夏を過ぎた頃までは開館し、その後長いお休みをさせていただきます。

理科ハウスをまだ見ていない方、どうぞお急ぎください。

もし、私達に余力が残っていたらまたお目にかかれる日が来るかもしれません。

まだ使えるフリーパス券を持っておられる方はそのまま大事に持っておいてください。

よろしくお願いいたします。

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年5月16日(水) (NO.833)


10歳になりました


今日は理科ハウス10歳のお誕生日です。

気持ちのいい晴れた日になりました。

雨の日の常連さん(晴れたらテニスをしていらっしゃるので)のYさんがウクレレを持って来られたのでびっくり。

なんと、私達にウクレレの伴奏付きで「ハッピーバースディ」の歌をプレゼント!してくれました。

そして、多額の寄付も。



感激していたら今度は素敵なお花(実は石鹸!)を手にしたMさんが。

そして特別の青いバラを持ってきてくれたWさん。

大好物のお菓子を届けてくれたTさん。

その後もお花が2つも届きました!


そうそう、ご自身のブログで理科ハウスのお誕生日を祝ってくださったKさんも。

何と素敵な日だったことでしょう!

みなさん、お誕生日を覚えていてくださって本当にありがとうございます。


実はお花を匿名で送ってくださった方が・・・。上の画像の中のピンクのフラワーアレンジメントです。

お礼を言いたいので名乗っていただけるとうれしいです。

その方がこの日記を読んでくださっていますように!

皆さまの暖かいお心に感謝しかありません。

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年5月10日(木) (NO.832)


科学ジャーナリスト賞2018贈呈式


行ってきました、贈呈式!

華やかな会場では、すでに審査員の先生方も揃っておられました。

なんと私の席は白川英樹先生の隣!

席につくと、理科ハウスを審査してくださった関係者の方々が次々にお祝いの言葉をかけてくださいました。


式が始まると5人の受賞者へクリスタルオーナメントが贈られました。




そして審査員による総評とそれぞれの受賞者が選ばれた理由などのお話がありました。

理科ハウスについて話してくださったのは白川先生でした。



「理科ハウスに行ったら、入り口から帰るまで驚きの連続でした」と言っていただきました。



理科ハウスにとっては本当に晴れの舞台となりました。

いままで理科ハウスにかかわってくださったすべての方にお礼が言いたいです。

本当にありがとうございました!

日本科学技術ジャーナリスト会議の皆様、心より感謝申し上げます。

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年5月13日(日) (NO.831)


小6以上対象 DNAの謎にせまる


DNAって何?

デオキシリボ核酸。

とても言いにくいですね。

生きものがみんな持っているDNAについてちょっと知ってみる2時間でした。


まずは自分の細胞を見るところから。

丸い核がはっきり見えました!

次はDNAを取り出す実験。

バナナ班とブロッコリー班に分かれて行いました。

ブロッコリー斑はやや苦戦しましたが、時間が経つと見えるようになっていました。


その次にはDNAストラップ作り。

これを作るには4つの塩基(アデニン、グアニン、シトシン、チミン)の並び方の特徴を知っていなければなりません。

ここがDNAのキモ。

小さなビーズをつなぎ合わせて完成!

2本のひもで作るDNAストラップも作りました。

今話題の環境DNAについても話したところ、興味を持った中学生もいました。


先日の「電気回路工作」のときもそうでしたが、

少人数&学年限定で行うワークショップは、参加者にていねいに対応できるので、これからも計画していこうと思っています。

これやって!などのリクエストがあればぜひ教えてください。

理科ハウス 森裕美子


エタノールを注いで静かに待つと、みごとにDNAが姿を現しました!

塩基配列をちゃんと合わせて、右らせんにして、素敵なストラップができました!

---------------------------------------------------------------------------------

2018年5月6日(日) (NO.830)


小4対象 電気の回路工作


小学4年生対象で「電気の回路工作」のワークショップを行いました。

参加者をあえて少人数にして、ゆったりと楽しみました。


LEDと乾電池、導線だけを使った最も簡単な回路を作ります。

組み立てるとクイズロボットができあがり、クイズに正解するとLEDが光るしくみ。

クイズは紙に書いて差し込む方式なのでいろいろ変えることができます。

これは実験名人の科学家楽狂こと村田直之さんから教えてもらったものを、理科ハウス風にアレンジしたものです。


4年生ならきっと簡単かな、と思いきや・・・

「忘れちゃったー」

「豆電球じゃないからわかんない」

「(導線の被膜が) はがれないよー」と苦戦の連続!

うっかりショート回路を作ってしまい「アチチ」となってしまったり。

まだまだ回路には慣れていない様子。


理科ハウスの体験展示でもショート回路を作ってしまうケースが多発します。

電池の取り扱いにはくれぐれも注意したいものです。


それでもなんとか素敵なロボットが完成しました。

クイズもそれぞれが工夫して考えました。

きっとお家の人をびっくりさせることができたと思います。

理科ハウス 森裕美子

「どうやるんだっけ???」 基本的なところこそていねいに

---------------------------------------------------------------------------------

2018年5月3日(木) (NO.829)


大学生から小学生へ


今春、志望大学(学部は海洋生命系)に入学したMちゃんがやってきました。

大学での授業の様子を報告しにきてくれたのです。

海洋系は、もともと釣りが好きな学生が多いとか、実験が厳しいとか、男子が圧倒的に多いとか・・・。

とーっても楽しそうな大学生活です。


それをそばでじっと聞いていた小5のSくん。

どんな大学なの? その大学にいくためにはどの高校に行けばいいの?と興味津々の様子。

実はSくんは、魚に詳しい釣り少年なんです。


Mちゃんが海の生きものに興味をもったのが小3ぐらいだというから、Sくんが昔の自分のように思えたのでしょう、

これからの勉強方法やチャンスのつかみ方などをアドバイスしていました。

「夢はかなうよ! 生物はもちろんだけど、数学も化学も捨てないで勉強してね」とMちゃん。

Sくんは、まるで水を注入されたようにシャキン!と胸をはり、目を輝かせました。


かつてMちゃんも、理科ハウスでたくさんの研究者や先生方と出会い、同じような言葉をかけてもらっていたなあ。

こうやって目の前でつながっていくのを見て、

理科ハウスは「科学館」だけど、それに加えて、(しかるべきときにしかるべき人に)出会う場所に進化しているのかも・・・と思いました。

これも10年続けてきて実感できる、とてもうれしいことのひとつです。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年4月25日(水) (NO.828)


科学ジャーナリスト賞特別賞を受賞!


日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)が毎年選んでいる「科学ジャーナリスト賞」の発表が、本日ありました。

なんと、理科ハウス特別賞に選ばれました!


受賞理由は

『「身近な科学館」を目指した設立趣旨と地域コミュニティから親しまれている活動ぶりが総合的に評価された』とのこと。

5月10日に贈呈式がプレスセンタービルで行われることになっています。


他に受賞されるのは次の通りです。

科学ジャーナリスト大賞

 新聞報道:信濃毎日新聞社の「つながりなおす 依存症社会」という連載

科学ジャーナリスト賞 3件

 書籍:「おクジラさま ふたつの正義の物語」(集英社)

 書籍:「我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な『人類』たち」(講談社)

 映像: NHKの番組クローズアップ現代+「中国“再エネ”が日本を飲み込む!?」

理科ハウスは5月16日に10周年を迎えます。

この記念すべき節目の年にこんな素敵な評価をいただけることになって本当にうれしいです。

これを励みにさらなる目標に向かって進んでいきたいと思います。

皆様に引き続き応援していただけますよう、よろしくお願いいたします。

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年4月21日(土) (NO.827)


食虫植物花盛り


理科ハウスでひそかな人気ものになっているのが「食虫植物」。

ムシトリスミレやハエトリグサ、サラセニアなどを昨年の夏から育てているのですが、冬を無事に乗り越え、この4月になって次々と花をつけはじめました。

そのなんと可憐なことか!

虫食いのイメージとは真逆のかわいらしさです。


こんなに元気に成長したのは、よく理科ハウスにきてくださるKさんのおかげ。

Kさんは、とても食虫植物に詳しく、手入れや冬越しの仕方などを指導してくださったのです。


理科ハウスではどうしてもみんなが触っちゃうので

植物にとってはストレスの多い環境なのですが、

もともと栄養が少ない土地に生育している植物だからか、けっこうがんばってくれています。


食虫植物は観察すればするほど、ヘンなしくみがいっぱい。

たとえば花は本来、虫たちに受粉を助けてもらうために咲きますが、

食虫植物の場合は、受粉に来た虫をうっかり捕まえないように、捕虫器官から離れたところに咲かせているところとか。

おもしろいですね!


そして、とうとうサラセニア(筒状の葉に虫を誘ってとらえるタイプ)のつぼみができました。

もう2、3日で開くでしょう。どんな花が咲くかとても楽しみ!

どうぞ見にきてくださいね。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年4月13日(金) (NO.826)


昼と夜展 見たことあるかなアンケート集計結果発表!


プラネタリウムは夜の観察。じゃあ、昼の観察もやっちゃお!

てなノリで企画した「昼と夜展」。

24時間ふしぎだらけということで、内容盛りだくさんの企画展になりました。


その中でみなさんに伺ったのが「見たことあるかな?アンケート」。

このアンケートの、左半分は普段起きているんだけど意識しなければ出会えない現象、

右半分は、自分から調べて見に行かなければ出会えない現象です。

その集計結果を発表いたします!(サンプル数176 来館者の一部に伺いました)


1位 ひこうき雲 168

2位 虹 165

3位 雷 160

4位 霜柱 155

5位 にゅうどう雲 145

6位 朝日 138

7位 うろこ雲 128

8位 月食 124

9位 流れ星  121

10位 日食 120

11位 上弦の月 115

12位 すじ雲 113

13位 下弦の月 111

14位 蜃気楼 53

15位 ISS 51

16位 彩雲 36

17位 ダイヤモンド富士 30

18位 竜巻 15

19位 オーロラ 9

20位 パール富士 8


予想通り、ひこうき雲が堂々の1位!

そして、すじ雲、うろこ雲、にゅうどう雲は、比較的区別しやすい雲ですが、「どんな雲かわからない」という人がかなりいました。

目にはしているけど、雲の名前までは意識して見ていないということでしょうか。


月食は、1月31日に皆既月食があったばかりなので、多くの方が見ていました。

それ以上に見る機会が多いはずなのに、〇がつかないのが「上弦の月」と「下弦の月」。

その理由は、上弦か下弦か見分けがつかないということでした。


普段起きているんだけど、意識していないと出会えない現象のうち、一番〇がつかなかったのが「彩雲」(16位)でした。

そして、一度でいいから見てみたい現象のトップも「彩雲」でした。

気象予報士の山本由佳さんによれば、

彩雲は太陽の近くの雲にでるので、慣れてくると見れますよ、とのこと。

画像で見る彩雲は、色調整してあるのもあってかなりカラフルですが、実際に見る彩雲は薄いです。


そして、たった168人分の8人しか見ていないレアな現象は、なんと「パール富士」でした。

10位は、外国に行かなければ見れない「オーロラ」かと予想していたので、びっくりです。

オーロラツアーに行ったのではなく、たまたま飛行機から見たという人が何人かいらっしゃったのです。

ヨーロッパと日本を結ぶ直行便だと北極圏を通るので(しかも雲の上を飛ぶので)、オーロラが見える可能性が高いんだそうです。


ダイヤモンド富士やパール富士は確かに、決まった範囲の決まった時期、そして天気が良くないと見れない現象なので、ハードルが高いですね。

その両方を「見た」人は、静岡県出身の方でした!さすがです!


今回のアンケートでわかったこと。

子どもはまだ体験が少ないので、〇をたくさんつけることができません。

でも、キャンプや旅行にでかける機会の多い家庭では、子どももたくさんの現象を見ていました。

「虹をみたのはどこだっけ?」「八ヶ岳に行ったときだよ」などと思い出にひたりながら、アンケートに〇をしている親子の姿、とてもほほえましかったです。


昼と夜展では、アンケートを見ながら、

ひとりひとりの体験に合わせて、ISSやダイヤモンド&パール富士の見方を紹介したり、彩雲、虹、竜巻、雲、雷、オーロラ、台風などの実験をしたりしました。

私たちもみなさんの体験を聞くことで、多くの事例を知ることになり、気象現象に関する理解が深まりました。

引き続き、みなさんの「ほんもの見たよ」体験談をきかせてください。

「〇〇映え」の画像も大歓迎!

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年4月9日(月) (NO.825)


2018年プラネタリウム終了


今年のプラネタリウムもたくさんの方に見ていただくことができました。

毎週、テーマを替えてお話をしたのですが、

今年は時事ニュースをできるだけ取り入れてみました。


チバニアンと北極星の関係

今年の夏に火星が大接近

90億光年先の星が見つかったニュース、などなど。


国立天文台が無料で提供しているアプリMITAKAも大活躍しました。

プラネタリウムにはまって全部のお話を聞いてくれたご家族もありました。

ドームの中が熱気で暑くなることもありました。

全員が寝っ転がって見たときもありました。

いよいよドームを解体する日がやってきました。

なんかちょっと寂しい。


いやいや、春に向けて新しい展示をがんばるぞ!

楽しみにしていてください。

理科ハウス 森裕美子

          座布団のあるプラネタリウム。世界でここだけ!

---------------------------------------------------------------------------------

2018年4月3日(火) (NO.824)


ほんもののオーロラ体験談


春休みで理科ハウスは毎日が日曜日のようなにぎわいです。

そんなさなか、どういうわけか静かな日が一日ありました。


その日に訪れた方は、はるばる島根県からいらっしゃった出雲科学館早川由紀子さん

いつものように「見たことあるかなアンケート」(日記No.817)に記入していただいたところ、

オーロラ」の項目に〇印がついているではありませんか!

これまでのアンケートでオーロラに〇をするのは、めったにいないので、

すかさず「えっ!どちらでご覧になったんですか?」と伺いました。

「実は私、南極観測隊員だったんです」と早川さん。

「えーっ、すごーい!すごすぎる・・・」


「やっててよかった〇〇式」じゃないけど、「やっててよかった昼と夜展」。

とうとう超レアな体験をした人が現れました!


早川さんは、南極での生活のこと、気象のこと、体の変化のことなど、興味深いお話をたくさんしてくれました。

はじめて耳にするエピソードの数々! 直接聞けるって、なんて楽しいんでしょう。


「オーロラ実験」のときには、ドームの中で南極で見たオーロラのお話をしてくださいました。

人間の目は薄暗いところでは色の識別がし難いので、肉眼では白っぽく見えてしまうそうです。

そうだったんだ!

早川さんは、南極だけでなくミクロネシア連邦周辺まで海洋観測船に乗船したことがあるとのことで、低緯度地域で見た変わった形の虹の話も聞くことができました。

北半球にある日本からでは、自然現象のほんの一部しか観察できないんだ! ということが、よーくわかりました。


たまたま居合わせた方は、貴重な話を聞けてラッキーでしたね。

早川さんのおかげで、地球をぐるっと回ったような気分です。

どうぞ、これからもたくさんの方にこの貴重な体験を伝えてください。

本当にありがとうございました!

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年3月29日(木) (NO.823)


進学&就職おめでとう!


「〇〇中学に合格しました!」

「〇〇高校に行くことになったよ!」

受験を乗り越えた子たちが次々と報告に来てくれます。

「試験中に、理科ハウスでやった実験を思い出したんです」という中学生、嬉しいですね。

中には「理科ハウスに展示してある〇〇が問題にでたよ!」なんていびっくりするような報告も!


小学生や中学生だけではありません。

推薦で大学が決まった高校生や、就職先を報告に来てくれる大学生も、いい笑顔で報告に来てくれます。


理科ハウスが生まれて10年。

みなさんの成長とともに、理科ハウスをやってこられたことに感動を覚えます。

部活で忙しいとき、受験で不安なとき、その都度理科ハウスに立ち寄っておしゃべりしにきてくれたMちゃん。

就活で悩みながら、自分の夢を語ってくれたKさん。

心のよりどころとして、理科ハウスがお役にたてたなら、こんなうれしいことはありません。

新しいステージに進んでも、理科ハウスに遊びにきてくださいね。

そして、今度はみなさんが学んだことを、私たちに教えてください。

みんな、おめでとう!

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年3月25日(日) (NO.822)


かわいじゅんこさん スペシャルトーク 2回目


今日はかわいじゅんこさんのスペシャルトーク二日目です。

前回に続き、2回目も満席です。

初めてドームに入る人は、入り口にまずびっくり。

「えー!? ここから入るのー?」

入り口は机の下をくぐるのです。

ドームに入ってしまえばそこは別世界。

満天の星の下で、かわいさんが星の見方を教えてくれます。

会話を楽しみながらのライブ解説はやっぱりいいよねー。


かわいさんは、たったひとりのプラネタリウムプランナー

ひとりでも多くの人に星を見てもらおうと、どこにでも出かけて行って星の見方を紹介しています。

移動式のプラネタリウムはもちろん、望遠鏡の作り方を教えてくれたり、

お食事しながら本物の星を見る会を催したり、

星にまつわるブックトークをやったりとアイデア盛りだくさん。

もっともっと星を見たいよーという人は、ぜひぜひかわいじゅんこさんのフェィスブックやウェブサイト「宙(そら)の学校」をチェックしておくといいよー。

じゅんこさん、二日間ありがとうございました!

また、来てねー。

理科ハウス 森裕美子

 トークが終わったあとも、かわいさんを囲んで星談義でもりあがるの図

---------------------------------------------------------------------------------

2018年3月24日(土) (NO.821)


サイエンスレクチャー「ソラノミカタ」 by 気象予報士 山本由佳さん


見てください! この雲空!


雲の観察会は、2017年11月5日の「空の学校」で行う予定だったのですが、

あいにく、当日はどピーカン

そこでリベンジ企画したのが今回のサイエンスレクチャー「ソラノミカタ」です。


案内役は、気象予報士の山本由佳さん

山本さんは気象と防災についての活動を行っている(一社)日本気象予報士会サニーエンジェルスの代表でもあります。


さっそく山本さんといっしょに近くの公園に行き、360度ぐるりと見渡せる丘にのぼって空を見上げると、

この日にあわせたかのように、いろいろな雲が姿を現してくれました。

巻雲、積雲、巻層雲・・・そして遠くの方には雄大積雲も!

あの雲の下では雨が降っているのかな?

そこで、スマホを取り出し「雨雲レーダー」を見て見ると、千葉沖にバッチリ雨雲が!

雲ってけっこう遠くまで見えているんですね。びっくり!


頻繁に上空を飛び交う飛行機。


飛行機雲が出ているのと


出ていないのがある!

これはいったいどういうわけ?

飛行機が飛んでいるところの湿度が高いと雲ができやすく、乾燥しているとできないんですよ、と山本さん。

これまで平面的にしか見えていなかった空が、だんだん立体的に見えてきました。

雲の動きから、上空の風の流れもわかりますね。


丘には日時計が設置されています。

「しんちょうにあわせてじかんがわかるよ」とかいてあります。



自分の身長の書いてある場所に立てば、影の先が現在の時刻をさしてくれるはず...。

あれれ? 立つ場所によって時間が変わっちゃう。

どうすれば、ちゃんとした日時計になるのかをみんなで考えました。

みなさんの学校にもし日時計があったらあっているかどうか一度調べてみるといいですよ。


理科ハウスに戻り、今見た空を天気図や衛星画像で確かめました。

上空の大気の状態を記録した「エマグラム」という図を見ると、下層に湿ったところ、上層に乾燥したところがありました。

なるほど! 飛行機が飛んだ高度が違っていたんですね。なっとくです。


天気図では、関東地域は高気圧に覆われているのに、雲がたくさんでているわけは・・・

山本さんが「お天気お姉さん」のように解説してくれました。

かっこいいなあ!


さて、いよいよ雪の結晶づくりです。

雪の結晶と言えば中谷宇吉郎先生。

中谷先生は、雪が地上にたどりつくまでの水蒸気と気温の変化と結晶の形との関係を、人工雪の実験で確かめたことで有名です。

その人工雪をペットボトルの中で作ってみました。

湿度高め、温度高め、さてどんな結晶ができるでしょうか。

おお、ちゃんと枝がのびて樹枝状の結晶ができました。理論通りです!


3チームのうち、1チームは1㎝も枝を伸ばすことができました。すごーい!

さて、たあとのおやつは、やっぱりコレ。


雪〇だいふく」です。


ダイヤモンドダスト彩雲を作る実験も行いました。

うわーっ!キレイ」 テンションあがりまくりです。



レクチャーの様子をJCOM湘南が取材をしてくれました。

放送は、28日からのデイリーニュースの中で放送されるそうです。

山本由佳さん、空の見方&楽しみ方を教えてくださり、ありがとうございました。


明日はどんな雲が見れるかな? 

みなさんも理科ハウスの「もくもくカレンダー」に雲シールを貼ってみてください。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年3月22日(木) (NO.820)


星のお兄さん登場!


昨日は、朝から降っていた雨が雪に変わり、桜が咲いているにもかかわらずすっかり寒い一日になってしまいました。

そんな中、突然現れたのが星のお兄さん河野さんです!


河野さんは専門が電波天文学で、4年前理科ハウスで学芸員実習を行った、いわば理科ハウスの卒業生。

その後も、野辺山天文台やチリのアルマ望遠鏡などで研究を重ねてきました。


みなさん、やったことあるかな?「星の一生絵巻物」!

これは、実習時代の河野さんの作品なんですよ。

今や理科ハウスの宝物です。


早速、河野さんにもプラネタリウムドームに入ってもらい、現在携わっている研究(FUJINプロジェクト)のお話をしてもらいました。

「どんな研究をやってるんですか」

「天の川の中の星が生まれるところを研究しています」

「星雲がじゃまになって見えないんじゃないですか」

「それが電波望遠鏡なら見ることができます。難しいのは距離を測ることです」

研究している電波望遠鏡のことや、超新星爆発の現象について、次々と質問に答えてくれました。

野辺山天文台で行われている「FUJINプロジェクト」は、こちら


悪天候の中、来館してくださった方は本当にラッキーでしたね!

「理科ハウスって天気の悪いときに、おもしろいことが起きるんだね」と、

雪の中、足を運んでくださった来館者。

そうなんですよ! いつ何が起きるかわからないのが理科ハウス。


実習生のみなさんも、時間があったら遊びにきてね。

「おかえり~!」と待ってますよ。

理科ハウス 森裕美子 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年3月21日(水) (NO.819)


卒業おめでとう!


昨日は逗子市内の市立小学校の卒業式の日でした。

こんな日は子どもたちやご家族もお別れ会とかで忙しいだろうなあ...と思っていました。

ところが、卒業生がぞろぞろやってきました!

一生に一度の大事な日に、みんなで集まって理科ハウスで過ごすなんて、なんて素敵なんでしょう。

うれしくなって、卒業祝いに「光るオーロラの実験」をやっちゃいました!

電子レンジの中で、鮮やかに輝く光が、みんなの笑顔を照らし出しました。

みんな卒業おめでとう!

理科はこれからもっとおもしろくなるよ。

中学になっても遊びに来てね。

待ってるよー。

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年3月18日(日) (NO.818)


かわいじゅんこさん スペシャル星空トーク


今年も、「宙の学校校長・プラネタリウムプランナー」のかわいじゅんこさんが理科ハウスにやってきました!


普段のプラネタリウムは、高学年以上を対象にしているのですが、

今日は特別に小さいお子さんもドームに入れるとあって、たくさんの親子が訪れました。

「真っ暗になるよ~。3,2,1、ハイ目をあけて~」

「わあーっ!」

歓喜の声がドームに響き渡ります。

投影機の他にも星座のスライドも使って、楽しい映像のオンパレード。

クイズも織り交ぜて、子どもたちの興味をぐんぐんひきつけて飽きさせないところは、さすが「宙の学校校長」です!

なんといっても、かわいさんと子どもたちのやりとりがめちゃめちゃ楽しい!

こんなふうに解説者に直接話しかけられるプラネタリウムは、小さいドームだからこそ。


小さいお子さん向けのプラネタリウムはあと25日(日)のみ。

すでに予約で満席ですが、空席がでたときは当日でも参加できますから、

遠慮なくお問合せください。

大人向けのお話もしてくださいます。

かわいじゅんこさん、ありがとうございました!

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年3月15日(木) (NO.817)


みたことあるかなアンケート


『昼と夜展』、折り返し地点を過ぎました。

来館した方に次のようなアンケートをとっています。


「虹、どこでみたんですか?」 「この間の月食、見ましたよ!」などなど

情報交換の場になって、とても楽しいです。

テレビや図鑑で見たことはあっても、それは体験にはなりません。

やはり自分の目で見てこそ、人に語れるものとなります。


プラネタリウムも同様。

仮想の星空で位置を確認したあとは、実際の空を見上げてほしいですね。


このアンケートの、左半分は普段起きているんだけど意識しなければ出会えない現象、

右半分は、自分から調べて見に行かなければ出会えない現象です。

〇をつけたあとで、ご自身が普段どのぐらい自然を意識しているかがわかります。


〇が少なくても大丈夫!

むしろ、見たいものがはっきりして人生の楽しみが増えるから!


このリストにのっていないレアな現象を見た方、ぜひ体験談も聞かせてください。

このアンケートは企画展終了後に集計するつもりです。

さて、みたことあるある1位はなんでしょうか。お楽しみに。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年3月6日(火) (NO.816)


だれかに話したくなる体験


またまたプラネタリウムの話題です。

今週のテーマは「太陽から見た月の動き」です。

内容はいろいろなネタを用意しているのですが時間の関係で、なかなか全部はお伝えすることができていません。

どうすればもっと伝えられるのかなあとか悩んでいたときです。

Tさんから「パール富士をいっしょに観ませんか」と誘っていただいたのです。

3日の早朝の6時40分頃。

富士山の上に沈みかけの満月がちょこんとのっかりました。

どんどん沈んであっというまに月は見えなくなってしまいました。

これこれ! やっぱり本物を見るっていうのはいいですね。

がぜん話をする元気がわきました。

パール富士を見たエピソードも入れて。

4月になったら沈む前の太陽が富士山の上にのっかる、ダイヤモンド富士も見られるそうですよ。

あなたも誰かといっしょに見に行ってみませんか。

理科ハウス 森裕美子

このあと、月は富士山の真上にのりました

---------------------------------------------------------------------------------

2018年2月27日(火) (NO.815)


昼と夜展 消しゴムはんこ


理科ハウス名物になりつつある「企画展消しゴムはんこ」。

今回も、消しゴムはんこ作家のK氏より「昼と夜展はんこ」が届きました。

ひとつは、昼と夜のデザイン。もうひとつは、プラネタリウム。

さらに、天気図です。

なにがすごいって、色を変えたり、グラデーションをつけたりすると、オリジナルの版が押せること!

(上)地図と等圧線の重ね押しで、冬型の天気図。

(左下)夜と昼を色を変えてポン!

(右下)プラネタリウムには、ホワイトで星座も書き込めます!

ぜひご来館記念にノートや手帳にポンポン押していってください。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年2月26日(月) (NO.814)


霜柱をつくろう!


今年は冷え込む日が多く、例年よりも霜柱をよく見かけました。

見つけると、思わずバリバリと踏んでしまいたくなりますね。

でもよく観察すると、霜柱ができている地面とできていない地面があります。

何が違うのでしょうか。

この謎を解明すべく、霜柱実験をしてみました。

これらの土の中で、霜柱ができたものはどれでしょう。


霜柱はどんなところにできていたか思い出してもらって、みなさんに予想してもらっています。


土曜日と日曜日には、霜柱をつくるワークショップも行っています。

カップの中に土を入れ、水を入れて冷凍庫に1時間入れておきます。

入れる土の種類と水の量を調整するのがポイント。

これまで6人挑戦して、霜柱がちゃんとできたのは1人だけ。

霜柱ってとても繊細なんです。

土日の13:30ごろからやっていますので、やりたい人は早めにきてくださいね。

先着4名までです。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年2月25日(日) (NO.813)


見上げれば不思議がいっぱい


みなさんは明日の天気が気になりますか?

空を見上げることはありますか。

夕日や虹を見たり写真にとったりするこはあっても、「その現象がどうして起こるのか」については、あまり気にしないのではないでしょうか。

理科ハウスの「みんなのぎもん」でも、気象に関する質問は「宇宙」や「生物」に比べて多くはありません。

むしろ少ない方でした。

でも、「雲の観察」を初めてから、気象に関する質問がぐーんと増えたのです。

それは、みなさんが「意識して」空を見上げるようになったから。


「そういえば、今日の雲は昨日とちがう」

「さっきまで見えていた雲はどこにいったの!」

「飛行機雲にもいろいろなものがある!」

など、あふれるように疑問がわいてきます。


『昼と夜展』 昼部門では、みなさんのそんな気づきに応えようと

実験をしながら、その現象がどうしておこるのかを紹介しています。

1回では全部を実験しきれません。

何回でも足を運んでいただきたいと思います。

対象は小5以上です(内容は中学理科以上です)。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年2月24日(土) (NO.812)

昼と夜展


今月からスタートした「昼と夜展」

「24時間不思議だらけ」をコンセプトに、昼部門は「気象」を、夜部門は「天文」をテーマにした企画展を行っています。


「昼」の会場の2階には、空気、雲、光、水、雨、太陽、風、雷、気圧、台風、竜巻の11の自然現象を扱った体験展示がずらりと並んでいます。


「どうして台風は左回転なのかな?」「雲は何でできているんだろう?」と思ったら、遠慮なく声をかけてくださいね。

その一言から、実験が始まります。

3月24日には、気象予報士の山本由佳さんといっしょに雲の観察会を行います。

明日から申し込みを開始しますので、ぜひご参加ください。


そして夜部門は、もちろん「プラネタリウム」です!

星の解説は毎週テーマを替えてお話しています。

明日からは「星座のかたち」についてお話します。

プラネタリウムのお話が終わった後にも、残っていろいろ質問してくださる方がいるのがとてもうれしいです。

みんながどんなことを疑問に思っているのかすごく知りたいです。

3月18日と25日にはゲストスピーカーとして、かわいじゅんこさんが来てくれますよ。

残席わずかなので、まだ申し込みをしていない人はお早めにどうぞ。

理科ハウス 森裕美子 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年2月12日(日) (NO.811)


古在先生と板倉先生を偲んで


今日の朝日新聞に載っていた訃報に目が釘付けになってしまいました。

古在由秀先生(天文学者、初代天文台台長)が5日に亡くなられていたとは。

7日には板倉聖宜先生(教育学者、仮説実験授業を提唱)が亡くなられて寂しい気持ちになっていたのに。


古在先生は2014年1月19日に理科ハウスに来られました。

平成基礎科学財団の審査員として現地調査のためお忍びでいらしたのです。

私はちょうど難病治療のため入院中でしたが、

病院から外出許可をもらって、理科ハウスに戻り先生を待ちました。

古在先生は気さくにお話してくださって、

理科ハウスでの科学コミュニケーションをとても楽しんでくださいました。

有名な科学者達の写真パネルを使って子どもたちと話していたところに、

先生がホーキングの写真を指差して、「この人には会ったことがあるよ」と言ったので、みんなでびっくり仰天!!

思わず先生の正体がばれるところでした。

他にも子どもたちと一緒に実験を楽しんでくださいました。

小柴賞の二次審査を通過できたのは、古在先生のおかげに違いありません。

帰られた後に、古在先生が世界的に超有名な方と知って山浦と二人で冷や汗をかきました。

2014年の小柴賞の当日には古在先生にお会いすることができず、お礼を言えないままでいました。

昨年の春には平成基礎科学財団が解散されるとの話を聞いて、

これはお目にかかれる最後のチャンスかもと思い、古在先生に会いにいきました。

そのときは車椅子には乗っておられたもののお元気なご様子でした。

亡くなられたと知って残念な気持ちでいっぱいです。


板倉先生は理科教育ではとても知られた方です。

私も何度かお会いしたことがあります。

はじめてお会いしたのはもう20年以上前です。仮説社に行きました。

石原純の『子供の実験室』を再販することについて先生の意見を伺いたかったのです。

お忙しい中たくさんのことを教えていただきました。

板倉先生から影響を受けた人の数は計り知れないくらいです。


おふたりともたくさんの本を書いておられます。

理科ハウスにもたくさん置いてあるのでぜひ見に来てください。

おふたりのご冥福をお祈りいたします。

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年2月4日(日) (NO.810)


持ち込み実験大歓迎!


「昼と夜展」はじまりましたー!

24時間ふしぎだらけ、ということで、昼は気象、夜は天体をどっぷり楽しむ企画が満載です。

プラネタリウムを毎年楽しみにしてくださっているご家族も来てくれて、

うれしい開幕となりました。


そんな中、材料持参で実験をしている中学生ひとり。

中学生「重しになるもの貸してください」。

館長「何の実験するん?」

中「ボタン電池で肉が融けるって聞いたから、やってみようと思って」

館「ほー」

中「ほら、もう融けてますよ。

肉は泡を出して暗緑色に変色していました。


幼い子どもがボタン電池をまちがって飲み込んだら大変なことになる。

小さなお子さんのいるご家庭ではご注意を!

「YouTubeで見た」とのことですが、実際に自分でやってみようとする姿に感心しました。


企画展でも、たくさんの実験を用意しています。

あなたの手で実験してあなたの目で確かめて納得してください!

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年1月28日(月) (NO.809)


皆既月食を観よう!


次の企画展「昼と夜展」に向けて準備に追われています。

今月の31日の夜に皆既月食があるのは、ニュースなどで聞いてご存知かと思います。

見どころは部分月食の時に月の上にかかる影の形と大きさです。

そしてもうひとつ、皆既月食になったときの月の色です。

よ~く見てくださいね。

2月3日から始まるプラネタリウムでは週毎にテーマを決めてお話しています。

最初のお話のテーマはもちろん「日食と月食」です。

みなさんの皆既月食ウォッチングの報告を楽しみにしていますよー。

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年1月21日(日) (NO.808)


サイエンスレクチャー 量子論超入門「光子の裁判を読み解きながら」

by 山本明利先生


今日のレクチャーには宿題がついていました。

朝永振一郎先生の『光子の裁判』を読んでくること。


ほとんどの参加者がこれを読んできていたのには、宿題を出した山本先生もびっくり!

逗子の図書館にはこの話が載っている本は何冊かあったはずですが、

すべて貸出中で、朝永先生がにわかブームになっていたようです。


山本先生の講義は『光子の裁判』の復習から。

みんな同じものを読んできているにもかかわらず、

「へえー、そういう意味だったのかー」という声があちこちからあがりました。

途中でナイスな質問、「光はまっすぐ進んでるんじゃないんでしょうか?」 に

は、「マクロではまっすぐに見えますが、ミクロの世界ではそうではない」との回答。

裁判の判決も気になります。


『光子の裁判』はたとえ話なんだけど、山本先生はこれを実際に実験で見せてくれました。

シングルスリットとダブルスリットの実験です。

各自、自分の髪の毛を抜いてスリットの間に張り渡し、ダブルスリットの完成です。

確かにすごーい細いスリットを通ってきたのに、光が横にビローンと伸びてる。

しかも縞々。

他にもいくつかの実験を見せてくれた先生。

手際の良さがすごくて、長年物理の授業をしてこられた技に魅せられました。

実際の生活の中にもよーく観察すると、量子の世界を垣間見ることができるよ、という先生のメッセージがちゃんと伝わりました。

質問しにくいテーマだったのにもかかわらず次々と出る参加者からの疑問。

関心の高さの表れでした。

山本先生、本当にありがとうございました。


今回のおやつは、シュレーディンガーの猫

袋を開けるまでは、中の猫が生きているのか死んでいるのかわかりません。

袋を開けると、どちらか決まってしまいます。

実はウラオモテになって「重ね合わせ」てあるんです!

今回もベイビーズブレスさんの力作です!

こちらは、量子論の父 プランクと「りょうし」の消しゴムはんこ。Kさんの作品です。

みんな参加記念にいろんなところに押していきました。

ベイビーズブレスさん、Kさん、素晴らしい作品をありがとうございました。

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年1月15日(月) (NO.807)


後藤道夫先生 安らかに


たくさんいただいたお正月の便りの中に悲しい知らせがありました。

昨年12月22日に後藤道夫先生が亡くなられたと。

後藤先生からは毎年年賀状をいただいていたのです。


理科実験を長くやっている人なら後藤先生のことを知らない人はいないほど有名な先生です。

『子どもにウケる科学手品77』(講談社)の著者であり、青少年の科学の祭典を始められた方です。

理科ハウスによく来ていた人なら、一階に共振ブランコがあったのを覚えているでしょうか。

あの共振ブランコは後藤先生が橋本静代先生といっしょに考案されたものです。


私達は、2008年に理科ハウスを始める前にあちこちの科学館をめぐりましたが、

そのうちのひとつに、飯田市にある「かざこし子どもの森公園」がありました。

飯田市は後藤先生の故郷で、先生はこの公園内の多目的館で「理科実験ミュージアム」を立ち上げておられました。

私達が行った時には、大きなドラム缶をつぶす実験を見せてもらいました。

すごい迫力でした。

館内にはいろいろな実験道具がケースごとにまとめられていて、スタッフの方がすぐにできるようになっていました。

後藤先生の熱意に触れることができて、気持ちが高ぶった記憶があります。


長く科学教育に尽力されてこられ、多くの方に影響を与えてくださいました。

理科ハウスを見ていただくことはできなかったのですが、きっとどこかから見ていてくださるでしょう。

ご冥福をお祈りいたします。

理科ハウス 森裕美子

---------------------------------------------------------------------------------

2018年1月13日(土) (NO.806)


楽しい野鳥観察


理科ハウスのすぐ近くにある「池子の森自然公園」。

理科ハウスでは2016年3月の開園以来、ずっと野鳥観察を続け、

池子の森自然情報コーナーで、「毎週、どこでどんな鳥が見られたか」のデータを公開しています。

冬は木々の葉が落葉し、枝の間を行き来する野鳥の姿が見やすくなるので、野鳥観察におすすめの時期。

先日もカラスザンショウの高い枝で、メジロやシジュウカラが、実をついばんでいるところを見ることができました。


野鳥観察のときに気を付けているのは、近づきすぎないこと。

池子の森には7つの谷戸があり、どの谷戸でも野鳥がにぎやかに歌っているのですが、

ズカズカと足を踏み入れると、鳥は人間の存在に気づき、さっと逃げていってしまうのです。

谷戸に入る前に、一度立ち止まって様子を伺ってみましょう。

野鳥に出会うためには、野生の生きものの住処におじゃまする感覚を持ちたいもの。

とくに池子の森の野鳥は、人慣れしていなくてとても臆病です。

「近づきすぎず」のルールを守れば、野鳥は本来の自然の姿を見せてくれるはず。


いつも理科ハウスにたくさんの自然情報を寄せてくれる田中和徳さんから、早速素晴らしい画像をご提供いただきました。

テーマは「痕跡」。

生きものの息吹が感じられる田中さんならではのショット。

ぜひ見にきてください。

自然観察が何倍も楽しくなりますよ!

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年1月8日(月) (NO.805)


2018年 初日を迎えて


いよいよ2018年が始まりました。

今年で、理科ハウスは11年目に突入します。

仕切り直しの年になるでしょう。

より充実した科学館活動を行っていきますので、よろしくお願いいたします


さて、初日は1月7日でした。

お正月らしい科学遊びを新しく作って、2018年初めてのご来館をお待ちしていました。

なんと、1時間ほどで理科ハウスは満員御礼!

ありがとうございます!


お帰りの際に「あー、楽しかった」と言ってくださる方がいらして、今年もいい年になりそうな予感!


8日は月曜日でしたが、祝日だったので思い切って開館しちゃいました。

両日とも別メニューで実験ショーも行い、にぎやかな2018年のスタートとなりました。

理科ハウス 山浦安曇

---------------------------------------------------------------------------------

2018年1月1日(月) (NO.804)


あけましておめでとうございます


    著作権とリンクについて